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子供襲うインフルエンザ脳症で指針 「疑い」も早期治療 [朝日]

2005年11月25日09時19分
 乳幼児に多く、死亡率が高いインフルエンザ脳症について、医師向けの初の診断・治療指針を厚生労働省の研究班(主任研究者=森島恒雄・岡山大教授)が作った。発症1~2日目に治療を始めれば、死亡や重度の後遺症を大幅に減らせるとして、疑わしい段階でも抗ウイルス薬「タミフル」の服用やステロイドの短期集中投与をすぐに始めることなどが柱だ。家族にとっても対応などの参考になりそうだ。

 初期対応、診断指針、治療指針などの5項目で構成。

 初期対応では、明らかな意識障害がある場合、かかりつけ医らは救急対応ができる大規模な医療機関へ患者をすぐに紹介する、とした。

 けいれんや異常言動・行動は、脳症以外でも起きる。そこで、けいれんの持続時間が長く、左右非対称の部位で起きる場合は、大規模病院へすぐに紹介する。短時間で単純なけいれんの場合は、様子を1時間程度は見て、意識障害がないと確認できなければ紹介する。異常言動・行動が断続的でも1時間以上続く場合は同じだ。

 親が子どもをすぐに高度な医療機関へ連れて行くべきかの目安にもなる。

 送られた医療機関は意識障害の程度や頭部CT検査で診断。インフルエンザ脳症と確定できない疑い例でも、治療を始める。体温が41度以上▽下痢がある▽症状を悪化させる一部の解熱剤を使用した、などの場合は特に注意が必要としている。

 治療では、ウイルスの増殖を抑えるタミフルを投与し、炎症を抑えるステロイド薬「メチルプレドニゾロン」の短期集中投与などを実施する。約200人を対象にした調査では、ステロイド投与は発症3日目以降に開始しても約8割の患者が死亡または重度後遺症を残してしまうが、1日目に始めれば、ほぼゼロに、2日目なら半分程度になる。

 タミフルは服用後の異常行動による死亡例が報告されているが、森島さんは「因果関係がはっきりしない。異常行動は脳症でよく見られる症状でもあり、タミフルが重症化を防ぐと期待される」とする。

   ◇

 〈キーワード・インフルエンザ脳症〉 インフルエンザの合併症。炎症性物質の影響で血管の外へ水分が漏れるなどし、脳が腫れる。主に5歳以下の子どもが発症し、けいれんや意識障害、異常言動・行動といった症状が出る。日本で多く報告され、毎年100~500人がかかると推定される。死亡率は30%、後遺症の残る子どもは25%とされたが、最近は治療法が進み、死亡率が下がってきた。
URL:http://www.asahi.com/life/update/1125/001.html

幼児のしつけをしないイラン人 成長すると社会性 [公明]

山岸智子(明大助教授)のコラムから(要旨)
イランではあきれるほど幼児にしつけをしない。来客のある家の中で走り回ってもだれもなにもいわない。早く寝なさいとも、好き嫌いせず食べなさいともいわない。だっこしてキスしてべたべたに甘えさせる。ところが、そうして育った子が、小学校の高学年ともなると、両親を手伝い、弟妹の面倒を見、来客にきちんとあいさつできるようになる。十代の終わりになると、日本の青少年たちとは段違いに、社会性を身につけ、礼儀正しい。社会性をはぐくむものはなんなのか。
公明*2005/11/04
(感想)何なのか。山岸氏の分析を読みたい
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