dunpoo @Wiki 2006年1月の日記

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自己啓発反省日記? へ続く


1月某日

朝から雨で、午前中、まったく客がなかった。これは、初体験のボウズとなるか、と思っていたら、昼食中にようやく花の客。続いてみかんの客が来てくれて、最低売上記録の更新とはならなかった。

イラクとわれわれの関連年表

明日の集会のための資料をつくる。題して「イラクとわれわれの関連年表」。そのための予備資料として、dunpooのクロニクルもつくる。つくりながら、ええ、あれはまだ去年の(おととしの)ことやったんかあ、という驚きを何度ももった。それほどめまぐるしく時代は動き、事件は通り過ぎていく。それにしても、この二三年、天災と、こどもの悲惨な事件がなんと多いことよ。それにテロと戦争。末法、終末とはいまのことかという思い強くなる。

1月某日

署名集め

1時半より3時まで、和歌山駅前で、〈平和と憲法を守りたい市民の声〉で、署名集め。駅前は閑散としていたが、頑張って僕ひとりで二十数名集める。他のメンバーは15日の集会のビラまき。
実は僕はビラまきは大嫌い。うるさがられるのもいやだし、読まれずに捨てられるのも悲しい。
署名集めの方が、勇気はいるのだが、署名してもらえておまけにその人と話ができたりするととてもうれしい。で、僕はいつも、昔さんざんやったマイクの演説とビラまきは敬遠して、署名あつめをやっている。

今日は、70歳くらいだろうか、おじいさんが、僕のところにやってきて、仲間が配っていた、イラクの現状の報告集会のビラをもって、話しかけてきた。
「あんたらねえ、イラクのことばっかりいうてるけど、日本の現状どうおもてるの?宗教と政治がくっついて、もうほんとひどいことになってるのわかってるの?」
僕が、「それって、公明党のことですか?」って聞くと、「いや、いろんな宗教や」という。
「靖国のこととか?」って聞くと、「それだけやない。とにかく宗教が政治に関わると、戦前のようなことになるんや。それをマスコミはちっとも報道せん。あんたらもわかってない。」と言い張る。同じことを何遍も言うが、どうもいまいち言いたいことがわからない。僕を離してくれない。
「あんたらの運動には根がない。60年前の戦争のことがわかってない。イラクのことばっかり言うて」
というので、僕もムカッときて、
「どうしてそういうふうに判断されるのかわからない。今回僕らはイラクについて集会をするが、ぼくらの運動の根にあるのは、まさに、日本の過去の戦争のことだ。僕は、戦争を体験していないけれど、それについて知ろうと努力している。8月15日には毎年集会を開き、戦争体験者を招いてその体験を継承しようとしているのは、和歌山では僕らの団体だけだ。」
おじいさんは、それでもまだ納得しない様子であったが、「まあ、署名はしますけどね」と言って、ようやく署名をして僕を解放してくれた。ビラを配っていたメンバーが、「粘り勝ちー」って言ってピースサインを送ってくれた。

次に、5人の少年の集団が通りかかる。「君たちー、憲法って知ってる?」と呼びかける。「知らーん」と言いながらも、立ち止まってくれたので、僕は、しめたと思い、〈授業〉を始める。
「憲法ちゅうんはねえ、法律の上にある、国の決まりの大本や。で、その中にね、9条っていうて、この国は、戦争を絶対しません、そのための軍隊は持ちません、って書いてあんねん。それはね、60年前に日本がとってもひどい戦争をして負けて、国民がえらい目におおたからできた憲法やねん。それを、
変えようとしてる人たちがおる。政治家のおっさんらや。どう思う?」
「いややー。戦争したないもん。」
「そやろう。憲法変ったら、戦争行くのは君らやからなあ。そやけど、国がバカにされたらあかん、攻めてこられたらどないすんねん、っていうておっさんらは、憲法変えて軍隊持とうと言うわけや。」
「そんなん、自分ら行けばええんちゃうん?」
「そうや。けどそういうおっさんらは自分は行かん。行くのは君らや。」
「いやや、絶対。」
「よし、ほんなら署名してくれ。これは君らの問題やからな、君らに発言する権利があんねん。」
「署名したらなんかあんの?」(今時の子どもは、憲法知らんでも個人情報の問題は知っとるみたい)
「なんにもない。ただ、幽霊でない証拠に住所だけは書いてくれ」
ということで、5人の小学校6年生全員が署名してくれた。

先日は、外国人の青年が通りがかったので、呼びかけた。
「ケンポウ?ああ、コンスティチューション、わかります!・・・キュウジョウ?ああ、アーティクルナイン!知ってます!いいケンポウです。」
和歌山に住んでるって言うから、署名してもらった。オーストラリア人だという。オーストラリアと言えば、ニッポンと並んで、アメリカに決して逆らわない忠犬の双璧だ。自分の国の政策についてどう思ってるか聞きたかったので、頭の中で、英単語を探していたら、僕の脇で、女子高校生が署名しようと立って待っている(そういうことは滅多にないんですが)。それで、おおきに、またね、となったのだが、惜しいことをした。でもね、いま考えてみたら、その女子高校生は、僕とその外国人との話を聞こうとして近寄ってきたんじゃないのかな?

啓発イベント

夜は環境ネットワークの会議。来年度の事業計画について話し合う。
あるひとが、月に一回、自転車にスローガンを書いたノボリを立ててめいめいの自宅周辺を走り回ろう、と提案。司会の僕が、ノボリつくったら自分はやるっていう人手を挙げて、って聞いたらだれも手を挙げない。それなら、と、ほかの人が、いろんな思い思いのスローガンをきれいなボードに書いて、月一回、車のよく通るところでみんなで立つというのは?と提案。これにはうなずく人も。いや、街頭コンサートを毎月目抜き通りでやるのは?、と議論が盛り上がってくる。
結局、月替わりで、気軽にだれでも参加でき、あんまり準備に労力を費やさない、かつ、目立つイベントをスケジュール化していこうということになった。

1月某日


成人式で

久しぶりに寒さゆるむ。
成人式の会場で、〈平和と憲法を守りたい市民の声〉としてアンケート投票を実施。憲法9条維持か改正か。結果は、圧倒的に維持。→▼和歌山の民力
昨年は、自衛隊イラク派遣賛成か反対か、というのをやったが、反対がやはり圧倒的だった。
まあ、ぼくらのやり方に左翼ないし市民運動的臭さを感じて、確信的右翼は投票しなかったということは考えられるが、概して若者は、素朴に、平和憲法の良さを感じているといえよう。でもね、こういう若者も、多数は選挙に行かないし、行ってもマスコミや周囲の影響で改憲派に疑いなくいれちゃうんだよね。
市民運動と選挙をどう結びつけるか、それが僕の前から考えて解けない課題。


1月某日

のどかな元旦

元日。久々に明るい太陽が顔を見せ、のどかないい天気。
新年勤行会に行き、おふくろの家でお雑煮を食べてから、車で大阪のカミさんの実家へ。途中、ガソリンスタンドで洗車。いつぶりかわからないほど久しぶりの洗車。

二日。はじめていったブックオフ豊中店で50冊ほど仕込む。本の背表紙を読むのが一番の趣味だから、楽しい労働。持ち帰りで肩がこったけど。カミさんの姉の家族らと団らん。

神戸中華街へ

三日。当初は、遙のために阪神、神戸電鉄と乗り継いで有馬温泉に出かけてすこしハイキングもしようと計画していたのだが、カミさんが風邪でダウン。それで、なにか電車に乗せてやらないとおさまらない遙のために、神戸へ行って、中華街で食い歩きをすることにした。
正午近くの中華街はすんごい人。僕は店に入って贅沢にやろうと思っていたのだが、子どもたちは、立ち食いのラーメンやシューマイが一番いいという。子どもたち優先で、結局立ち食いばかり。あまりおいしいと思えなかったが、子どもたちは大満足だったみたい。客がたくさん並んでいるのでいけるんだろうと買った餃子がめっちゃまずかった。「並んでる店がおいしいとは限らないよ」と少4のめいに諭された。ぜんぜん並んでいる人のなかった店の土産の肉まん、帰ってからふかして食べたらものすごくうまかった。
かっぱ横丁の古本屋街は6日から営業ということで、がっくり。僕は、ここの梁山泊という古本屋で、1冊100円の店頭セールが大好きなのだが。
梅田の紀伊国屋で2時間ほど新本を眺めて過ごす。BOOK FIRSTが梅田にでっかい本屋を開店していた。梅田の書店戦争はすごい。

中東現代史

藤村信『中東現代史』(岩波新書)読了。
エジプトのナセル大統領の栄光と没落、サダト大統領の手腕の冴えと暗殺の悲劇を語ったところに精彩がある。イスラエルとの戦争には負け続けたナセルだが、植民地主義との対決姿勢に僕はやはり惹かれるなあ。著者は、イスラエルとの和平を決断したサダトを評価しているが、パレスチナから見たら、やはり許せない裏切り者だよな。それに、市場主義化で矛盾が拡大して国内的にはナセル以上の強権政治に出ざるをえず、それがかえって今日のムスリム過激派の台頭を招いたという負の面に目がいってしまう。またしかし、ソ連頼りの社会主義経済と軍事大国化に早々に見切りをつけ、イスラエルと共存するしかないと決断したことはやはり先見の明があったというべきか。指導者に毀誉褒貶はつきもの。第三世界の政治指導者は、どうころんでも命を狙われる、つらい仕事である。

1月某日

寒い!

ものすごく寒い。去年の年末、ものすごく寒いと言っていたが、その比じゃない寒さ。
東北、北陸で記録的な降雪が続いて、災害といっていい状況になってきた。

で、わしもたあいなく風邪をひいてしまった。おもしろい風邪で、おとといは鼻水がダラダラ出て、ほかの症状なし。きのうは鼻水は止って頭痛と寒気。今日は、のどがひどく痛いが他の症状はなし。

昨夜は、お通夜1件。
その後、大阪から来てくれた高校時代の友人と飲む。今日のどが痛いのはしゃべりすぎたせいかもしれん。

年始は4日から店の営業を始めた。年末の売れ残りの花がたくさん。この寒さでも、ぽつぽつお墓参りの客があり、去年よりは売れている。

シャロン首相

イスラエルのシャロン首相が重体。イランの大統領が「早く死ね」と発言したと問題になっている。言わずもがなのことを言ったというところだろうが、シャロンにしても、ラビンにしても、ペギンにしても、イスラエルの歴代首相は皆元は軍人であり、かつパレスチナ人の虐殺・追放に責任のある元「テロリスト」である。彼らがパレスチナの武装抵抗グループを「テロリスト」と指弾するのは、まったく片腹痛い。
「私と妻ローラは、シャロン首相の健康を気遣うイスラエル国民の思いを共有している」との声明を出したブッシュ大統領も、「間違った情報」に基づいて無辜の民に爆弾の雨を降らせ、てんとして反省しないテロリスト仲間である。