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◎世界宗教

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140517 イスラムからキリスト教に改宗した妊婦に死刑 スーダン [朝日]

 スーダンの裁判所は15日、イスラム教からキリスト教に改宗したとして背教行為の罪で27歳の女性に死刑判決を言い渡した。裁判を巡っては、欧米諸国が「信教の自由の尊重を政府に求める」と声明を出していた。

 スーダンは、シャリア(イスラム法)を導入しているが、シャリアに反する「罪」によって、極刑が言い渡されるのは異例。AFP通信によると、女性は判決の前に3日間、イスラム教に戻るための猶予が与えられていた。首都ハルツームで開かれた裁判の中で女性は「私はキリスト教徒だ。背教の罪は犯していない」と訴えた。

 女性は、南スーダン人のキリスト教徒の男性と結婚し、妊娠8カ月。異教徒の男性との関係に関しても、不貞の罪でむち打ちの刑の有罪判決を受けた。

 スーダン政府は「スーダンだけではなく、すべてのイスラム国家で改宗は許されない」としている。(ナイロビ=杉山正)

130319 新ローマ法王が就任ミサで決意 「貧しく、弱い人守る」 [朝日]

 【ローマ共同】世界約12億人のカトリック信者の頂点に立つ第266代の新ローマ法王フランシスコの就任ミサが19日、バチカンのサンピエトロ広場で15万人以上(法王庁発表)の信者や世界各国の要人が参列して執り行われた。法王フランシスコは「法王の務めは最も貧しく弱い人たちに手を差し伸べ守ることだ」と決意を述べた。
 法王庁によると、森喜朗元首相のほか、バイデン米副大統領、法王の出身国アルゼンチンのフェルナンデス大統領ら約130カ国・地域や国際機関から要人が出席。台湾の馬英九総統も参列したが、バチカンと外交関係のない中国は代表を送らなかった。

130212 ローマ法王、退位を表明…3月中にコンクラーベ [読売]

 【ローマ=末続哲也】ローマ法王ベネディクト16世(85)は11日、枢機卿会議の席上、2月28日午後8時(日本時間3月1日午前4時)を期して退位すると表明した。

 法王は「高齢のため、私の(心と体の)力は職務に適さない」と理由を説明した。ここ数か月の間に自身の意思で決断したという。

 後継法王は3月中に80歳未満の枢機卿約120人で開く法王選出会議(コンクラーベ)で決まる見通しで、それまでの間、空席となる。

 ローマ法王は、宗教上の使命感や法王と前法王の対立を避ける配慮から事実上の終身制が定着。自ら退位するのは1415年のグレゴリオ12世以来、ほぼ600年ぶりで、極めて異例だ。

 ローマ法王は、世界中に信徒約11億人がいるカトリック教会のトップ。

 ベネディクト16世には関節痛や不整脈などの持病があるとされる上、昨年には法王あての内部告発文書がリークされる醜聞が発覚し「心労が重なっていた」(バチカン関係者)という。

 ベネディクト16世はドイツ出身。神学教授を経てバチカン教理省長官、首席枢機卿を歴任した。2005年4月、前法王ヨハネ・パウロ2世の死去後に78歳で後継法王に選ばれた。
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