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#contents *9月2日 野田「ドジョウ」内閣発足 党内・政官融和体制 野田内閣が、民主党と国民新党との連立内閣として、9月2日、正式に発足した。 #ref(野田内閣(官邸ホームページ).jpg) 首相官邸ホームページより 閣僚と党役員は次の通り。 内閣総理大臣 野田佳彦(民主・衆5 千葉4区 野田G 54) 総務相 川端達夫(民主・衆8 滋賀1区 旧民社G 66) 法相 平岡秀夫(民主・衆5 山口2区 菅G 57) 外相 玄葉光一郎(民主・衆6 福島3区 47) 財務相 安住淳(民主・衆5 宮城5区 49) 文部科学相 中川正春(民主・衆5 三重2区 61) 厚生労働相 小宮山洋子(民主・衆4 東京6区 前原G 62) 農林水産省(再任) 鹿野道彦(民主・衆11 山形1区 69) 経済産業相 鉢呂吉雄(民主・衆7 北海道4区 横路G 63) 国土交通相 前田武志(民主・参2(衆4) 比例 73 羽田G) 原発担当相(再任)兼環境相 細野豪志(民主・衆4 静岡5区 前原G 40) 防衛相 一川保夫(民主・参1石川(衆3) 小沢G 69) 内閣官房長官 藤村修(民主・衆6 大阪7区 野田G 61) 国家公安委員長 山岡賢次(民主・衆5 栃木4区 小沢G 68) 金融・郵政改革相(再任) 自見庄三郎(国民新・参1比例(衆7) 65) 国家戦略相兼経済財政担当相 古川元久(民主・衆5 愛知2区 前原G 45) 行政刷新相兼公務員制度改革担当相 蓮舫(民主・参2 東京 野田G 43) 復興担当相(再任) 平野達男(民主・参2 岩手 57) 幹事長 輿石東 幹事長代行 樽床伸二 政策調査会長 前原誠司 政調会長代行 仙谷由人 国会対策委員長 平野博文  野田首相は、小沢に近い輿石をまず幹事長に据えて、輿石に相談しながら組閣人事を進めた。菅内閣を支えた「脱小沢」派の岡田・仙谷・枝野らを閣僚から外し、小沢派から入閣待望組の2人を起用するとともに、代表戦で野田を支持した菅G、前原G、鹿野Gからもそれぞれ1人起用、さらに中間派も取り込むという、党内融和シフト。組閣名簿を見た小沢一郎は、側近に「野田はなかなかやるなあ」と漏らしたという(朝日新聞 9月3日)。  もう一つの人事の特徴としてささやかれていることは、親・財務相という面である。政権交代から2年間、副大臣、大臣として財務相にいた野田首相は、「増税」を掲げて代表戦を戦った、財務省にとっての「同志」。経済財政相に財務省出身の古川を起用する一方、増税に理解を示しながら、政治家としては比較的「軽量級」の安住を財務相に配置したことに、増税へ向けてコントロールしようという野田のもくろみが見られるという。また、地方税財源をめぐって財務相と対立した総務相出身の滝野欣也を官僚機構トップの官房副長官からはずし、財務省の勝栄二郎事務次官と親しい国土交通事務次官・竹歳誠を後任に起用するという異例の人事を行った。この人事は財務省が画策したとささやかれている(同)。また、首相秘書官に太田充主計局次長を送り込んだことにも、財務省の野田政権を支える姿勢が読み取れるという。  野田首相は、組閣後の記者会見で、大震災の復興と原発事故の収束を「最優先の課題」と位置づけ、時期については明言を避けながら、復興増税と消費増税に取り組む姿勢を見せた。  政権にとって喫緊の課題は、本格的復興策を盛り込んだ3次補正予算の取りまとめである。その3次補正の財源である復興債の発行と、その償還財源である所得税・法人税などの臨時増税(復興増税)をねじれ国会で成立させることは容易ではなく、与野党協議の行方が注目される。  消費増税については、6月末の税と社会保障の一体改革案では、「10年代半ばまでに」と書かれたが、経済状況もあり、根強い抵抗にあうことは確実である。  原発については、除染対策をどうスピーディに進めるか、また中間貯蔵、最終処分の施設の受け入れ場所をどう見つけるかが難問である。菅政権が掲げた「脱原発依存」の方向は受け継ぎ、新規原発は「現実的に困難」、老朽原発は「廃炉にする」としながら、停止中の原発は安全性を確認した上で再稼働を認める方針を明言しが、政官企業が一体となった原発推進体制を変えられるかどうか、現実に自然エネルギーへのシフトをどう行うのかが注目される。  外交面では、普天間、TPPという課題に取り組まなければならない。野田首相は「軸となるのは日米関係」と述べ、普天間飛行場の辺野古移転という日米合意を実現に移す姿勢だが、前政権時代から続く沖縄県との溝が埋められるかが焦点となる。  TPPについても、野田首相は推進姿勢を見せているが、鹿野農水相はじめ関係閣僚は慎重派である。復興の足どりと見合わせての舵取りとなると思われる。 野田首相のA級戦犯についての見解をめぐって中韓両国内で警戒論が出ていたが、首相は、政府見解を踏襲する考えを示し、靖国神社への公式参拝も行わないと明言し、この問題が大きくなる懸念はない。 *9月4日 紀伊半島に記録的豪雨 死者・不明100人超 8月25日に太平洋上で発生した台風12号は、時速10キロ前後という非常に遅い速度で北上し、9月3日午前10時前に高知県東部に上陸、4日午前3時頃山陰沖に抜けた。  非常に大きな台風で、「台風の目」から150キロ離れた紀伊半島に、南からの湿った空気を反時計回りに巻き込んで吹きつけ、大量の雨を降らせた。  8月30日から9月4日までの72時間に降った総雨量は、奈良県上北山村で1652.5ミリ、和歌山県那智勝浦町で1060.5ミリに達した。いずれもその地点での観測記録を更新した。上北山の雨量は、これまでの国内最高の1322ミリ(05年宮崎県美郷町)を大幅に更新した。  4日明け方は、1時間当たり130ミリから100ミリの猛烈な雨になった。この豪雨により、奈良県・和歌山県内各地で川が氾濫し、土砂崩れが起きた。大雨や水害には慣れた地域であるが、想定を超える大雨で、前代未聞の高さの洪水と激しい土石流が集落を襲い、人と家を押しつぶした。通信が途絶、道路が寸断し、孤立した集落が多く、被害の全容はまだ不明。また、数カ所で土砂と流木によって土砂ダムができ、決壊による洪水の恐れが続いている。 #ref(台風12号(ツイトピ).jpg) http://twitpic.com/photos/shiotu #ref(台風12号(国土地理院).jpg) 国土地理院のホームページより *9月9日 世界経済先見えず 策なしG7  封じ込めたはずの欧州経済危機が再び忍び寄ってきている。 今年の7月21日にEUによる金融支援が決定したギリシアだが、赤字削減の目標達成が困難であることが明らかになって、ユーロが急落した。株安は米国にもアジアにも波及した。  9月9日開催された主要7か国財務省・中央銀行総裁会議では、政府債務問題解決に向けて財政再建を進める、などとする合意文書が出されたが、新たな対策は示されなかった。  欧州中央銀のスタック理事が、同銀によるギリシアを初め財政危機にある国の国債を買い支えていく方針に異議を唱えて辞任し、ルッテ・オランダ首相が「ルールに従えなければユーロ脱退を選べるようにすべきだ」と述べるなど、ユーロ圏内の亀裂が深まっている。  米国も日本も、自国の財政赤字と景気低迷で、欧州を支援するどころではなく、「協調」の姿勢を示すのが精一杯であった。円高に悩む日本は、是正に理解を求めたが、各国は反応しなかった。  世界経済は、中国をはじめとする新興国の成長に頼るしかない状況だが、新興国では、先進国でだぶつくマネーが流入してインフレが激しく、調整が迫られている。 *9月10日 野田政権早くもつまずく 鉢呂経産大臣、「放射能つけちゃうぞ」で辞任  鉢呂吉雄経済産業相が、福島第一原発視察後、記者会見で周辺自治体を「死のまち」と表現したことが問題となり、さらに、その前日、記者に対して「放射能をつけちゃうぞ」などと語り服の袖をなすりつけるような仕草をしたということが暴露され、9月11日、辞任した。就任わずか9日目である。  「死のまち」発言だけなら陳謝で済んだところであるが、「放射能つけちゃうぞ」という、いじめ小学生並の幼稚な行為には、国民の多くがあきれた。前政権の松本龍復興相の辞任をもたらした傲慢な態度とともに、政治家への絶望を増幅させたに違いない。  鉢呂発言のほかにも、一川防衛相が自分を防衛の「素人」といい放ち、小宮山厚労相がたばこ税の値上げを語り、平野国対委員長が「不完全な内閣だから臨時国会では予算委員会開催に応じられない」という趣旨のことを公言し、前原政調会長が米国でPKOや武器輸出に関する国是の見直しをぶち上げるなど、閣僚や党役員の失言・放言が相次いでいる。  発足直後は、融和姿勢と地味キャラをアピールして、各社世論調査で60%前後の内閣支持率を得、民主党支持率のV字回復も呼んだ野田首相だが、臨時国会前に早くもつまづきを見せた。野党は「首相の任命責任を追及する」と手ぐすねを引いて待っている。
#contents *9月2日 野田「ドジョウ」内閣発足 党内・政官融和体制 野田内閣が、民主党と国民新党との連立内閣として、9月2日、正式に発足した。 #ref(野田内閣(官邸ホームページ).jpg) 首相官邸ホームページより 閣僚と党役員は次の通り。 内閣総理大臣 野田佳彦(民主・衆5 千葉4区 野田G 54) 総務相 川端達夫(民主・衆8 滋賀1区 旧民社G 66) 法相 平岡秀夫(民主・衆5 山口2区 菅G 57) 外相 玄葉光一郎(民主・衆6 福島3区 47) 財務相 安住淳(民主・衆5 宮城5区 49) 文部科学相 中川正春(民主・衆5 三重2区 61) 厚生労働相 小宮山洋子(民主・衆4 東京6区 前原G 62) 農林水産省(再任) 鹿野道彦(民主・衆11 山形1区 69) 経済産業相 鉢呂吉雄(民主・衆7 北海道4区 横路G 63) 国土交通相 前田武志(民主・参2(衆4) 比例 73 羽田G) 原発担当相(再任)兼環境相 細野豪志(民主・衆4 静岡5区 前原G 40) 防衛相 一川保夫(民主・参1石川(衆3) 小沢G 69) 内閣官房長官 藤村修(民主・衆6 大阪7区 野田G 61) 国家公安委員長 山岡賢次(民主・衆5 栃木4区 小沢G 68) 金融・郵政改革相(再任) 自見庄三郎(国民新・参1比例(衆7) 65) 国家戦略相兼経済財政担当相 古川元久(民主・衆5 愛知2区 前原G 45) 行政刷新相兼公務員制度改革担当相 蓮舫(民主・参2 東京 野田G 43) 復興担当相(再任) 平野達男(民主・参2 岩手 57) 幹事長 輿石東 幹事長代行 樽床伸二 政策調査会長 前原誠司 政調会長代行 仙谷由人 国会対策委員長 平野博文  野田首相は、小沢に近い輿石をまず幹事長に据えて、輿石に相談しながら組閣人事を進めた。菅内閣を支えた「脱小沢」派の岡田・仙谷・枝野らを閣僚から外し、小沢派から入閣待望組の2人を起用するとともに、代表戦で野田を支持した菅G、前原G、鹿野Gからもそれぞれ1人起用、さらに中間派も取り込むという、党内融和シフト。組閣名簿を見た小沢一郎は、側近に「野田はなかなかやるなあ」と漏らしたという(朝日新聞 9月3日)。  もう一つの人事の特徴としてささやかれていることは、親・財務相という面である。政権交代から2年間、副大臣、大臣として財務相にいた野田首相は、「増税」を掲げて代表戦を戦った、財務省にとっての「同志」。経済財政相に財務省出身の古川を起用する一方、増税に理解を示しながら、政治家としては比較的「軽量級」の安住を財務相に配置したことに、増税へ向けてコントロールしようという野田のもくろみが見られるという。また、地方税財源をめぐって財務相と対立した総務相出身の滝野欣也を官僚機構トップの官房副長官からはずし、財務省の勝栄二郎事務次官と親しい国土交通事務次官・竹歳誠を後任に起用するという異例の人事を行った。この人事は財務省が画策したとささやかれている(同)。また、首相秘書官に太田充主計局次長を送り込んだことにも、財務省の野田政権を支える姿勢が読み取れるという。  野田首相は、組閣後の記者会見で、大震災の復興と原発事故の収束を「最優先の課題」と位置づけ、時期については明言を避けながら、復興増税と消費増税に取り組む姿勢を見せた。  政権にとって喫緊の課題は、本格的復興策を盛り込んだ3次補正予算の取りまとめである。その3次補正の財源である復興債の発行と、その償還財源である所得税・法人税などの臨時増税(復興増税)をねじれ国会で成立させることは容易ではなく、与野党協議の行方が注目される。  消費増税については、6月末の税と社会保障の一体改革案では、「10年代半ばまでに」と書かれたが、経済状況もあり、根強い抵抗にあうことは確実である。  原発については、除染対策をどうスピーディに進めるか、また中間貯蔵、最終処分の施設の受け入れ場所をどう見つけるかが難問である。菅政権が掲げた「脱原発依存」の方向は受け継ぎ、新規原発は「現実的に困難」、老朽原発は「廃炉にする」としながら、停止中の原発は安全性を確認した上で再稼働を認める方針を明言しが、政官企業が一体となった原発推進体制を変えられるかどうか、現実に自然エネルギーへのシフトをどう行うのかが注目される。  外交面では、普天間、TPPという課題に取り組まなければならない。野田首相は「軸となるのは日米関係」と述べ、普天間飛行場の辺野古移転という日米合意を実現に移す姿勢だが、前政権時代から続く沖縄県との溝が埋められるかが焦点となる。  TPPについても、野田首相は推進姿勢を見せているが、鹿野農水相はじめ関係閣僚は慎重派である。復興の足どりと見合わせての舵取りとなると思われる。 野田首相のA級戦犯についての見解をめぐって中韓両国内で警戒論が出ていたが、首相は、政府見解を踏襲する考えを示し、靖国神社への公式参拝も行わないと明言し、この問題が大きくなる懸念はない。 *9月4日 紀伊半島に記録的豪雨 死者・不明100人超 8月25日に太平洋上で発生した台風12号は、時速10キロ前後という非常に遅い速度で北上し、9月3日午前10時前に高知県東部に上陸、4日午前3時頃山陰沖に抜けた。  非常に大きな台風で、「台風の目」から150キロ離れた紀伊半島に、南からの湿った空気を反時計回りに巻き込んで吹きつけ、大量の雨を降らせた。  8月30日から9月4日までの72時間に降った総雨量は、奈良県上北山村で1652.5ミリ、和歌山県那智勝浦町で1060.5ミリに達した。いずれもその地点での観測記録を更新した。上北山の雨量は、これまでの国内最高の1322ミリ(05年宮崎県美郷町)を大幅に更新した。  4日明け方は、1時間当たり130ミリから100ミリの猛烈な雨になった。この豪雨により、奈良県・和歌山県内各地で川が氾濫し、土砂崩れが起きた。大雨や水害には慣れた地域であるが、想定を超える大雨で、前代未聞の高さの洪水と激しい土石流が集落を襲い、人と家を押しつぶした。通信が途絶、道路が寸断し、孤立した集落が多く、被害の全容はまだ不明。また、数カ所で土砂と流木によって土砂ダムができ、決壊による洪水の恐れが続いている。 #ref(台風12号(ツイトピ).jpg) http://twitpic.com/photos/shiotu #ref(台風12号(国土地理院).jpg) 国土地理院のホームページより *9月9日 世界経済先見えず 策なしG7  封じ込めたはずの欧州経済危機が再び忍び寄ってきている。 今年の7月21日にEUによる金融支援が決定したギリシアだが、赤字削減の目標達成が困難であることが明らかになって、ユーロが急落した。株安は米国にもアジアにも波及した。  9月9日開催された主要7か国財務省・中央銀行総裁会議では、政府債務問題解決に向けて財政再建を進める、などとする合意文書が出されたが、新たな対策は示されなかった。  欧州中央銀のスタック理事が、同銀によるギリシアを初め財政危機にある国の国債を買い支えていく方針に異議を唱えて辞任し、ルッテ・オランダ首相が「ルールに従えなければユーロ脱退を選べるようにすべきだ」と述べるなど、ユーロ圏内の亀裂が深まっている。  米国も日本も、自国の財政赤字と景気低迷で、欧州を支援するどころではなく、「協調」の姿勢を示すのが精一杯であった。円高に悩む日本は、是正に理解を求めたが、各国は反応しなかった。  世界経済は、中国をはじめとする新興国の成長に頼るしかない状況だが、新興国では、先進国でだぶつくマネーが流入してインフレが激しく、調整が迫られている。 *9月10日 野田政権早くもつまずく 鉢呂経産大臣、「放射能つけちゃうぞ」で辞任  鉢呂吉雄経済産業相が、福島第一原発視察後、記者会見で周辺自治体を「死のまち」と表現したことが問題となり、さらに、その前日、記者に対して「放射能をつけちゃうぞ」などと語り服の袖をなすりつけるような仕草をしたということが暴露され、9月11日、辞任した。就任わずか9日目である。  「死のまち」発言だけなら陳謝で済んだところであるが、「放射能つけちゃうぞ」という、いじめ小学生並の幼稚な行為には、国民の多くがあきれた。前政権の松本龍復興相の辞任をもたらした傲慢な態度とともに、政治家への絶望を増幅させたに違いない。  鉢呂の後任の経産大臣には、枝野幸男前官房長官が充てられた。 枝野幸男 衆5 埼玉5区 前原G 枝野は、菅政権で、原発事故対応を担い、また菅首相の脱原発路線を支えた。  鉢呂発言のほかにも、一川防衛相が自分を防衛の「素人」といい放ち、小宮山厚労相がたばこ税の値上げを語り、平野国対委員長が「不完全な内閣だから臨時国会では予算委員会開催に応じられない」という趣旨のことを公言し、前原政調会長が米国でPKOや武器輸出に関する国是の見直しをぶち上げるなど、閣僚や党役員の失言・放言が相次いでいる。  発足直後は、融和姿勢と地味キャラをアピールして、各社世論調査で60%前後の内閣支持率を得、民主党支持率のV字回復も呼んだ野田首相だが、臨時国会前に早くもつまづきを見せた。野党は「首相の任命責任を追及する」と手ぐすねを引いて待っている。

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