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欧州連合(EU)加盟各国の首脳らは13日、ポルトガルの首都リスボンのジェロニモス修道院で、新しい基本条約の「リスボン条約」に署名した。各国が批准すれば09年1月に発効し、EUは政治統合を深める体制が整う。今後は、国民投票を実施するアイルランドや欧州統合への慎重論の強い英国が、新条約を批准できるかどうかが焦点になる。新設されるEU大統領(欧州理事会常任議長)の人選も本格化する。  もともとEUは「憲法条約」の発効をめざしたが、05年にフランスとオランダが相次ぎ批准を国民投票で否決し、挫折した。このためリスボン条約の批准作業では国民投票を避け、議会で可否を決める国がほとんどだ。  ただ、アイルランドは憲法で国民投票が義務づけられている。アイルランドは01年、ニース条約の批准を国民投票で否決し、02年の再投票でようやく承認した経験がある。今回も否決なら、EUは再び混乱に陥る。  英国のブラウン政権は議会での承認をめざすが、欧州統合に距離を置く野党の保守党は国民投票を求めている。ブラウン内閣はこのところ支持率を落としており、EU内で不安視されている。  一方、EU憲法を断念に追い込んだフランスは、リスボン条約の署名直後から批准手続きに入る方針を表明している。仏は08年後半にEU議長国が回ってくるため、自ら「批准一番乗り」を果たすことで、指導力を確保したい考えだ。  リスボン条約の目玉の一つであるEU大統領の選考も水面下で始まる。今のところ、ルクセンブルクのユンケル首相、デンマークのラスムセン首相、ベルギーのフェルホフスタット首相、ポーランドのクワシニエフスキ前大統領、英国のブレア前首相らが取りざたされている。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1214/TKY200712130341.html *1201 イタリアで交通ゼネスト、大混乱で数万人に影響か [朝日] 2007年12月01日07時48分  イタリアの公共交通機関の労組は30日、交通部門への十分な支出が盛り込まれていない政府の来年度予算案などに抗議して、全国規模のストライキを実施した。ロイター通信によると、バス、航空機、鉄道、フェリーに加え、ケーブルカーの運行も止まった。過去25年間で最大規模のストとされ、各地で大きな混乱となった。  多くの都市では、公共交通機関の労組が午前9時(日本時間同日午後5時)ごろにストに突入、数万人が影響を受けたもようだ。  アリタリア航空は200便以上の運航をキャンセル。中部の観光都市フィレンツェでは、ほぼすべての電車の運行が見送られたほか、ローマとミラノでは地下鉄がストップし、市民の足である公共交通機関の運行がまひ状態に陥った。(時事) URL:http://www.asahi.com/international/update/1201/JJT200712010003.html *1123 フランスの交通スト、終結へ サルコジ氏、圧力に屈せず [共同]  【パリ22日共同】フランス政府が目指す公共企業の特別年金制度改革に反対する交通ストライキは22日、終結への流れがほぼ確実になった。市民の支持を背景にサルコジ大統領がストの圧力をひとまずはね返した形だ。  フィヨン首相は22日「職場復帰を呼び掛けた主要労組指導者の責任ある態度に満足している」と述べた。  フランス国鉄やパリ市交通公団では21日、労使と政府代表による年金改革に関する3者協議の初会合が開催された。協議は12月中旬まで続く見通しで、組合員の多くはいったんストに区切りをつけ、協議の行方を見守る考えに傾いた。  国鉄当局によると、列車運行は23日、徐々に正常化に向かい、週末にはほぼ平常通りとなる見通し。パリの地下鉄は23日に約70%の運行、バスは75%の運行水準に回復する見込み。 2007/11/23 09:04 【共同通信】 URL:http://www.47news.jp/CN/200711/CN2007112301000057.html *1114 仏国鉄が無期限スト入り TGVなどに影響 [朝日] 2007年11月14日08時30分  フランス国鉄の職員らは13日午後8時(日本時間14日午前4時)から、政府の特別年金制度改革に反対して、無期限ストライキに突入した。  これにより通常1日に700本運行している高速列車TGVが90本しか動かなくなるなど、全国でダイヤが大幅に混乱。14日からは首都パリの地下鉄やバスの職員らもストに合流する。(時事) URL:http://www.asahi.com/international/update/1114/JJT200711140003.html *1114 独労働相兼副首相が辞意 大連立の亀裂拡大か [朝日] 2007年11月14日01時05分  ドイツの左右大連立を先導するミュンテフェリング労働社会相兼副首相=中道左派・社会民主党(SPD)=が13日、辞職を表明した。大連立は2年後の総選挙をにらんで双方の政策方針のずれが表面化しつつあり、同氏の辞職で対立が一層深刻化しそうだ。  同氏は記者会見で「政治的な理由ではなく、個人的理由だ」として、病気の妻の看護にあたると話した。辞職の意向は前日に党幹部に伝えていたという。だが一部メディアは、SPDが求めていた郵便業界への最低賃金導入に失敗。大連立に失望したから、と報じている。  同氏はシュレーダー前政権時代にSPD党首を務めた。05年9月の総選挙後、中道右派・キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)との大連立を先導。連立内の調整役を担い、「メルケル首相の良きパートナー」と伝えられてきた。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1113/TKY200711130433.html *1108 サルコジ氏、NATO完全復帰検討を表明 米議会で演説 [朝日] 2007年11月08日10時40分  訪米中のサルコジ仏大統領は7日、米議会で演説し、軍事機構から脱退していた北大西洋条約機構(NATO)への完全復帰について「NATO刷新に全面的にかかわりながら、NATOとの関係を進展させたい」と述べた。米国が中心的役割を果たすNATOへの完全復帰方針を示し、サルコジ氏の親米路線をいっそう明確にしたものだ。  仏は66年、米国主導に反発するドゴール大統領(当時)がNATOの統合軍事機構から脱退、政治機構のみの参加となった。冷戦後は軍事機構の中の軍事委員会などに部分復帰し、バルカン紛争ではNATO軍に加わったが、最高意思決定機関の「核計画グループ」や「防衛計画委員会」には不参加のままだった。  サルコジ氏は演説で「神学論争でなく、プラグマティックな対応をする時だ」と述べ、仏の独自性を重視するドゴール主義に固執しない姿勢を示した。  ただ、仏は完全復帰の条件として「仏が最高意思決定機関のポストを得る」などを条件とする方針で、米国と詰めた議論が必要になる。  議会での演説はたびたび歓迎の拍手で中断され、「イランが核兵器を持つのは容認できない」と発言した場面では起立しての拍手喝采となった。ただ、シラク前政権が反対したイラク戦争には一切触れないまま。一方、地球温暖化対策では米国の努力を求めた。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1108/TKY200711080117.html *1027 イタリア「民主党」発足 「二大政党制へ第一歩」 [朝日] 2007年10月27日22時53分  イタリアで中道左派の新党「民主党」が27日、ミラノで党大会を開き、正式に発足した。多くの小政党が分立する同国で、左派はゆるやかな政党連合「オリーブの木」で右派勢力に対抗してきた。その生みの親のプロディ首相が夢見た大政党がようやく実現した形だが、国民には顔の見える若いリーダーを望む声が新党への期待につながっている。「オリーブ時代の終わりの始まり」がささやかれている。  民主党は連合政権9党のうち最大勢力の左翼民主党と中道政党マルゲリタが合併。議席数でベルルスコーニ前首相の中道右派「フォルツァ(がんばれ)・イタリア」を超え、最大政党となる。  左翼民主党の前身は西欧の共産党では最大勢力を誇ったイタリア共産党。冷戦終結で社民主義へかじを切り、欧州統合で右左の明確な対立軸が薄れるなか、「左翼」の看板も党名からはずして主導権を維持した。  27日の党大会では68歳のプロディ首相が名誉職的な議長に。75%の得票で党首選に圧勝した52歳のベルトローニ・ローマ市長が実権を持つ書記長に就いた。プロディ首相は「欧州の他の国と同じように二大政党制に向かう第一歩だ」。ベルトローニ氏は「人々は合理的な新しい政治を求めている」と語った。  ベルトローニ氏は二大政党制の米国の民主党のように、幅広い中道政党を目指しているとされる。しばらくローマ市長として中央政治から離れていたことも、刷新イメージを助けた。  16歳以上の全国民に門戸が開かれた党首選(14日)には約350万人が投票。一般の関心も高まった。  昨年5月に発足した中道左派政権は、最左派の造反で首相が一時辞表提出に追い込まれるなど、各党の合意の上に成り立つ「オリーブ型政権」の弱点を露呈。最近はカトリック色の強い欧州民主連合が政権離脱をちらつかせる。様々な改革が滞り、中道左派政権そのものの支持率は下がっている。  そんな中で新党の党首選に大勢の有権者が参加したのは、中道左派支持者らが大政党の出現に「顔が見える政治」を強く望んだ結果だ。有力紙コリエレ・デラ・セラは「政党連合の方式は選挙には勝てても政権運営に不向き」と指摘。「『オリーブの木』から発展した民主党が、『オリーブの木』を時代遅れなものにした」と結論づけている。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1027/TKY200710270256.html *0922 女性閣僚が過半数に ノルウェー [朝日] 2007年09月22日08時50分  ノルウェーからの報道によると、ストルテンベルグ首相は21日、エーノクセン石油・エネルギー相が辞任し、後任に女性のハーガ自治・地方開発相を任命したと発表した。新自治相にも女性が就く予定で、閣僚19人中10人が女性となる。同国で女性閣僚が過半数を占めるのは初めて。(時事) URL:http://www.asahi.com/international/update/0922/JJT200709220004.html *0909 ETAがテロ再開宣言、4件で犯行声明 スペイン [朝日] 2007年09月09日20時11分  スペイン北部バスク地方の分離独立を唱える過激組織「バスク祖国と自由(ETA)」は9日、ラジオ局を通じて声明を出し、「すべての戦線でスペイン国家機関への攻撃を続ける」と宣言した。ETAが声明を出すのは、6月に1年余りにわたる停戦の破棄を表明して以来初めてで、テロ活動の再開を強調したものだ。  声明は、8月24日にバスク地方の町ドゥランゴにある警察施設前で爆弾が爆発、警察官2人が負傷した事件など最近スペインで起きた4件のテロがETAの犯行だったことを認めた。(時事) URL:http://www.asahi.com/international/update/0909/JJT200709090013.html *0819 仏大統領、また実業家のカネで豪遊 米滞在で680万円 [朝日] 2007年08月19日09時18分  19日付の仏紙ルモンドは、サルコジ大統領が米ニューハンプシャー州の湖畔でこの夏バカンスを楽しんだ際の豪華別荘の賃借料が2週間で4万4000ユーロ(約680万円)に上り、それを実業家に肩代わりしてもらったことを大統領自ら認めたと報じた。  サルコジ氏は大統領に当選した直後の今年5月にも、地中海のマルタ島で仏実業家バンサン・ボロレ氏所有の豪華ヨットを乗り回し、「金持ちと癒着している」と批判を浴びていた。(時事) URL:http://www.asahi.com/international/update/0819/JJT200708190001.html *0703 英テロ、逮捕者計7人に アルカイダ系の犯行か [朝日] 2007年07月03日00時37分  ロンドンでの車爆弾テロ未遂事件とグラスゴー空港での車突入炎上事件をめぐり、英国の捜査当局は2日までに計7人の容疑者を逮捕した。英メディアによると、大半が中東出身者とみられ、少なくとも2人は医師という。スミス内相は2日の下院への報告で「連続テロ」と断定。ブラウン政権は「国際テロ組織アルカイダと関連のある集団」による犯行との見方を強調した。治安対策は有権者の関心が高く、対応を間違うと政権の命取りになりかねない。 英国テロ関連  ●犯人像  英捜査当局は2日、グラスゴーでの事件に関連し、1日夜、空港近くに住む20代の男2人を新たに逮捕したと発表した。  2日付の英ガーディアン紙は、捜査当局がアルカイダと関連のある少なくとも8人の集団を犯行グループと特定したと報じた。ブラウン首相は1日、BBCの番組で「一般的な意味でアルカイダと関連のある人々を相手にしている」と語った。  英メディアによると、チェシャー州で逮捕された男(26)は、近くの国立病院の神経科の医師で、ヨルダンで医師資格を取得。また、グラスゴー空港に車を突入させた2人のうち1人もバグダッドで医師資格を取得した記録が残っている。  英情報局保安部(MI5)は昨年11月時点で約1600人の「テロ予備軍」を洗い出し、監視下に置いていた。その数は現時点では約2千人とされ、テロ計画は30にのぼるといわれる。ロンドン警視庁は今回のテロ未遂事件に先立ち、予告情報はなかったとしている。  首相の国際治安担当顧問のスティーブンス元警視総監は1日付の英大衆紙で「アルカイダがバグダッドやバリで実行した戦術を英国の町中に持ち込んだ」と警告した。イラクで駐留米英軍を標的にした、ガスボンベなどを使った殺傷力の強い車爆弾の使用や同時多発的な戦術が、今回の事件と似ていると指摘されている。英国生まれの移民2世が実行した2年前のロンドン同時爆破テロの手法とは明らかに違う。  今回はイラク戦争などをきっかけに過激化した中東系知識人らが、米国主導の「対テロ戦争」に協力する英国に対し、政権交代後も攻勢を強める意思を表明したとの見方が強まっている。  ●試練のブラウン政権  「警察当局は(7人の逮捕が)互いに関連していると確認した。大勢の命が失われる可能性があった」  スミス内相は2日、下院で一連の事件の概要を報告、連続テロだったと断定した。計19カ所で家宅捜索を実施、捜査は急展開しているとした。  ブラウン首相は就任以前から、ブレア前政権が進めた「犯罪に強い労働党」の路線をさらに強化する考えを打ち出してきた。2年前のテロを契機に強化された反テロ法を再び改正し、テロ容疑者を起訴しないまま予防拘束できる期間の延長を検討している。  6月24日付のMORI社の世論調査では、犯罪と国際テロへの対策強化が、移民と医療に次いで有権者の関心が高いという結果が出ている。  最大野党・保守党が徹底した不法移民の締め出しやテロ対策強化を主張する中、ブラウン政権は早ければ来年秋にも行われる総選挙で勝利するため「こわもての政策」を譲るわけにはいかない。  ブラウン氏は組閣の目玉として、英国史上、初めて女性のスミス氏を内相に据え、保守党からも支持される海軍元トップのウエスト氏を治安担当閣外相に招いた。国際治安担当顧問には超党派の支持を受けるスティーブンス元警視総監を就け、重量級の布陣を敷いた。今回、そのブラウン氏の出身地のグラスゴーが標的の一つとなった。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0702/TKY200707020300.html *0701 英、厳戒態勢 グラスゴー空港に炎上車突入、2人逮捕 [朝日] 2007年07月01日21時31分  英スコットランドのグラスゴー空港で30日、炎上した四輪駆動車がターミナルビルの玄関に突っ込み、乗っていた男2人が逮捕された。英捜査当局は、前日にロンドン中心部で相次いだ車爆弾を使ったテロ未遂事件と関連があると断定、イスラム過激派による犯行との見方を強めている。 空港ターミナルで炎上する車両=AP  英政府は30日、国内のテロ警戒レベルを5段階で最高の「クリティカル(危機的)」に引き上げた。事件を受け、米国でも空港などでの警備を強めている。  「政府が最優先する義務は英国民の治安対策と安全の確保だ」。ブラウン新首相は30日、内閣の治安対策緊急委員会を招集した後、テレビで演説した。政権発足早々、05年7月のロンドン同時爆破テロ事件以来最も深刻な危機への対応を迫られている。  グラスゴーはブラウン氏の出身地。同空港で炎上した車は大きな爆発をしないまま消し止められ、空港利用者にけが人はなかった。捜査当局は、夏季休暇で旅立つ利用者の無差別大量殺人を狙った犯行とみている。  現場で取り押さえられた容疑者2人はアジア系とされる。1日付のオブザーバー紙によると、1人は自らガソリンをかぶり、火をつけた。制止する警察官らと殴り合いになり、「アラー、アラー」と叫んだという。もう1人はやけどで重体となり、病院で治療を受けている。  ロンドン中心部で29日に爆発物を積んだ2台の車が発見された事件について捜査当局は、ナイトクラブなどを標的にした犯行との見方を強めている。ロンドン警視庁対テロ班は両事件を連続テロとみてグラスゴーに急行した。英中部のチェシャー州の高速道路で不審な車に乗っていた別の男2人を逮捕。さらに、リバプールで男1人が逮捕された。  ブラウン首相のテロ対策顧問となったスティーブンス元警視総監は「イスラム教徒のテロリストが勢力を拡大しているあかしだ」と警告。国際テロ組織アルカイダや英国内のイスラム組織が、ブラウン政権発足や同時テロ2周年に合わせ攻勢をかけたとの見方が広がっている。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0701/TKY200707010088.html *0624 ブラウン氏が英労働党党首に 27日に新政権 [朝日] 2007年06月24日23時35分  英国のトニー・ブレア首相の後継を決める労働党臨時党大会が24日開かれ、ゴードン・ブラウン財務相(56)が無投票で新党首に選ばれた。首相は27日に交代し、10年間にわたるブレア時代は終わりを告げる。ブラウン新政権はまず、イラク戦争を契機に深まった政治不信を和らげるため、首相官邸主導の政治手法の修正に乗り出す。最大野党・保守党との激戦が予想される次期総選挙を視野に、有権者の関心が高い医療や教育などの改革を加速させる方針だ。 ブラウン氏 24日、マンチェスターの臨時党大会会場に到着したブラウン氏(右)とサラ夫人=AP  ブラウン氏の無投票当選は、欧州政治の新潮流ともいわれた「ニューレーバー(新しい労働党)」の改革路線の継続を意味する。党が結束を強めたのは、ブレア氏の再来を思わせる若いデービッド・キャメロン党首(40)の下で中道路線にかじを切った保守党への警戒感がある。  ブラウン氏は当初の予定を半年ほど早め、来年秋にも総選挙に打って出るとの観測も広がる。  17日付のYouGov社の世論調査では、保守党の支持率が37%と労働党を2ポイント上回ったが、24日付の英紙オブザーバーの世論調査では労働党が39%と、昨年10月以来初めて保守党(36%)を上回った。新政権への期待の表れとみられる URL:http://www.asahi.com/international/update/0624/TKY200706240158.html *0516 サルコジ新大統領が就任 夕方にはドイツ訪問し首脳会談 [朝日] 2007年05月16日19時47分  フランス大統領の権限移譲式が16日、パリのエリゼ宮(大統領府)であり、ニコラ・サルコジ氏(52)が仏第5共和制第6代大統領に就任した。第5代大統領ジャック・シラク氏(74)から、核兵器使用のための暗号を含む引き継ぎを受けた。サルコジ大統領は同日夕、早速ドイツを訪問してメルケル首相と会談し、欧州建設への取り組みをアピールする。 サルコジ大統領とシラク氏=AP シラク氏に迎えられるサルコジ大統領=AP  仏大統領の任期は5年。サルコジ氏は、選挙戦で掲げていた経済の活性化や社会保障制度の改革、治安の回復などに取り組む。05年の仏国民投票で欧州連合(EU)憲法条約の批准が否決されて以来停滞している欧州統合の推進も課題とされている。  この日午前11時、サルコジ氏はエリゼ宮に入り、シラク氏に迎えられた。約30分の引き継ぎの後、シラク氏は拍手と歓声に送られてエリゼ宮を去り、セーヌ川左岸に用意した私邸に向かった。  サルコジ大統領はエリゼ宮で演説。「現状維持は危険だ。変化への欲求、過去との決別への欲求がある」と改革への意欲を表明。「国家の前に派閥はない」とも述べ、自らが属する右派だけでなく様々な立場の結集を目指す意向を示した。  サルコジ大統領は17日に首相を任命。仏メディアでは、腹心のフィヨン元教育相が確実視されている。内閣は18日以降に固まる見通し。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0516/TKY200705160336.html *[[●欧州06Ⅱ]] より続く
最新の情報は、[[●欧州]] へ #contents #comment(vsize=2,nsize=20,size=40) ↑ご自由にコメントをお書き下さい。 *1221 自由に国境往来、「旧東欧」でも 欧州協定24カ国に [朝日] 2007年12月21日20時09分  旅券審査なしで欧州の国境を行き来できる「シェンゲン協定」の適用が21日、東欧を中心とする計9カ国にも拡大された。ドイツ、ポーランド、チェコ3カ国の国境が接する独東部ツィッタウでは同日、3カ国の首相と欧州連合(EU)のバローゾ欧州委員長らが集い、記念式典が開かれた。冷戦時代に東西を隔てていた「鉄のカーテン」が最終的に消滅することになる。  DPA通信などによると、メルケル独首相は「これは歴史的瞬間だ」と述べ、ポーランドのトゥスク首相は「自由の勝利」と喜んだ。国境審査がなくなった同日午前0時には数千人の人が笑顔で国境を越えたという。  これまでの適用国は英国とアイルランドを除く西欧13カ国とノルウェー、アイスランド。今回ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー、スロベニア、マルタ、バルト3国の計9カ国を加え、24カ国に拡大。その域内の人口は約4億人という。日本からの旅行者もいったん適用国に入れば域内の出入国審査は不要になる。空路については、08年3月30日から出入国審査がなくなる。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1221/TKY200712210343.html *1214 首脳、EU新基本条約に署名 大統領職の人選本格化 [朝日] 2007年12月14日02時11分  欧州連合(EU)加盟各国の首脳らは13日、ポルトガルの首都リスボンのジェロニモス修道院で、新しい基本条約の「リスボン条約」に署名した。各国が批准すれば09年1月に発効し、EUは政治統合を深める体制が整う。今後は、国民投票を実施するアイルランドや欧州統合への慎重論の強い英国が、新条約を批准できるかどうかが焦点になる。新設されるEU大統領(欧州理事会常任議長)の人選も本格化する。  もともとEUは「憲法条約」の発効をめざしたが、05年にフランスとオランダが相次ぎ批准を国民投票で否決し、挫折した。このためリスボン条約の批准作業では国民投票を避け、議会で可否を決める国がほとんどだ。  ただ、アイルランドは憲法で国民投票が義務づけられている。アイルランドは01年、ニース条約の批准を国民投票で否決し、02年の再投票でようやく承認した経験がある。今回も否決なら、EUは再び混乱に陥る。  英国のブラウン政権は議会での承認をめざすが、欧州統合に距離を置く野党の保守党は国民投票を求めている。ブラウン内閣はこのところ支持率を落としており、EU内で不安視されている。  一方、EU憲法を断念に追い込んだフランスは、リスボン条約の署名直後から批准手続きに入る方針を表明している。仏は08年後半にEU議長国が回ってくるため、自ら「批准一番乗り」を果たすことで、指導力を確保したい考えだ。  リスボン条約の目玉の一つであるEU大統領の選考も水面下で始まる。今のところ、ルクセンブルクのユンケル首相、デンマークのラスムセン首相、ベルギーのフェルホフスタット首相、ポーランドのクワシニエフスキ前大統領、英国のブレア前首相らが取りざたされている。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1214/TKY200712130341.html *1201 イタリアで交通ゼネスト、大混乱で数万人に影響か [朝日] 2007年12月01日07時48分  イタリアの公共交通機関の労組は30日、交通部門への十分な支出が盛り込まれていない政府の来年度予算案などに抗議して、全国規模のストライキを実施した。ロイター通信によると、バス、航空機、鉄道、フェリーに加え、ケーブルカーの運行も止まった。過去25年間で最大規模のストとされ、各地で大きな混乱となった。  多くの都市では、公共交通機関の労組が午前9時(日本時間同日午後5時)ごろにストに突入、数万人が影響を受けたもようだ。  アリタリア航空は200便以上の運航をキャンセル。中部の観光都市フィレンツェでは、ほぼすべての電車の運行が見送られたほか、ローマとミラノでは地下鉄がストップし、市民の足である公共交通機関の運行がまひ状態に陥った。(時事) URL:http://www.asahi.com/international/update/1201/JJT200712010003.html *1123 フランスの交通スト、終結へ サルコジ氏、圧力に屈せず [共同]  【パリ22日共同】フランス政府が目指す公共企業の特別年金制度改革に反対する交通ストライキは22日、終結への流れがほぼ確実になった。市民の支持を背景にサルコジ大統領がストの圧力をひとまずはね返した形だ。  フィヨン首相は22日「職場復帰を呼び掛けた主要労組指導者の責任ある態度に満足している」と述べた。  フランス国鉄やパリ市交通公団では21日、労使と政府代表による年金改革に関する3者協議の初会合が開催された。協議は12月中旬まで続く見通しで、組合員の多くはいったんストに区切りをつけ、協議の行方を見守る考えに傾いた。  国鉄当局によると、列車運行は23日、徐々に正常化に向かい、週末にはほぼ平常通りとなる見通し。パリの地下鉄は23日に約70%の運行、バスは75%の運行水準に回復する見込み。 2007/11/23 09:04 【共同通信】 URL:http://www.47news.jp/CN/200711/CN2007112301000057.html *1114 仏国鉄が無期限スト入り TGVなどに影響 [朝日] 2007年11月14日08時30分  フランス国鉄の職員らは13日午後8時(日本時間14日午前4時)から、政府の特別年金制度改革に反対して、無期限ストライキに突入した。  これにより通常1日に700本運行している高速列車TGVが90本しか動かなくなるなど、全国でダイヤが大幅に混乱。14日からは首都パリの地下鉄やバスの職員らもストに合流する。(時事) URL:http://www.asahi.com/international/update/1114/JJT200711140003.html *1114 独労働相兼副首相が辞意 大連立の亀裂拡大か [朝日] 2007年11月14日01時05分  ドイツの左右大連立を先導するミュンテフェリング労働社会相兼副首相=中道左派・社会民主党(SPD)=が13日、辞職を表明した。大連立は2年後の総選挙をにらんで双方の政策方針のずれが表面化しつつあり、同氏の辞職で対立が一層深刻化しそうだ。  同氏は記者会見で「政治的な理由ではなく、個人的理由だ」として、病気の妻の看護にあたると話した。辞職の意向は前日に党幹部に伝えていたという。だが一部メディアは、SPDが求めていた郵便業界への最低賃金導入に失敗。大連立に失望したから、と報じている。  同氏はシュレーダー前政権時代にSPD党首を務めた。05年9月の総選挙後、中道右派・キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)との大連立を先導。連立内の調整役を担い、「メルケル首相の良きパートナー」と伝えられてきた。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1113/TKY200711130433.html *1108 サルコジ氏、NATO完全復帰検討を表明 米議会で演説 [朝日] 2007年11月08日10時40分  訪米中のサルコジ仏大統領は7日、米議会で演説し、軍事機構から脱退していた北大西洋条約機構(NATO)への完全復帰について「NATO刷新に全面的にかかわりながら、NATOとの関係を進展させたい」と述べた。米国が中心的役割を果たすNATOへの完全復帰方針を示し、サルコジ氏の親米路線をいっそう明確にしたものだ。  仏は66年、米国主導に反発するドゴール大統領(当時)がNATOの統合軍事機構から脱退、政治機構のみの参加となった。冷戦後は軍事機構の中の軍事委員会などに部分復帰し、バルカン紛争ではNATO軍に加わったが、最高意思決定機関の「核計画グループ」や「防衛計画委員会」には不参加のままだった。  サルコジ氏は演説で「神学論争でなく、プラグマティックな対応をする時だ」と述べ、仏の独自性を重視するドゴール主義に固執しない姿勢を示した。  ただ、仏は完全復帰の条件として「仏が最高意思決定機関のポストを得る」などを条件とする方針で、米国と詰めた議論が必要になる。  議会での演説はたびたび歓迎の拍手で中断され、「イランが核兵器を持つのは容認できない」と発言した場面では起立しての拍手喝采となった。ただ、シラク前政権が反対したイラク戦争には一切触れないまま。一方、地球温暖化対策では米国の努力を求めた。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1108/TKY200711080117.html *1027 イタリア「民主党」発足 「二大政党制へ第一歩」 [朝日] 2007年10月27日22時53分  イタリアで中道左派の新党「民主党」が27日、ミラノで党大会を開き、正式に発足した。多くの小政党が分立する同国で、左派はゆるやかな政党連合「オリーブの木」で右派勢力に対抗してきた。その生みの親のプロディ首相が夢見た大政党がようやく実現した形だが、国民には顔の見える若いリーダーを望む声が新党への期待につながっている。「オリーブ時代の終わりの始まり」がささやかれている。  民主党は連合政権9党のうち最大勢力の左翼民主党と中道政党マルゲリタが合併。議席数でベルルスコーニ前首相の中道右派「フォルツァ(がんばれ)・イタリア」を超え、最大政党となる。  左翼民主党の前身は西欧の共産党では最大勢力を誇ったイタリア共産党。冷戦終結で社民主義へかじを切り、欧州統合で右左の明確な対立軸が薄れるなか、「左翼」の看板も党名からはずして主導権を維持した。  27日の党大会では68歳のプロディ首相が名誉職的な議長に。75%の得票で党首選に圧勝した52歳のベルトローニ・ローマ市長が実権を持つ書記長に就いた。プロディ首相は「欧州の他の国と同じように二大政党制に向かう第一歩だ」。ベルトローニ氏は「人々は合理的な新しい政治を求めている」と語った。  ベルトローニ氏は二大政党制の米国の民主党のように、幅広い中道政党を目指しているとされる。しばらくローマ市長として中央政治から離れていたことも、刷新イメージを助けた。  16歳以上の全国民に門戸が開かれた党首選(14日)には約350万人が投票。一般の関心も高まった。  昨年5月に発足した中道左派政権は、最左派の造反で首相が一時辞表提出に追い込まれるなど、各党の合意の上に成り立つ「オリーブ型政権」の弱点を露呈。最近はカトリック色の強い欧州民主連合が政権離脱をちらつかせる。様々な改革が滞り、中道左派政権そのものの支持率は下がっている。  そんな中で新党の党首選に大勢の有権者が参加したのは、中道左派支持者らが大政党の出現に「顔が見える政治」を強く望んだ結果だ。有力紙コリエレ・デラ・セラは「政党連合の方式は選挙には勝てても政権運営に不向き」と指摘。「『オリーブの木』から発展した民主党が、『オリーブの木』を時代遅れなものにした」と結論づけている。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1027/TKY200710270256.html *0922 女性閣僚が過半数に ノルウェー [朝日] 2007年09月22日08時50分  ノルウェーからの報道によると、ストルテンベルグ首相は21日、エーノクセン石油・エネルギー相が辞任し、後任に女性のハーガ自治・地方開発相を任命したと発表した。新自治相にも女性が就く予定で、閣僚19人中10人が女性となる。同国で女性閣僚が過半数を占めるのは初めて。(時事) URL:http://www.asahi.com/international/update/0922/JJT200709220004.html *0909 ETAがテロ再開宣言、4件で犯行声明 スペイン [朝日] 2007年09月09日20時11分  スペイン北部バスク地方の分離独立を唱える過激組織「バスク祖国と自由(ETA)」は9日、ラジオ局を通じて声明を出し、「すべての戦線でスペイン国家機関への攻撃を続ける」と宣言した。ETAが声明を出すのは、6月に1年余りにわたる停戦の破棄を表明して以来初めてで、テロ活動の再開を強調したものだ。  声明は、8月24日にバスク地方の町ドゥランゴにある警察施設前で爆弾が爆発、警察官2人が負傷した事件など最近スペインで起きた4件のテロがETAの犯行だったことを認めた。(時事) URL:http://www.asahi.com/international/update/0909/JJT200709090013.html *0819 仏大統領、また実業家のカネで豪遊 米滞在で680万円 [朝日] 2007年08月19日09時18分  19日付の仏紙ルモンドは、サルコジ大統領が米ニューハンプシャー州の湖畔でこの夏バカンスを楽しんだ際の豪華別荘の賃借料が2週間で4万4000ユーロ(約680万円)に上り、それを実業家に肩代わりしてもらったことを大統領自ら認めたと報じた。  サルコジ氏は大統領に当選した直後の今年5月にも、地中海のマルタ島で仏実業家バンサン・ボロレ氏所有の豪華ヨットを乗り回し、「金持ちと癒着している」と批判を浴びていた。(時事) URL:http://www.asahi.com/international/update/0819/JJT200708190001.html *0703 英テロ、逮捕者計7人に アルカイダ系の犯行か [朝日] 2007年07月03日00時37分  ロンドンでの車爆弾テロ未遂事件とグラスゴー空港での車突入炎上事件をめぐり、英国の捜査当局は2日までに計7人の容疑者を逮捕した。英メディアによると、大半が中東出身者とみられ、少なくとも2人は医師という。スミス内相は2日の下院への報告で「連続テロ」と断定。ブラウン政権は「国際テロ組織アルカイダと関連のある集団」による犯行との見方を強調した。治安対策は有権者の関心が高く、対応を間違うと政権の命取りになりかねない。 英国テロ関連  ●犯人像  英捜査当局は2日、グラスゴーでの事件に関連し、1日夜、空港近くに住む20代の男2人を新たに逮捕したと発表した。  2日付の英ガーディアン紙は、捜査当局がアルカイダと関連のある少なくとも8人の集団を犯行グループと特定したと報じた。ブラウン首相は1日、BBCの番組で「一般的な意味でアルカイダと関連のある人々を相手にしている」と語った。  英メディアによると、チェシャー州で逮捕された男(26)は、近くの国立病院の神経科の医師で、ヨルダンで医師資格を取得。また、グラスゴー空港に車を突入させた2人のうち1人もバグダッドで医師資格を取得した記録が残っている。  英情報局保安部(MI5)は昨年11月時点で約1600人の「テロ予備軍」を洗い出し、監視下に置いていた。その数は現時点では約2千人とされ、テロ計画は30にのぼるといわれる。ロンドン警視庁は今回のテロ未遂事件に先立ち、予告情報はなかったとしている。  首相の国際治安担当顧問のスティーブンス元警視総監は1日付の英大衆紙で「アルカイダがバグダッドやバリで実行した戦術を英国の町中に持ち込んだ」と警告した。イラクで駐留米英軍を標的にした、ガスボンベなどを使った殺傷力の強い車爆弾の使用や同時多発的な戦術が、今回の事件と似ていると指摘されている。英国生まれの移民2世が実行した2年前のロンドン同時爆破テロの手法とは明らかに違う。  今回はイラク戦争などをきっかけに過激化した中東系知識人らが、米国主導の「対テロ戦争」に協力する英国に対し、政権交代後も攻勢を強める意思を表明したとの見方が強まっている。  ●試練のブラウン政権  「警察当局は(7人の逮捕が)互いに関連していると確認した。大勢の命が失われる可能性があった」  スミス内相は2日、下院で一連の事件の概要を報告、連続テロだったと断定した。計19カ所で家宅捜索を実施、捜査は急展開しているとした。  ブラウン首相は就任以前から、ブレア前政権が進めた「犯罪に強い労働党」の路線をさらに強化する考えを打ち出してきた。2年前のテロを契機に強化された反テロ法を再び改正し、テロ容疑者を起訴しないまま予防拘束できる期間の延長を検討している。  6月24日付のMORI社の世論調査では、犯罪と国際テロへの対策強化が、移民と医療に次いで有権者の関心が高いという結果が出ている。  最大野党・保守党が徹底した不法移民の締め出しやテロ対策強化を主張する中、ブラウン政権は早ければ来年秋にも行われる総選挙で勝利するため「こわもての政策」を譲るわけにはいかない。  ブラウン氏は組閣の目玉として、英国史上、初めて女性のスミス氏を内相に据え、保守党からも支持される海軍元トップのウエスト氏を治安担当閣外相に招いた。国際治安担当顧問には超党派の支持を受けるスティーブンス元警視総監を就け、重量級の布陣を敷いた。今回、そのブラウン氏の出身地のグラスゴーが標的の一つとなった。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0702/TKY200707020300.html *0701 英、厳戒態勢 グラスゴー空港に炎上車突入、2人逮捕 [朝日] 2007年07月01日21時31分  英スコットランドのグラスゴー空港で30日、炎上した四輪駆動車がターミナルビルの玄関に突っ込み、乗っていた男2人が逮捕された。英捜査当局は、前日にロンドン中心部で相次いだ車爆弾を使ったテロ未遂事件と関連があると断定、イスラム過激派による犯行との見方を強めている。 空港ターミナルで炎上する車両=AP  英政府は30日、国内のテロ警戒レベルを5段階で最高の「クリティカル(危機的)」に引き上げた。事件を受け、米国でも空港などでの警備を強めている。  「政府が最優先する義務は英国民の治安対策と安全の確保だ」。ブラウン新首相は30日、内閣の治安対策緊急委員会を招集した後、テレビで演説した。政権発足早々、05年7月のロンドン同時爆破テロ事件以来最も深刻な危機への対応を迫られている。  グラスゴーはブラウン氏の出身地。同空港で炎上した車は大きな爆発をしないまま消し止められ、空港利用者にけが人はなかった。捜査当局は、夏季休暇で旅立つ利用者の無差別大量殺人を狙った犯行とみている。  現場で取り押さえられた容疑者2人はアジア系とされる。1日付のオブザーバー紙によると、1人は自らガソリンをかぶり、火をつけた。制止する警察官らと殴り合いになり、「アラー、アラー」と叫んだという。もう1人はやけどで重体となり、病院で治療を受けている。  ロンドン中心部で29日に爆発物を積んだ2台の車が発見された事件について捜査当局は、ナイトクラブなどを標的にした犯行との見方を強めている。ロンドン警視庁対テロ班は両事件を連続テロとみてグラスゴーに急行した。英中部のチェシャー州の高速道路で不審な車に乗っていた別の男2人を逮捕。さらに、リバプールで男1人が逮捕された。  ブラウン首相のテロ対策顧問となったスティーブンス元警視総監は「イスラム教徒のテロリストが勢力を拡大しているあかしだ」と警告。国際テロ組織アルカイダや英国内のイスラム組織が、ブラウン政権発足や同時テロ2周年に合わせ攻勢をかけたとの見方が広がっている。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0701/TKY200707010088.html *0624 ブラウン氏が英労働党党首に 27日に新政権 [朝日] 2007年06月24日23時35分  英国のトニー・ブレア首相の後継を決める労働党臨時党大会が24日開かれ、ゴードン・ブラウン財務相(56)が無投票で新党首に選ばれた。首相は27日に交代し、10年間にわたるブレア時代は終わりを告げる。ブラウン新政権はまず、イラク戦争を契機に深まった政治不信を和らげるため、首相官邸主導の政治手法の修正に乗り出す。最大野党・保守党との激戦が予想される次期総選挙を視野に、有権者の関心が高い医療や教育などの改革を加速させる方針だ。 ブラウン氏 24日、マンチェスターの臨時党大会会場に到着したブラウン氏(右)とサラ夫人=AP  ブラウン氏の無投票当選は、欧州政治の新潮流ともいわれた「ニューレーバー(新しい労働党)」の改革路線の継続を意味する。党が結束を強めたのは、ブレア氏の再来を思わせる若いデービッド・キャメロン党首(40)の下で中道路線にかじを切った保守党への警戒感がある。  ブラウン氏は当初の予定を半年ほど早め、来年秋にも総選挙に打って出るとの観測も広がる。  17日付のYouGov社の世論調査では、保守党の支持率が37%と労働党を2ポイント上回ったが、24日付の英紙オブザーバーの世論調査では労働党が39%と、昨年10月以来初めて保守党(36%)を上回った。新政権への期待の表れとみられる URL:http://www.asahi.com/international/update/0624/TKY200706240158.html *0516 サルコジ新大統領が就任 夕方にはドイツ訪問し首脳会談 [朝日] 2007年05月16日19時47分  フランス大統領の権限移譲式が16日、パリのエリゼ宮(大統領府)であり、ニコラ・サルコジ氏(52)が仏第5共和制第6代大統領に就任した。第5代大統領ジャック・シラク氏(74)から、核兵器使用のための暗号を含む引き継ぎを受けた。サルコジ大統領は同日夕、早速ドイツを訪問してメルケル首相と会談し、欧州建設への取り組みをアピールする。 サルコジ大統領とシラク氏=AP シラク氏に迎えられるサルコジ大統領=AP  仏大統領の任期は5年。サルコジ氏は、選挙戦で掲げていた経済の活性化や社会保障制度の改革、治安の回復などに取り組む。05年の仏国民投票で欧州連合(EU)憲法条約の批准が否決されて以来停滞している欧州統合の推進も課題とされている。  この日午前11時、サルコジ氏はエリゼ宮に入り、シラク氏に迎えられた。約30分の引き継ぎの後、シラク氏は拍手と歓声に送られてエリゼ宮を去り、セーヌ川左岸に用意した私邸に向かった。  サルコジ大統領はエリゼ宮で演説。「現状維持は危険だ。変化への欲求、過去との決別への欲求がある」と改革への意欲を表明。「国家の前に派閥はない」とも述べ、自らが属する右派だけでなく様々な立場の結集を目指す意向を示した。  サルコジ大統領は17日に首相を任命。仏メディアでは、腹心のフィヨン元教育相が確実視されている。内閣は18日以降に固まる見通し。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0516/TKY200705160336.html *[[●欧州06Ⅱ]] より続く

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