dunpoo @Wiki ■政局06Ⅱ

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政界にも衝撃…自民苦しい釈明、野党は責任追及へ [読売]

 ライブドアの堀江貴文社長の逮捕は、政界にも大きな衝撃を与えた。自民党は昨年9月の衆院選で堀江社長を支援しただけに、歯切れの悪い反応が目立った。野党は自民党の道義的責任を追及する姿勢を見せた。

 自民党の武部幹事長は23日夜、「容疑が事実であれば、自由経済の根幹を揺るがしかねない重大な事件であり、市場と投資家を欺いた罪は大きい。新時代の経営者として期待していただけに残念だが、捜査当局には厳正な捜査を望みたい」とのコメントを発表した。

 自民党内には、堀江社長を衆院選で支援したことに対する批判もくすぶっている。伊吹文明・元労相(伊吹派会長)は記者団に対し、「堀江社長は結果を追求する余り、プロセスを無視したのだから、司直の手に任さないといけない。自民党も、そういう流れに首をかしげなかったのは反省しないといけない」と述べた。

 加藤紘一・元幹事長も「(武部幹事長は)応援したのは事実だから、判断を間違えたと率直に認めた方がいい。小泉内閣の経済、財政の中心にいた竹中総務相が深くつき合っていた人が逮捕された意味は、国際的に大きい」と語った。

 ただ、中馬行革相は「法の問題とは別に、時代を変えたことは評価したい」と述べた。

 公明党の神崎代表は「事件の背景には、悪(あ)しき拝金主義が蔓延(まんえん)している。倫理観を欠くマネーゲームを排除するため、政治が真正面から取り組む必要がある。(自民党が)堀江社長を衆院選に担ぎ出したのは結果的に良くなかった。公認しなくてよかったなという印象だ」と語った。

 一方、民主党の前原代表は「日本経済を大混乱に陥れた責任は非常に重い」とした上で、「衆院選では(堀江社長を)票集めの目玉にした。『堀江人気』で自民党に集まった票は多い。自民党の責任は重い」と強調した。社民党の福島党首も「虚飾の勝ち組政治だった小泉政治の化けの皮がはがれている。普通の人が働き、生きられる社会を作る政治であるべきだ」と述べた。

(2006年1月24日8時57分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060123ia24.htm

衆院代表質問:攻める前原民主、防戦の小泉首相 [毎日]

手前右から小泉首相、谷垣財相、麻生外相=国会内で23日午後2時6分、川田雅浩写す 衆院で23日始まった各党の代表質問は、民主党の前原誠司代表がライブドア事件、耐震データ偽造問題、米国産牛肉輸入再禁止問題の「3点セット」をテコに、小泉改革の「陰の部分」を追及したのに対し、小泉純一郎首相は原稿に目を落としたまま、従来の主張を棒読みするなど防戦一方だった。自民党の衆院選圧勝を受け首相が余裕の答弁に終始していた昨年9月の特別国会とは、攻守が逆転した格好だ。

 「小泉改革には多くの『陰』の部分がある。5年間の『陰』を率直に語ってほしい」。前原氏は「改革の陰」について「社会の格差を拡大した」「(社会保障など)セーフティーネットを壊した」など5点を挙げ、首相を追及した。

 これに対し、首相は「明確な格差の拡大は確認されていない。小泉改革の陰に対しても、かなり細かく答弁している」と反論したが、いら立ちは隠せなかった。前原氏は終了後「『陰はない』と言い切る(首相の)傲慢(ごうまん)さに怒りを感じた」と、記者団に語った。

 国会開会直前に吹いた3点セットという「風」に、民主党は勢いづいている。野田佳彦国対委員長は同日の代議士会で「今年は(自民党に)『激辛』をお返しする。激辛の論戦のスタートだ」と気勢を上げた。これに応えるように、前原氏の質問も米国産牛肉の問題で「国民の生命と安全をないがしろにした。言語道断だ」と断罪した。

 「対案・提案路線」を掲げる前原氏は、この日の代表質問でも「重要な政策には対案路線を貫く決意だ」と強調した。民主党としてもこの路線は堅持する方針だが、鳩山由紀夫幹事長は20日の記者会見で「国会前半は対案型から追及型にシフトさせたい」と語った。

 安全保障政策で前原氏と距離のある党内の批判勢力や、共産、社民両党なども「3点セット批判」では足並みがそろう。社民党の福島瑞穂党首はこの日、前原氏の質問について「牛肉問題や伊藤氏の証人喚問については、前原氏の言う通り」と語った。「3点セット」は期せずして、ばらばらだった野党に求心力を与えたようだ。【須藤孝】

毎日新聞 2006年1月23日 20時50分 (最終更新時間 1月23日 22時32分)
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20060124k0000m010124000c.html

自民支持率:7ポイントも減少28%に 毎日新聞調査 [毎日]

 毎日新聞が21、22の両日実施した世論調査によると、支持政党で自民党を挙げた人は28%で、昨年11月の前回調査より7ポイントも減少した。さきの衆院選でライブドアの堀江貴文社長を自民党が実質支援したことや、耐震データ偽造問題で同党議員の関係が追及されていることが影響した、との見方が与野党から出ている。

 自民党の支持率は「郵政政局」が本格化した昨年8月以来、一貫して3割を超える水準を保っており、20%台は昨年7月の調査以来。年代別では20代を除くすべての年代で低下。とりわけ高齢層での支持離れが顕著で、60代は前回の52%から36%に、70代以上も47%から29%へと18ポイントも支持を落とした。この調査結果に武部勤幹事長は「厳粛に受け止め、国民の負託に応えるべく努力したい」とコメント。一方、民主党の鳩山由紀夫幹事長は「小泉政権の本質が見えてきたということだろう。ライブドア問題では、人気があればいいじゃないかということで堀江社長を応援した。国民の皆さんも『けしからん』と嫌気が差したのではないか」と指摘した。

 ただ、民主党の支持率も20%から3ポイント減らし、支持政党なしが10ポイント増の41%に急増。自民支持層が無党派層となり、必ずしも民主党が受け皿となっていない実態をうかがわせた。

 ◇首相候補は安倍氏が圧倒、38%の支持率

 一方、首相にふさわしいと思う政治家を「この中にはいない」も含め10の選択肢を挙げ聞いたところ、安倍晋三官房長官が38%と他のポスト小泉候補を圧倒。これに、自民党では福田康夫元官房長官が10%で続き、麻生太郎外相は3%、谷垣禎一財務相は2%と大きく水をあけられた。

 安倍氏は20代から70代以上の全年代で30~40%台の支持を獲得。小泉内閣支持層では55%、不支持層でも最多の18%が安倍氏がふさわしいと答えた。政党支持との関係では自民支持層の63%、民主党支持層でも設問に挙げた同党議員を上回る28%が安倍氏の名前を挙げた。

 消費税引き上げとの関係を見ても、容認派、反対派とも安倍氏がトップ。引き上げに積極姿勢を見せることで活路を見いだそうとする谷垣氏は「財政再建のためならやむを得ない」とする容認派からも2%の支持しか得られなかった。

 また、首相の靖国神社参拝に賛成と答えた人で安倍氏を挙げたのは50%だったのに対し、反対派は28%にとどまった。アジアとの関係を重視し参拝にも慎重姿勢を見せる福田氏は14%に達し、この問題が対立軸になる可能性をうかがわせた。

 首相にふさわしい政治家として民主党議員を挙げた人のうち、菅直人元代表と小沢一郎前副代表は6%、前原誠司代表は2%にとどまり「党の顔」として十分浸透していないことが浮き彫りになった。【三岡昭博、山田夢留】


「階級社会つくらぬ」安倍長官、小泉改革路線の懸念否定 [朝日]

2006年01月21日11時53分
 安倍官房長官は21日午前、山口県宇部市で講演し、「勝ち組、負け組がはっきりする殺伐とした弱肉強食の日本をつくっていくのか。決してそんな道を歩みたいとは思っていない。勝ち組、負け組を決して固定化させてはならないし、階級社会をつくっていくことになってもいけない」と述べた。小泉首相が掲げる「改革路線」に対し、格差の拡大を懸念する声が与党内に広がっており、これを打ち消す狙いがあるとみられる。

 安倍氏は「谷底に落ちるようなことのないセーフティーネットをちゃんとつくっていく。みんなが助け合っていくというのが日本の伝統だ。これはしっかり守っていく。私たちは改革のための改革を行っているわけではない」と述べた。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0121/002.html

片山参院幹事長「勝ち組だけがいいのは間違い」 [朝日]

2006年01月22日19時54分
 自民党の片山虎之助参院幹事長は22日、岡山県新見市で講演し、小泉構造改革路線について「勝ち組だけがいいという風潮は間違いだ。そろそろ大きくかじを切ることを考えていくべき時に来つつある。思いやりのある協調社会が日本のめざすところだ」と指摘し、ポスト小泉候補は路線の修正が必要だとの認識を示した。

 片山氏は競争の必要性について「ある程度は弱肉強食じゃなければできない」と認めつつも、「競争に負けた人にも再チャレンジする機会を与え、それでもダメな人には救済をすること考えるべきだ」と語った。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0122/002.html

首相、施政方針で「改革続行」 課題は次政権へ先送り  [朝日]

2006年01月20日14時21分
 小泉首相は20日に召集された第164通常国会で、最後となる施政方針演説を行った。首相は昨年の総選挙での自民党大勝で「改革」路線が信任を受けたとして、「改革続行」を宣言。ただ、停滞するアジア外交や財政再建などには明確な解決の道筋は示さず、次の政権に課題を先送りする形となった。

 首相の施政方針演説は5度目。首相は自民党総裁としての任期が切れる9月に退陣する意向を示しており、最後の通常国会になる。演説の冒頭で「不良債権の処理目標を達成し、政府の財政出動に頼ることなく、民間主導の景気回復の道を歩んでいる」と改革の成果を強調。「ここで改革の手を緩めてはならない」と、次の政権でも改革路線を続行するよう求める姿勢をにじませた。

 一方、6月をめどに財政構造の歳出・歳入一体改革に向けた選択肢と工程を示すとしたが、財源策の焦点となる税制改正では「消費税、所得税など税体系全体にわたって、あらゆる角度から見直す」とするにとどまった。

 また、自らの靖国参拝で冷え込む中韓両国との関係では「一部の問題で意見の相違や対立があっても我が国にとって大事な隣国であり、大局的な視点から協力を強化し、相互理解と信頼に基づいた未来志向の関係を築く」と、これまでの主張を繰り返すにとどめ、具体策には踏み込まなかった。

 耐震強度の偽装事件については「書類の偽造を見抜けなかった検査制度を点検し、再発防止と耐震化の促進に全力を挙げる」と訴えた。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0120/003.html

通常国会:20日召集 審議日程めぐり与野党に溝 [毎日]

 第164通常国会が20日召集される。会期は6月18日までの150日間。政府・与党は小泉純一郎首相の9月退任をにらみ、小泉改革の総仕上げを行う「行革国会」と位置づけている。これに対し、民主党は「安全国会」と位置づけ、耐震データ偽造問題などを突破口に攻勢を強める構えだ。

 与党はアスベストや耐震偽造問題への対策費などを盛り込んだ補正予算案を冒頭に処理し、3月までに06年度予算案を成立させ、行政改革推進法案などの審議に入るスケジュールを描いている。しかし、19日になっても与野党の対立から召集日以外の日程を決められない異例の事態となっている。

 召集日の20日は衆参両院で、首相の施政方針演説など政府4演説が行われる。【平元英治】

毎日新聞 2006年1月19日 18時31分 (最終更新時間 1月19日 23時57分)
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20060120k0000m010046000c.html

通常国会の流れ [日経]1/19

(趣意)
通常国会は、毎年一回、一月中に招集される。最大の目的は予算案や関連法案の審議だ。会期は国会法で150日と定められており、延長は一回しか認められない。
召集日は天皇を迎えての開会式に続き、首相が「施政方針演説」を行う。
施政方針演説に対して衆参両院で各党代表質問が行われる。これが終わると、衆院予算委員会(定数50人)に舞台が移る。首相と全閣僚が出席する基本的質疑、主要閣僚だけが出る一般的質疑を経て、集中審議、公聴会、分科会、締めくくり基本的質疑と進み、採決を迎える。衆院本会議でそれが報告され、可決後、参院に移り、予算委員会(45人)が同様に行われる、本会議で採決となり、予算が成立する。この時期は通常、三月下旬頃である。
その後重要法案の審議が本格化する。
【永田町インサイド 国会の「秘密」】

通常国会:冒頭から与野党激突か ライブドア事件などあり [毎日]

小泉首相 20日召集される通常国会は、政府・与党が行革推進法案、教育基本法改正案など「国のかたち」に直結する法案を多数提出予定で、冒頭から与野党が激しく攻防する展開になりそうだ。さらに、耐震データ偽造問題に加え、「ライブドアショック」の激震もあり、先行きの不透明感がさらに増すことになった。与党は19日、幹事長、国対委員長らが会談し、結束して臨むことを確認。一方の野党は「小泉内閣5年間の総決算を迫る」と厳しく追及する構えを鮮明にした。【高山祐、平元英治、衛藤達生】

 ◇「しっかり対応していきたい」小泉首相

 「私の最後の通常国会になるから、今まで通り、しっかり対応していきたい」。9月退陣を表明している小泉純一郎首相は19日夜、記者団に通常国会への思いを語った。

 自民、公明両党はこれに先立つ幹事長・政調会長・国対委員長会談で、05年度補正予算案の早期成立、06年度予算案の年度内成立をはかることを確認。重要法案の審議を精力的に進めることでも一致した。

 与党が最重要法案と位置づけるのは、10分野の改革方針を盛り込む行政改革推進法案。首相退陣をにらみ、同法案で今後の行革路線の大枠を定め、「ポスト小泉」にも改革路線を継承させるのが狙い。与党は同法案のための特別委を設置、集中的に審議する構えだ。

 一方で、与党内の足並みがそろわない重要法案も多い。女性・女系天皇容認が柱の皇室典範改正案は、首相や安倍晋三官房長官が党議拘束をかけるよう求めており、自民党の中川秀直政調会長は19日の与党協議で「国会に出せる状況ができれば、今国会で粛々と処理したい」と強調。ただ、自民党内の反対を受けて久間章生総務会長が提出先送りに言及するなど、意思統一はこれからだ。

 また、防衛省設置法案、教育基本法改正案は、前向きに取り組むことでは一致したが、公明党にはなお慎重論が残る。こうした情勢を受け、与党内からは「難問山積の中、大幅延長もある」(自民党国対幹部)などの声が早くも漏れている。

 耐震偽造問題などで野党が自民党追及の姿勢を強める中、建築主との不透明な関係が浮上している伊藤公介元国土庁長官が19日、急きょ記者会見を開き「口利き疑惑」を否定した。18日には松本和巳衆院議員も選挙違反事件の責任を取って辞職しており、国会召集直前に自民党が「火の粉」払いに躍起になる姿が浮き彫りになった形だ。

 伊藤氏は会見で「国会審議が遅滞しないことが大事」と述べ、自ら説明することで予算案などへの波及を可能な限り回避したいとの思いをにじませた。党幹部も「きちんと経緯を説明しており、疑念を晴らすことができた」と評価した。

 しかし、民主党は偽造問題やライブドア事件を「小泉改革の負の側面」と位置づけて徹底追及する構え。前原誠司代表は19日、記者団に「率先して真相究明に応じるのが与党の責務」と強調、伊藤氏の喚問を改めて求めた。ただ、自民党関係者は「明確な違法行為がない中で喚問する前例を作れば、野党にも跳ね返ってくる」と指摘しており、野党の追及姿勢も問われることになりそうだ。

◆通常国会に提出が予定されている主な法案◆

<政府提出法案>

行政改革推進法案

皇室典範改正案

教育基本法改正案

アスベスト(石綿)健康被害者救済法案

医療制度改革関連法案

建築基準法改正案

米軍再編推進法案

防衛省設置法案

<議員立法法案>

国民投票法案

国会議員互助年金(議員年金)廃止法案

官製談合防止法改正案

毎日新聞 2006年1月19日 21時41分 (最終更新時間 1月20日 0時46分)
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20060120k0000m010127000c.html

自民党森派:新人議員入会で87人 新人争奪戦収まらず  [毎日]

 自民党森派は19日夜、東京都内のホテルで総会を開き、新たに新人議員9人の入会を了承した。同派出身の小泉純一郎首相が「脱派閥」を掲げる中、森派は87人とさらに膨れ上がった。一方、無所属の新人も派閥からの勧誘を結束して防御しようと、有志が「無派閥サロン」を20日結成するなど、新人の争奪戦は収まる気配がない。

 森派会長の森喜朗前首相は総会で「9人は選挙前から関係があったり、選挙後早くに申し入れがあった方々。総理も(派閥入りを)慌てるなと言っているが、入るなとは言っていない」とあいさつし、やみくもな「膨張主義」は取っていないことを強調した。

 だが、森派は昨年の衆院選で第1派閥に躍進。首相や武部勤幹事長が新人に「無派閥の勧め」を説くのを尻目に、昨年中に6人、今回、さらに9人が加わった。他派閥への入会者は山崎派6人、二階派5人などで、大きく引き離している。

 入会動機の多くは「選挙の支援」。新人の半数近くが派閥入りした事態に「小泉チルドレン」の中心メンバーは危機感を強め、無派閥サロンを作ることになった。首相秘書官から転身した小野次郎氏や、幹事長室長だった近江屋信広氏らが呼びかけ人で、「無派閥でも充実した政治活動を行うことができるよう、助け合っていきたい」と訴えている。【高山祐、堀井恵里子】


「勝手に支持表明なら、派閥クビ」総裁選で森前首相 [朝日]

2006年01月19日21時01分
 自民党森派会長の森前首相は19日、都内で開かれた同派の総会で、9月の総裁選で派内の安倍官房長官、福田康夫元官房長官の名前が候補に挙がっていることについて、「総裁選まで、グループの中で『私は福田だ』とか『私は安倍だ』とか断じて言うべきではない。そういうことを言う人は退会してもらうこともあり得る」と述べ、現段階で個別に特定候補を支援する動きを強く戒めた。

 森氏の発言は、2人のポスト小泉候補を抱える派内の混乱を避ける狙いがありそうだ。森氏はあいさつで、安倍氏支持を公言している山本一太参院議員を名指しし、「君は少しやりすぎだ。今後そういうことを言うなら退会してもらうから、そのつもりで」と厳しい言葉を浴びせた。

 山本氏は総会後、記者団に「今の姿勢を変えるつもりはない。安倍総裁の実現に向けて今までと変わらずやる。退会もしない」。安倍氏は「森前首相の話は『総裁選はまだ先の話だし、みんなで議論しながら』ということではないか。冷静に少し熱を冷まそうということだと思う」と語った。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0119/006.html

中川農水相、北朝鮮と中国を「軍事的な脅威」と指摘 [朝日]

2006年01月18日20時46分
 中川農水相は18日、日本外国特派員協会での質疑で日米同盟に関連し、「軍事的な脅威は日本にはあるわけで、日米同盟を我々は選択している以上、日本が日米同盟に基づいて米国と対等の関係で防衛をしていく」と述べた。その上で、脅威の具体例として「北朝鮮と中国だ」と指摘した。

 出席者が「日本が米国に防衛や外交面についてノーと言えないのは理由があるのか」と質問したのに答えた。

 また中川氏は自民党総裁選に関連して「安倍官房長官とは昔からの友人で、国民や国際的な評価が高いなら、このまま(首相に)なってほしい」と述べた。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0118/006.html

高村元外相、首相の靖国参拝を批判 [朝日]

2006年01月18日23時22分
 自民党の高村正彦元外相は18日、CS放送「朝日ニュースター」の収録で、小泉首相の靖国神社参拝について、「戦争美化の気持ちがないことはわかるが、外国の誤解を解くことが大変。なぜ反対するかわからない、ではすまない話だ。日本の政治家として配慮して頂きたい」と批判した。加藤紘一元幹事長も同番組で、「靖国問題と、それに端を発する日中問題は単に『心の中の問題』で片づけられない」と批判した。

 高村氏は「靖国参拝を総裁選のテーマにしたのは元々、小泉総理。橋本氏と争ったとき、橋本氏が争点にするのを避けて言葉を濁したのに対し、小泉さんは参拝の姿勢を明確にし、票が小泉さんに大きく流れる要素になった。心の問題を政治の問題にしたのは小泉総理だった」と指摘した。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0118/007.html

首相「改革加速が責務」と演説 自民党大会 [朝日]

2006年01月18日12時03分
 自民党は18日午前、第73回定期党大会を東京都内のホテルで開いた。党総裁として最後の大会となる小泉首相は演説で「昨年の総選挙での国民の審判を大事にしてさらに改革を加速させるのが今年の責務だ」と語り、9月末の任期切れまで「小さな政府」の実現などの改革路線を進める姿勢を強調した。一方、来賓としてあいさつした公明党の神崎代表は、富裕、貧困層の二極化問題への取り組みとアジア外交の立て直しを今後の課題として挙げた。

 演説で首相は「今年も公明党との信頼関係を大事にする」としたうえで、「(経済)回復の道を歩み始めた軌道を本格的なレールに乗せたい。『保守したくば革新せよ』との言葉を銘記して、新しい時代に対応できる態勢を築き上げたい」と語った。

 あいさつで神崎氏は「富裕層と貧困層の二極化が拡大しつつある。外交でもアジアの国々とどう向きあうのかなど、さまざまな課題がある。真剣に取り組んでいかなくてはいけない」と語った。日本経団連の奥田碩会長は「自民党には改革の流れを加速していただきたい。政治寄付(献金)は企業の重要な社会貢献であると位置づけ、本年も大いにがんばりたい」とした。

 党運動方針は改革路線とともに、憲法改正の実現や靖国神社参拝の継承など保守色の強い施策を前面に掲げた。重点政策として、民需主導の新たな成長と財政健全化、省庁再再編などを明記する一方、新憲法に向けた国民投票法制定、教育基本法の改正、防衛庁の省昇格など「自民党らしさ」も強調した。

 武部幹事長はこの日の運動方針の説明で「総裁選を党勢拡大に結びつける運動を展開する」と強調。総裁選の投票に効力をもたない形で一般国民が参加できる討論会や模擬投票の実施などを検討する。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0118/005.html

ライブドア問題 小泉改革、イメージ悪影響も [朝日]

2006年01月18日08時10分
 ライブドアに司直の手が入ったことで、昨秋の総選挙で堀江貴文社長を支援した自民党は、火の粉を払うのに懸命だ。堀江社長は「民でできることは民で」を合言葉とする小泉改革の「勝ち組」のシンボルだっただけに、政権にもダメージを与えかねない。一方、野党は、耐震偽装問題に続く「切り札」として、20日からの通常国会で攻勢をかける構えだ。

◇首相周辺、警戒の声

 「郵政法案のように与野党が真っ向から対決する法案はない。国会運営に支障が出るとすればスキャンダルだけだ」。通常国会を前に、自民党の国対幹部は余裕の表情を見せていた。

 そこに降ってわいたライブドアの家宅捜索。「想定外」(小池環境相)の事態に、総選挙で支援の旗振り役を担った武部勤幹事長は「極めて残念だ」。堀江氏の応援演説に駆けつけたことを記者会見で問われたが、「個人的に応援した」と「個人」を強調した。

 武部氏だけでない。かつて「君のような若者が政治に入ってくるのは素晴らしいよ」と堀江氏に語りかけた小泉首相も17日夜、記者団に「全部ね、人間を調査することはできない。堀江さんは無所属で立候補した。自民党も支援したが、今回の問題とは別だ」。

 ただ、小泉政権や武部氏に距離を置く勢力からは、冷ややかな声も漏れる。

 「堀江さんは白日の下でああいう商売をしていた。それを承知の上で、改革の旗手として送り込んだのは小泉さん。そういう意味で小泉さんにも責任がある」。総選挙で堀江氏と戦った亀井静香氏はこう強調した。

 小泉構造改革路線に批判的なベテラン議員の一人も「自民党への影響はないだろう。党というよりは、武部幹事長など一部には影響はあるんだろう」と語った。

 堀江氏は六本木ヒルズに陣取る「勝ち組」の象徴。一方で、日本には「格差拡大社会」「下流社会」が忍び寄る。「堀江氏が小泉選挙の応援団的役割を果たしたのは事実」(公明党幹部)だけに、小泉自民党としては、堀江氏のイメージ悪化が政権のイメージに重なることを警戒している。

◇民主、反攻への一歩狙う

 「国会で、自民党のポピュリスト的な体質を厳しく問わなければならない。有名人ならだれでもいいという形で候補者を募るやり方で、この国が良くなるはずもない」

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は17日、記者団にこう語った。「『勝ち組』をチヤホヤすることではなく、『負け組』に入れられた人たちに立ち直ってもらい、人生の喜びを感じてもらえるような道を提示することが政治の役割だ」とも力説し、小泉自民党との対立軸として打ち出していく考えを示した。

 昨秋の総選挙を前に、民主党も堀江氏の公認の可能性を探ったことがあった。当時の岡田克也代表は、面会を求めてきた堀江氏に「政権を交代し、日本を変えるという信念を持った人を求めている」と呼びかけた。

 堀江氏は郵政民営化法案に賛意を示し、「強い者をより強くしていく政策が必要だ」。同席者によると、堀江氏はその場で「国民は馬鹿だから」という言葉を5回言ったという。この会談を最後に、民主党は堀江氏と距離を置いた経緯がある。

 前原代表も自民党との対立軸として「人に温かい政治」を掲げて、セーフティーネットの必要性を強調している。この日は、名古屋市内で記者団に「自民党も公認扱いで堀江さんを全面支援し、その効果で自民党も得をした。道義的責任を免れない」と批判した。亀裂ばかり目立っていた民主党だが、「偽装問題」に続く「ライブドア」カードは、結束・反転攻勢に向けた切り札となるか。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0118/003.html