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最新の情報は、[[●中国]] へ #contents - ホテル行く前に外で2発イカせてもらいますた! http://ston.mlstarn.com/241012 -- てれれん (2009-06-02 18:52:37) - セフしさまさまだなwマジ天国www &br() &br()http://sersai%2ecom/hosakimenma/28484979 -- 大日にょ来 (2009-06-06 00:07:17) #comment(vsize=2,nsize=20,size=40) ↑ご自由にコメントをお書き下さい。 *1229 中国の活動家・胡氏逮捕 政権転覆扇動容疑で公安当局に [朝日] 2007年12月29日19時31分  エイズウイルス感染者の権利擁護をはじめ人権問題や民主化運動に取り組む北京在住の活動家・胡佳氏(34)が、中国公安当局に逮捕されたことがわかった。妻の曽金燕氏(24)と11月に生まれた長女・謙慈ちゃんも自宅に軟禁され、外部との連絡ができない状態に置かれている。  中国の人権侵害や民主化運動に対する弾圧状況を伝えるウェブサイトの維権網や胡氏の知人によると、公安当局者約20人が27日、胡氏の自宅を訪れ、国家政権転覆扇動容疑で逮捕すると通告し、胡氏を連行した。自宅には当局者数人が残り、妻子を監視。外部との連絡を禁じ、胡氏の逮捕後に自宅を訪れた母親の携帯電話も取り上げた。胡夫妻の携帯電話も自宅の電話も29日現在、不通状態が続いている。  胡氏は中国各地の人権擁護や民主化運動に取り組む活動家と連携し、当局による弾圧状況などを電子メールで海外に発信してきた。今年、欧州議会が優れた人権活動家に贈るサハロフ賞の候補に挙げられた。妻の曽氏も自身のブログで胡氏の活動を支えて今年、米タイム誌に「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。  胡氏は06年2月にも公安当局に拘束されたことがあるが、この時は今回と違って拘束理由や容疑などが示されず、41日後に解放された。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1229/TKY200712290178.html *1220 マカオで市民がデモ…中国返還8周年、貧富格差拡大に抗議 [読売]  【マカオ=吉田健一】中国返還8周年を迎えたマカオで20日、格差拡大などに抗議するデモが行われ、主催者によると、約7000人が参加した。  マカオでは今年、デモが相次いでおり、カジノ景気の陰で広がる貧富の格差などに市民が強い不満を抱いていることを示している。  参加者は「中国からの不法労働者を規制せよ」「不動産価格を安定させよ」などと叫び、政府を批判するプラカードや横断幕を手に市街地を練り歩いた。  マカオは昨年、カジノの売り上げが米ラスベガスを抜き世界一となり、一人当たり域内総生産(GDP)も初めて香港を上回った。しかし、中国から流入する不法労働者が、地元労働者の賃金を押し下げるなど、市民の多くはカジノ景気の恩恵を受けていない。 (2007年12月20日20時50分 読売新聞) URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071220i314.htm *1219 北京の「腐敗分子」、10年で4千人超 [朝日] 2007年12月19日22時53分  18日付の夕刊紙・法制晩報は、北京市検察院が反汚職局を創設してから現在までの10年間に摘発された「腐敗分子」は4439人にのぼると報じた。収賄や公金横領などが中心で、金額が100万元(約1600万円)を超える案件は568件に達するという。  摘発されたのは、市当局のトップら閣僚級が9人、局長級が227人など。反汚職局は過去10年の摘発で29億元(約464億円)を回収した、と中国メディアに同局の存在意義を強調した。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1219/TKY200712190383.html *1126 チベット自治区でまた衝突 僧侶の拘束巡り、武装警察と [朝日] 2007年11月26日19時50分  26日付の香港紙明報によると、中国チベット自治区ラサ市の北東約300キロにあるナチュ地区で先週、チベット僧侶3人が公安当局に拘束されたことにチベット系住民が反発、約600人が公安局を取り囲んで公用車を壊すなどし、800人余りの武装警察と衝突した。複数の住民が拘束されたとみられる。  自治区では、8月にチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の復帰を求めた住民らが懲役刑を受けたほか、10月にも14世を祝福しようとした僧侶を武装警察が殴り、大規模な衝突に発展するなど、チベット系住民や僧侶と、治安当局との衝突が相次いでいる。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1126/TKY200711260255.html *1126 中国 猶予つき判決増加 最高法院は自賛 [朝日] 2007年11月26日11時41分  中国最高人民法院(最高裁に相当)の肖揚院長は、今年初めからこれまでに言い渡された猶予つき死刑の判決数が、死刑執行数を超えたことを明らかにした。24日付の中国各紙が伝えた。中国は今年1月、地方の裁判所に委ねる形をとっていた死刑執行の承認権を最高人民法院に一本化すると規定。その成果を強調した格好。肖院長は23日の全国法院司法改革工作会議で、死刑執行の承認権をめぐる「重大な改革」が定着しつつある、と指摘した。  中国の司法制度では死刑のほか、猶予つきの死刑判決がある。一般的に2年間の猶予期間中に問題を起こさなければ死刑は執行されず、無期懲役刑などに減刑される。  ただ、「死刑大国」と国際社会から批判されている中国は、依然として死刑判決や執行の統計を発表していない。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1126/TKY200711260111.html *1115 「共産党の指導は欠かせない」 中国が初の政党白書 [朝日] 2007年11月15日19時51分  中国政府は15日、政党に関する初の白書「中国の政党制度」を発表した。共産党の指導のもと八つの民主党派が協力する「中国の特色ある社会主義政党制度」が国情に合っているとして、三権分立や議会制民主主義制度の導入を否定。「共産党の指導と執政は欠かせない」として、一党独裁の正当性を強調した。  また白書は、政府で非共産党員や民主党派からの人材登用が進んでおり、昨年末時点で全国の県以上の幹部計3万1000人が非共産党員だと指摘した。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1115/TKY200711150344.html *1113 エイズウイルス感染者の入国制限、撤廃方針 中国 [朝日] 2007年11月13日18時55分  中国衛生省の毛群安報道官は12日、エイズウイルス感染者らに対する入国制限をなくす方向で検討を始めたことを明らかにした。入国解禁の具体的な時期やめどは明言しなかった。  報道官は同日の記者会見で、エイズウイルス感染者や性病患者、ハンセン病患者らの入国を制限している外国人入境管理法の実施細則規定について「修正を考えている」と発言した。  入国制限措置に対してはかねて人権団体などが批判。ニューヨークに本部を置くヒューマン・ライツ・ウオッチは10日、撤廃を呼びかけていた。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1113/TKY200711130398.html *1112 中国、国家分裂罪などで5人に死刑判決 [朝日] 2007年11月12日10時42分  12日付英字紙チャイナ・デーリーによると、中国新疆ウイグル自治区カシュガルの地方裁判所は8日、同自治区でウイグル族主体の国家「東トルキスタン」建国を目指す独立派幹部らがテロ活動を準備していたとして、国家分裂罪などで5人に死刑(うち2人は2年の執行猶予)、1人に無期懲役の判決を言い渡した。  判決によると、6人は05年からテロ組織を結成し、訓練基地で約16キロの爆薬を所有。数十人の活動家らに爆弾の使い方を教えていたとされる。同自治区ではウイグル族の独立運動が続いており、当局は来夏の北京五輪に向け警戒を強めている。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1112/TKY200711120032.html *1027 上海市トップに兪正声氏 高級幹部の子弟「太子党」 [朝日] 2007年10月27日21時56分  新華社通信によると、中国共産党中央は27日、上海市トップの習近平(シー・チンピン)・市党委書記の後任に、兪正声・湖北省党委書記(政治局員)をあてる人事を決めた。人事を取り仕切る党中央組織部長には李源潮・江蘇省党委書記(同)が就任する。  習氏は今年3月、大型汚職事件で解任された陳良宇氏の後任として上海市党委書記に就任。今月の共産党大会で、最高指導部である政治局常務委員に昇格した。兪氏の就任で、2代続けて上海市での勤務経験がない外部からの登用となる。兪氏は高級幹部の子弟グループ「太子党」の一人。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1027/TKY200710270246.html *1022 新胡錦濤体制が発足 中国共産党、1中全会開催 [朝日] 2007年10月22日13時08分  中国共産党の第17期中央委員会第1回全体会議(1中全会)が22日、北京で開かれ、胡錦濤(フー・チンタオ)総書記(64)=国家主席=を再任した。最高指導部の政治局常務委員には新たに習近平・上海市党委書記(54)と、李克強・遼寧省党委書記(52)が中央委員から政治局員を飛び越えて昇格し、5年後に引退するとみられる胡氏らの有力後継候補となった。  このほか政治局員から賀国強・党中央組織部長(64)、周永康公安相(64)が常務委員に選出された。胡総書記を含む新常務委員9人は同日、人民大会堂で記者会見を開いた。党内序列は胡氏に続き、呉邦国(ウー・パンクオ)・全国人民代表大会常務委員長(66)、温家宝(ウェン・チアパオ)首相(65)、賈慶林(チア・チンリン)・全国政治協商会議主席(67)まではこれまでと同じ。序列5位以下は、李長春(リー・チャンチュン)氏(63)=再任=、習近平氏、李克強氏、賀国強氏、周永康氏の順。賀氏は中央規律検査委書記に就任した。  今回、常務委員を退いたのは、曽慶紅(ツォン・チンホン)氏(68)、呉官正(ウー・コワンチョン)氏(69)、羅幹(ルオ・カン)氏(72)。江沢民・前総書記との関係が深い実力者だった曽氏の引退で、胡氏の基盤はさらに強固になる。中国筋によると、胡氏は、共産主義青年団(共青団)で胡氏と同様に第1書記を務めた李克強氏を強く推薦したという。しかし、同じく江氏が登用した呉邦国氏や賈氏が残留。江氏や曽氏らが、関係が深いとされる習氏や周氏の昇格を推し、一定の影響力を示した。  常務委の人数は当初、江氏が前回増員した9人(その後黄菊氏が死去し8人)から7人に戻すことが検討されていたが、江氏や長老の中に、減員に消極的な意見があり、多様化する業務に対応するためにも9人体制の維持が必要と判断された模様だ。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1022/TKY200710220042.html *1021 「胡色」鮮明、新体制へ 中国共産党大会閉幕 [朝日] 2007年10月21日21時49分  北京で開かれていた第17回中国共産党大会は21日、今後5年間の指導部を担う新しい中央委員204人と同候補167人を選出し、閉幕した。  最高指導部である政治局常務委員8人のうち、曽慶紅(ツォン・チンホン)国家副主席(68)、中央規律検査委書記の呉官正(ウー・コワンチョン)氏(69)、中央政法委書記の羅幹(ルオ・カン)氏(72)が中央委員から外れ、引退が決まった。胡錦濤(フー・チンタオ)総書記(64)ら5人は再選された。68歳を定年とする基準が確立されたとみられる。  22日に開かれる第17期中央委員会第1回全体会議で、新しい常務委員と政治局員が選出され2期目の胡指導部が発足する。習近平・上海市党委書記(54)や李克強・遼寧省党委書記(52)の昇格が有力視されている。大会で選出された党中央規律検査委員に、政治局員として唯一、賀国強・党中央組織部長(64)が入っており、常務委員に昇格し、検査委書記に就任するとみられる。  大会では、胡氏が提唱する持続可能な経済発展を目指す戦略思想「科学的発展観」を盛り込んだ党規約改正案が採択された。経済成長至上主義を改め、環境問題や格差の是正に取り組む姿勢を示している。胡氏が、江氏や故トウ小平氏がなし得なかった在職中の規約改正を実現したことで、「権威向上が図られる」(中国筋)のは確実だ。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1021/TKY200710210163.html *1015 中国、ポスト陳時代にらみ台湾に対話を呼びかけ [読売]  【台北=石井利尚】中国共産党の胡錦濤総書記は15日の政治報告で、台湾に対し、「一つの中国を前提として、敵対状態の正式な終結を話し合い、和平合意を達成し、両岸関係の平和的な発展の新たな局面を開きたい」と対話を呼びかけた。  独立志向を強める陳水扁総統が来年5月に退任し、新政権が発足することを意識したもの。胡氏は「一つの中国を認めれば、いかなる政党とも交流し、何でも話し合うことができる」とも述べ、陳総統の民進党が政権を維持した場合を想定し、対中協調派に期待を寄せていることも示した。  一方で、胡氏は「いかなる名義、方式であろうと、台湾を中国から切り離すことは絶対許さない」「主権や領土に関する問題は台湾同胞を含む全中国人が決定する」と語気を強め、台湾の国連加盟の住民投票計画などを暗に非難した。  これに対して、台湾側は「台湾の将来は台湾住民が決めることで、中国が『一つの中国』を台湾の住民に押しつけることこそが、両岸関係の最大の障害だ」(大陸委員会)と反発した。  ただ、5年前の政治報告にあった「武力行使」「台湾問題は無期限に先延ばしできない」との表現は消えた。強硬姿勢が台湾住民の中国離れを招き、総統選で民進党に有利になることを懸念したためだ。さらに、「一国二制度」について、前回は「両岸統一の最も良い方式」とされたが、今回、そうした表現はなかった。大多数の台湾住民が拒否しているためと見られる。 (2007年10月15日20時57分 読売新聞) URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071015i413.htm *1015 中国共産党大会開幕、胡主席が成長至上主義から転換表明 [読売] 中国共産党大会が北京で開幕、活動報告を行う胡錦濤総書記=佐藤俊和撮影 【北京=佐伯聡士、牧野田亨】2008年北京五輪を挟む今後5年間の中国の政治・経済の路線を決める中国共産党第17回大会が15日午前、北京の人民大会堂で開幕し、胡錦濤総書記(国家主席)が党中央委員会報告(政治報告)を行った。  報告は、調和のとれた持続可能な発展を目指す胡総書記の戦略思想「科学的発展観」を党の路線として全面的に推進することを宣言。今大会で2期目に入る胡総書記は、従来の成長至上主義から脱却し、拡大する所得格差の是正や環境汚染の改善などに取り組む方針を党の指導原則として長期的に堅持する姿勢を明確に示した。  報告は、胡氏が総書記に就任した02年の前回党大会以来の5年を「我が国の国際的地位と影響力が明らかに向上した」と総括。その上で、20年までに「小康社会」(いくらかゆとりのある社会)を全面的に築き上げることを引き続き最大の目標に掲げた。  これまで「20年までに国内総生産(GDP)を2000年の4倍増とする」としてきた経済発展目標を「1人当たりの目標」として明記。都市と農村の格差是正や省エネルギー対策の強化、地域の均衡発展促進、金融、財政などマクロ政策の健全化を進めるなど、具体的な方針を示した。  報告は今回、特に、「民生問題の改善」に一章を設けた。民工(出稼ぎ労働者)や失業者ら社会的弱者だけでなく、一般庶民からも不満が高まっている教育、医療、住宅などの分野で「全国民が保障を受けるよう努め、調和のとれた社会の建設を推進する」とした。  その上で、報告は「科学的発展観」を「マルクス・レーニン主義」「毛沢東思想」、改革・開放政策を打ち出した「トウ小平理論」、民間経済の党内への取り込みを盛り込んだ江沢民前総書記の指導思想「三つの代表」と併記。「貫徹しなければならない重要な戦略思想」と位置付けた。これにより、胡総書記の「科学的発展観」が今大会で党規約に盛り込まれることが確実になった。(トウ小平の「トウ」は「登」+「おおざと」)  一方、報告には、国家の威信をかけた一大イベントである08年の北京五輪、10年の上海万博の成功に努めるとの方針も明記された。  大会は21日までの7日間で、閉幕翌日の22日に第17期中央委員会第1回総会(1中総会)が開かれ、新指導部の陣容が決定する。 (2007年10月15日12時40分 読売新聞) URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071015it02.htm *0924 抗日戦闘勝利記念式典に林彪の銅像 再評価か [朝日] 2007年09月24日18時25分  24日付の香港紙星島日報は、中国山西省平型関でこのほど開かれた抗日戦闘記念の式典で、71年にクーデターに失敗した林彪(リン・ピアオ)・元党副主席の銅像が披露されたと報じた。式典には遺族も出席。7月に北京で行われた軍の展覧会でも肖像写真が展示されており、生前、十大元帥に数えられた林彪の功績を再評価する動きとの見方が出ている。  林彪の銅像が公に造られたのは71年9月に毛沢東の暗殺を計画、国外逃亡を図り死亡して以来、初めてという。平型関では37年9月、林彪らが率いる八路軍が日本軍と戦闘。中国は「不滅の日本軍という神話を破った」歴史的な戦いと位置づけている。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0924/TKY200709240162.html *0908 中国のエイズ感染21万人に 半年で1万8千人増 [朝日] 2007年09月08日23時24分  新華社電によると、中国国務院(中央政府)エイズ予防・治療工作委員会弁公室は8日までに、今年7月末までに報告されたエイズウイルス(HIV)感染者が21万4300人に達したと明らかにした。このうち発症者は5万6758人で、1万8246人が死亡した。  今年1―6月に新たに報告された感染者は1万8543人に上り、4314人が発症、2039人が死亡するなど、同弁公室は「感染などは依然として上昇傾向にある」と懸念を示した。  ただ、報告されていない患者も多く、実際の感染者は65万人に達すると推定されている。(時事) URL:http://www.asahi.com/international/update/0908/JJT200709080007.html *0717 中国の環境汚染:OECDが51項目の改善策勧告 [毎日]  経済協力開発機構(OECD)は17日、中国の環境政策の初の報告書「中国の環境パフォーマンスレビュー」をまとめ、北京で同国政府と覚書を調印した。報告書は中国政府の環境対策が一定の実績を上げていると評価したが、大気や水の汚染の深刻さを指摘。改善のために国家環境保護総局を「省」に格上げするなど51項目を勧告した。  報告書によると、現在の汚染物質排出削減目標は大気環境基準を達成するには不十分で、一部の都市の大気環境は世界最悪の部類に入ると指摘。多くの河川、湖沼、沿岸水域の汚染は深刻で生態系の深刻な劣化につながるほか、人の健康への大きな脅威となり経済成長の足を引っ張りかねないとしている。また、都市廃棄物、産業廃棄物、危険廃棄物は安全に処理できる量をはるかに超え、不法投棄により人の健康と環境が危険にさらされていると警告している。  そのうえで、改善のために、市場メカニズムの徹底や環境税の導入▽気候変動に関する一貫した計画の策定▽国際的な環境協力の強化--などを勧告した。勧告の実施状況について、2年以内の報告を求めている。【瀬上順敬】 毎日新聞 2007年7月17日 22時25分 (最終更新時間 7月17日 22時26分) URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20070718k0000m030112000c.html *0716 山西省が公務員ら計95人処分 中国奴隷工場事件で [朝日] 2007年07月16日18時45分  拉致された子どもや出稼ぎ労働者らがれんが工場で過酷な労働を強いられていた事件にからみ、中国共産党の山西省規律委員会は16日、党や政府の規律に違反して事態を放置していたとして、同省運城市や洪洞県などの党員や公務員計95人に対し、党籍剥奪(はくだつ)や職務解任などの処分を行うと発表した。  同委によると、同省の特別査察チームが各地で調査した結果、多数の党員や公務員に、監督不行き届きや職務怠慢の実態が判明した。中には、自らが違法工場の経営にかかわっていた幹部もいたとしている。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0716/TKY200707160409.html *0618 拉致された子、強制労働 中国当局600人保護 [朝日] 2007年06月18日17時29分  中国各地で拉致された子供たちがれんが工場などで過酷な労働を強いられていた実態が判明し、山西、河南両省の公安当局は省内にあるれんが工場など1万カ所以上の一斉捜索を開始した。18日までに子供や知的障害者を含む約600人を保護、工場経営者や拉致実行者ら約170人を拘束した。同様に拉致された被害者は1000人を超えるとみられており、公安当局はさらに捜索を進めている。 山西省洪洞県で5月27日、れんが工場から保護され、警察署の前に立つ労働者たち=ロイター 摘発されたれんが工場内にある細長いかまど。拉致された子供らが、ここから高温のれんがを運び出していた=17日、山西省洪洞県広勝寺で  国営新華社通信などによると、拉致グループは、鄭州市など大都市のターミナル駅周辺で未成年や職を探す労働者らに「仕事がある」などと誘い、拉致していた。被害者は400元(約6000円)~500元で工場に売り渡されていた。  被害者はわずかな食事を与えられただけで、厳重な監視下で早朝から深夜まで15時間以上も無償で働かされていた。12歳の少年や70歳の高齢者も含まれていた。全身にやけどを負っている被害者も多い。  親たちが自力で我が子を工場から救出した様子を地元テレビ局が放映したり、子供が失跡した父母約400人がネットを通じて救出を呼びかけたりしたことで問題が顕在化。長期間事態を見過ごしていた当局の姿勢に批判も出ている。  ●「仕事遅い」殴打、体中やけど  「現代の奴隷工場」――。一斉摘発の端緒となった洪洞県広勝寺のれんが工場を、内情を知る関係者はこう形容していた。ここで3カ月近く働かされていた河南省の男性(20)とその父親(43)が、朝日新聞記者に拉致や過酷な労働の実態を語った。  調理学校を卒業した男性は3月7日深夜、鄭州市で料理店の面接を終え、駅付近の長距離電話がかけられる店で休んでいた。見知らぬ男3人が近づき、「何の仕事ができる」と聞いてきた。男性が「調理師の資格がある」と言うと、男たちは「ちょうどいい。レストランを経営しているから働かないか」と誘った。  男性は誘いに応じ、ワゴン車に乗った。勧められた飲料水を飲むと、強い眠気に襲われた。睡眠薬が入っていたらしい。翌日午後に目をさますと、れんが工場にいた。  山に囲まれ、れんがの搬出に使われる細い道が唯一の出入り口。経営者宅があり、出入りを監視していた。経営者は村の共産党書記の息子だった。12~60歳の約30人が働かされていた。男6人と犬6匹が常時監視していた。  朝5時から深夜1時まで平均16時間以上働かされた。100度以上もあるかまどの内部に入り、焼き上がった高温のれんがを薄い手袋をはめただけで運び出した。仕事が遅いと棒で殴られ、体中にやけどを負った。  食事は塩をふっただけの葉物野菜とおかゆ。就寝時間になると、窓がふさがれた粗末な小屋に押し込まれて施錠され、薄い布団にくるまって床に寝た。風呂はなかった。  3月8日夜、父親は公安局に捜索願を出した。テレビや新聞に尋ね人の広告も出した。広告を見た男性から「息子が誘拐されて山西省の工場で働かされたが、自力で逃げ帰った」と連絡を受けた。父親は5回にわたり同省を訪れ、買い付け業者を装って200以上のれんが工場を訪れたが、消息はつかめなかった。  不安が募る中、5月29日、突然息子から電話があった。公安当局の摘発で救出され、病院にいた。父親は全身の力が抜け、泣いた。久しぶりに会った息子はげっそりとやせ、全身やけどやあざだらけ。感情が抜けたように無表情だった。  拉致された男性は「なぜ簡単にだまされたのか。両親に迷惑をかけてしまった」と自分を責める。父親は「救出が遅れたら息子は死んでいたかもしれない。こんなことは絶対に許されない」。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0618/TKY200706180186.html *[[●中国06Ⅱ]] より続く
最新の情報は、[[●中国]] へ #contents #comment(vsize=2,nsize=20,size=40) ↑ご自由にコメントをお書き下さい。 *1229 中国の活動家・胡氏逮捕 政権転覆扇動容疑で公安当局に [朝日] 2007年12月29日19時31分  エイズウイルス感染者の権利擁護をはじめ人権問題や民主化運動に取り組む北京在住の活動家・胡佳氏(34)が、中国公安当局に逮捕されたことがわかった。妻の曽金燕氏(24)と11月に生まれた長女・謙慈ちゃんも自宅に軟禁され、外部との連絡ができない状態に置かれている。  中国の人権侵害や民主化運動に対する弾圧状況を伝えるウェブサイトの維権網や胡氏の知人によると、公安当局者約20人が27日、胡氏の自宅を訪れ、国家政権転覆扇動容疑で逮捕すると通告し、胡氏を連行した。自宅には当局者数人が残り、妻子を監視。外部との連絡を禁じ、胡氏の逮捕後に自宅を訪れた母親の携帯電話も取り上げた。胡夫妻の携帯電話も自宅の電話も29日現在、不通状態が続いている。  胡氏は中国各地の人権擁護や民主化運動に取り組む活動家と連携し、当局による弾圧状況などを電子メールで海外に発信してきた。今年、欧州議会が優れた人権活動家に贈るサハロフ賞の候補に挙げられた。妻の曽氏も自身のブログで胡氏の活動を支えて今年、米タイム誌に「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。  胡氏は06年2月にも公安当局に拘束されたことがあるが、この時は今回と違って拘束理由や容疑などが示されず、41日後に解放された。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1229/TKY200712290178.html *1220 マカオで市民がデモ…中国返還8周年、貧富格差拡大に抗議 [読売]  【マカオ=吉田健一】中国返還8周年を迎えたマカオで20日、格差拡大などに抗議するデモが行われ、主催者によると、約7000人が参加した。  マカオでは今年、デモが相次いでおり、カジノ景気の陰で広がる貧富の格差などに市民が強い不満を抱いていることを示している。  参加者は「中国からの不法労働者を規制せよ」「不動産価格を安定させよ」などと叫び、政府を批判するプラカードや横断幕を手に市街地を練り歩いた。  マカオは昨年、カジノの売り上げが米ラスベガスを抜き世界一となり、一人当たり域内総生産(GDP)も初めて香港を上回った。しかし、中国から流入する不法労働者が、地元労働者の賃金を押し下げるなど、市民の多くはカジノ景気の恩恵を受けていない。 (2007年12月20日20時50分 読売新聞) URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071220i314.htm *1219 北京の「腐敗分子」、10年で4千人超 [朝日] 2007年12月19日22時53分  18日付の夕刊紙・法制晩報は、北京市検察院が反汚職局を創設してから現在までの10年間に摘発された「腐敗分子」は4439人にのぼると報じた。収賄や公金横領などが中心で、金額が100万元(約1600万円)を超える案件は568件に達するという。  摘発されたのは、市当局のトップら閣僚級が9人、局長級が227人など。反汚職局は過去10年の摘発で29億元(約464億円)を回収した、と中国メディアに同局の存在意義を強調した。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1219/TKY200712190383.html *1126 チベット自治区でまた衝突 僧侶の拘束巡り、武装警察と [朝日] 2007年11月26日19時50分  26日付の香港紙明報によると、中国チベット自治区ラサ市の北東約300キロにあるナチュ地区で先週、チベット僧侶3人が公安当局に拘束されたことにチベット系住民が反発、約600人が公安局を取り囲んで公用車を壊すなどし、800人余りの武装警察と衝突した。複数の住民が拘束されたとみられる。  自治区では、8月にチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の復帰を求めた住民らが懲役刑を受けたほか、10月にも14世を祝福しようとした僧侶を武装警察が殴り、大規模な衝突に発展するなど、チベット系住民や僧侶と、治安当局との衝突が相次いでいる。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1126/TKY200711260255.html *1126 中国 猶予つき判決増加 最高法院は自賛 [朝日] 2007年11月26日11時41分  中国最高人民法院(最高裁に相当)の肖揚院長は、今年初めからこれまでに言い渡された猶予つき死刑の判決数が、死刑執行数を超えたことを明らかにした。24日付の中国各紙が伝えた。中国は今年1月、地方の裁判所に委ねる形をとっていた死刑執行の承認権を最高人民法院に一本化すると規定。その成果を強調した格好。肖院長は23日の全国法院司法改革工作会議で、死刑執行の承認権をめぐる「重大な改革」が定着しつつある、と指摘した。  中国の司法制度では死刑のほか、猶予つきの死刑判決がある。一般的に2年間の猶予期間中に問題を起こさなければ死刑は執行されず、無期懲役刑などに減刑される。  ただ、「死刑大国」と国際社会から批判されている中国は、依然として死刑判決や執行の統計を発表していない。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1126/TKY200711260111.html *1115 「共産党の指導は欠かせない」 中国が初の政党白書 [朝日] 2007年11月15日19時51分  中国政府は15日、政党に関する初の白書「中国の政党制度」を発表した。共産党の指導のもと八つの民主党派が協力する「中国の特色ある社会主義政党制度」が国情に合っているとして、三権分立や議会制民主主義制度の導入を否定。「共産党の指導と執政は欠かせない」として、一党独裁の正当性を強調した。  また白書は、政府で非共産党員や民主党派からの人材登用が進んでおり、昨年末時点で全国の県以上の幹部計3万1000人が非共産党員だと指摘した。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1115/TKY200711150344.html *1113 エイズウイルス感染者の入国制限、撤廃方針 中国 [朝日] 2007年11月13日18時55分  中国衛生省の毛群安報道官は12日、エイズウイルス感染者らに対する入国制限をなくす方向で検討を始めたことを明らかにした。入国解禁の具体的な時期やめどは明言しなかった。  報道官は同日の記者会見で、エイズウイルス感染者や性病患者、ハンセン病患者らの入国を制限している外国人入境管理法の実施細則規定について「修正を考えている」と発言した。  入国制限措置に対してはかねて人権団体などが批判。ニューヨークに本部を置くヒューマン・ライツ・ウオッチは10日、撤廃を呼びかけていた。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1113/TKY200711130398.html *1112 中国、国家分裂罪などで5人に死刑判決 [朝日] 2007年11月12日10時42分  12日付英字紙チャイナ・デーリーによると、中国新疆ウイグル自治区カシュガルの地方裁判所は8日、同自治区でウイグル族主体の国家「東トルキスタン」建国を目指す独立派幹部らがテロ活動を準備していたとして、国家分裂罪などで5人に死刑(うち2人は2年の執行猶予)、1人に無期懲役の判決を言い渡した。  判決によると、6人は05年からテロ組織を結成し、訓練基地で約16キロの爆薬を所有。数十人の活動家らに爆弾の使い方を教えていたとされる。同自治区ではウイグル族の独立運動が続いており、当局は来夏の北京五輪に向け警戒を強めている。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1112/TKY200711120032.html *1027 上海市トップに兪正声氏 高級幹部の子弟「太子党」 [朝日] 2007年10月27日21時56分  新華社通信によると、中国共産党中央は27日、上海市トップの習近平(シー・チンピン)・市党委書記の後任に、兪正声・湖北省党委書記(政治局員)をあてる人事を決めた。人事を取り仕切る党中央組織部長には李源潮・江蘇省党委書記(同)が就任する。  習氏は今年3月、大型汚職事件で解任された陳良宇氏の後任として上海市党委書記に就任。今月の共産党大会で、最高指導部である政治局常務委員に昇格した。兪氏の就任で、2代続けて上海市での勤務経験がない外部からの登用となる。兪氏は高級幹部の子弟グループ「太子党」の一人。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1027/TKY200710270246.html *1022 新胡錦濤体制が発足 中国共産党、1中全会開催 [朝日] 2007年10月22日13時08分  中国共産党の第17期中央委員会第1回全体会議(1中全会)が22日、北京で開かれ、胡錦濤(フー・チンタオ)総書記(64)=国家主席=を再任した。最高指導部の政治局常務委員には新たに習近平・上海市党委書記(54)と、李克強・遼寧省党委書記(52)が中央委員から政治局員を飛び越えて昇格し、5年後に引退するとみられる胡氏らの有力後継候補となった。  このほか政治局員から賀国強・党中央組織部長(64)、周永康公安相(64)が常務委員に選出された。胡総書記を含む新常務委員9人は同日、人民大会堂で記者会見を開いた。党内序列は胡氏に続き、呉邦国(ウー・パンクオ)・全国人民代表大会常務委員長(66)、温家宝(ウェン・チアパオ)首相(65)、賈慶林(チア・チンリン)・全国政治協商会議主席(67)まではこれまでと同じ。序列5位以下は、李長春(リー・チャンチュン)氏(63)=再任=、習近平氏、李克強氏、賀国強氏、周永康氏の順。賀氏は中央規律検査委書記に就任した。  今回、常務委員を退いたのは、曽慶紅(ツォン・チンホン)氏(68)、呉官正(ウー・コワンチョン)氏(69)、羅幹(ルオ・カン)氏(72)。江沢民・前総書記との関係が深い実力者だった曽氏の引退で、胡氏の基盤はさらに強固になる。中国筋によると、胡氏は、共産主義青年団(共青団)で胡氏と同様に第1書記を務めた李克強氏を強く推薦したという。しかし、同じく江氏が登用した呉邦国氏や賈氏が残留。江氏や曽氏らが、関係が深いとされる習氏や周氏の昇格を推し、一定の影響力を示した。  常務委の人数は当初、江氏が前回増員した9人(その後黄菊氏が死去し8人)から7人に戻すことが検討されていたが、江氏や長老の中に、減員に消極的な意見があり、多様化する業務に対応するためにも9人体制の維持が必要と判断された模様だ。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1022/TKY200710220042.html *1021 「胡色」鮮明、新体制へ 中国共産党大会閉幕 [朝日] 2007年10月21日21時49分  北京で開かれていた第17回中国共産党大会は21日、今後5年間の指導部を担う新しい中央委員204人と同候補167人を選出し、閉幕した。  最高指導部である政治局常務委員8人のうち、曽慶紅(ツォン・チンホン)国家副主席(68)、中央規律検査委書記の呉官正(ウー・コワンチョン)氏(69)、中央政法委書記の羅幹(ルオ・カン)氏(72)が中央委員から外れ、引退が決まった。胡錦濤(フー・チンタオ)総書記(64)ら5人は再選された。68歳を定年とする基準が確立されたとみられる。  22日に開かれる第17期中央委員会第1回全体会議で、新しい常務委員と政治局員が選出され2期目の胡指導部が発足する。習近平・上海市党委書記(54)や李克強・遼寧省党委書記(52)の昇格が有力視されている。大会で選出された党中央規律検査委員に、政治局員として唯一、賀国強・党中央組織部長(64)が入っており、常務委員に昇格し、検査委書記に就任するとみられる。  大会では、胡氏が提唱する持続可能な経済発展を目指す戦略思想「科学的発展観」を盛り込んだ党規約改正案が採択された。経済成長至上主義を改め、環境問題や格差の是正に取り組む姿勢を示している。胡氏が、江氏や故トウ小平氏がなし得なかった在職中の規約改正を実現したことで、「権威向上が図られる」(中国筋)のは確実だ。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1021/TKY200710210163.html *1015 中国、ポスト陳時代にらみ台湾に対話を呼びかけ [読売]  【台北=石井利尚】中国共産党の胡錦濤総書記は15日の政治報告で、台湾に対し、「一つの中国を前提として、敵対状態の正式な終結を話し合い、和平合意を達成し、両岸関係の平和的な発展の新たな局面を開きたい」と対話を呼びかけた。  独立志向を強める陳水扁総統が来年5月に退任し、新政権が発足することを意識したもの。胡氏は「一つの中国を認めれば、いかなる政党とも交流し、何でも話し合うことができる」とも述べ、陳総統の民進党が政権を維持した場合を想定し、対中協調派に期待を寄せていることも示した。  一方で、胡氏は「いかなる名義、方式であろうと、台湾を中国から切り離すことは絶対許さない」「主権や領土に関する問題は台湾同胞を含む全中国人が決定する」と語気を強め、台湾の国連加盟の住民投票計画などを暗に非難した。  これに対して、台湾側は「台湾の将来は台湾住民が決めることで、中国が『一つの中国』を台湾の住民に押しつけることこそが、両岸関係の最大の障害だ」(大陸委員会)と反発した。  ただ、5年前の政治報告にあった「武力行使」「台湾問題は無期限に先延ばしできない」との表現は消えた。強硬姿勢が台湾住民の中国離れを招き、総統選で民進党に有利になることを懸念したためだ。さらに、「一国二制度」について、前回は「両岸統一の最も良い方式」とされたが、今回、そうした表現はなかった。大多数の台湾住民が拒否しているためと見られる。 (2007年10月15日20時57分 読売新聞) URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071015i413.htm *1015 中国共産党大会開幕、胡主席が成長至上主義から転換表明 [読売] 中国共産党大会が北京で開幕、活動報告を行う胡錦濤総書記=佐藤俊和撮影 【北京=佐伯聡士、牧野田亨】2008年北京五輪を挟む今後5年間の中国の政治・経済の路線を決める中国共産党第17回大会が15日午前、北京の人民大会堂で開幕し、胡錦濤総書記(国家主席)が党中央委員会報告(政治報告)を行った。  報告は、調和のとれた持続可能な発展を目指す胡総書記の戦略思想「科学的発展観」を党の路線として全面的に推進することを宣言。今大会で2期目に入る胡総書記は、従来の成長至上主義から脱却し、拡大する所得格差の是正や環境汚染の改善などに取り組む方針を党の指導原則として長期的に堅持する姿勢を明確に示した。  報告は、胡氏が総書記に就任した02年の前回党大会以来の5年を「我が国の国際的地位と影響力が明らかに向上した」と総括。その上で、20年までに「小康社会」(いくらかゆとりのある社会)を全面的に築き上げることを引き続き最大の目標に掲げた。  これまで「20年までに国内総生産(GDP)を2000年の4倍増とする」としてきた経済発展目標を「1人当たりの目標」として明記。都市と農村の格差是正や省エネルギー対策の強化、地域の均衡発展促進、金融、財政などマクロ政策の健全化を進めるなど、具体的な方針を示した。  報告は今回、特に、「民生問題の改善」に一章を設けた。民工(出稼ぎ労働者)や失業者ら社会的弱者だけでなく、一般庶民からも不満が高まっている教育、医療、住宅などの分野で「全国民が保障を受けるよう努め、調和のとれた社会の建設を推進する」とした。  その上で、報告は「科学的発展観」を「マルクス・レーニン主義」「毛沢東思想」、改革・開放政策を打ち出した「トウ小平理論」、民間経済の党内への取り込みを盛り込んだ江沢民前総書記の指導思想「三つの代表」と併記。「貫徹しなければならない重要な戦略思想」と位置付けた。これにより、胡総書記の「科学的発展観」が今大会で党規約に盛り込まれることが確実になった。(トウ小平の「トウ」は「登」+「おおざと」)  一方、報告には、国家の威信をかけた一大イベントである08年の北京五輪、10年の上海万博の成功に努めるとの方針も明記された。  大会は21日までの7日間で、閉幕翌日の22日に第17期中央委員会第1回総会(1中総会)が開かれ、新指導部の陣容が決定する。 (2007年10月15日12時40分 読売新聞) URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071015it02.htm *0924 抗日戦闘勝利記念式典に林彪の銅像 再評価か [朝日] 2007年09月24日18時25分  24日付の香港紙星島日報は、中国山西省平型関でこのほど開かれた抗日戦闘記念の式典で、71年にクーデターに失敗した林彪(リン・ピアオ)・元党副主席の銅像が披露されたと報じた。式典には遺族も出席。7月に北京で行われた軍の展覧会でも肖像写真が展示されており、生前、十大元帥に数えられた林彪の功績を再評価する動きとの見方が出ている。  林彪の銅像が公に造られたのは71年9月に毛沢東の暗殺を計画、国外逃亡を図り死亡して以来、初めてという。平型関では37年9月、林彪らが率いる八路軍が日本軍と戦闘。中国は「不滅の日本軍という神話を破った」歴史的な戦いと位置づけている。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0924/TKY200709240162.html *0908 中国のエイズ感染21万人に 半年で1万8千人増 [朝日] 2007年09月08日23時24分  新華社電によると、中国国務院(中央政府)エイズ予防・治療工作委員会弁公室は8日までに、今年7月末までに報告されたエイズウイルス(HIV)感染者が21万4300人に達したと明らかにした。このうち発症者は5万6758人で、1万8246人が死亡した。  今年1―6月に新たに報告された感染者は1万8543人に上り、4314人が発症、2039人が死亡するなど、同弁公室は「感染などは依然として上昇傾向にある」と懸念を示した。  ただ、報告されていない患者も多く、実際の感染者は65万人に達すると推定されている。(時事) URL:http://www.asahi.com/international/update/0908/JJT200709080007.html *0717 中国の環境汚染:OECDが51項目の改善策勧告 [毎日]  経済協力開発機構(OECD)は17日、中国の環境政策の初の報告書「中国の環境パフォーマンスレビュー」をまとめ、北京で同国政府と覚書を調印した。報告書は中国政府の環境対策が一定の実績を上げていると評価したが、大気や水の汚染の深刻さを指摘。改善のために国家環境保護総局を「省」に格上げするなど51項目を勧告した。  報告書によると、現在の汚染物質排出削減目標は大気環境基準を達成するには不十分で、一部の都市の大気環境は世界最悪の部類に入ると指摘。多くの河川、湖沼、沿岸水域の汚染は深刻で生態系の深刻な劣化につながるほか、人の健康への大きな脅威となり経済成長の足を引っ張りかねないとしている。また、都市廃棄物、産業廃棄物、危険廃棄物は安全に処理できる量をはるかに超え、不法投棄により人の健康と環境が危険にさらされていると警告している。  そのうえで、改善のために、市場メカニズムの徹底や環境税の導入▽気候変動に関する一貫した計画の策定▽国際的な環境協力の強化--などを勧告した。勧告の実施状況について、2年以内の報告を求めている。【瀬上順敬】 毎日新聞 2007年7月17日 22時25分 (最終更新時間 7月17日 22時26分) URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20070718k0000m030112000c.html *0716 山西省が公務員ら計95人処分 中国奴隷工場事件で [朝日] 2007年07月16日18時45分  拉致された子どもや出稼ぎ労働者らがれんが工場で過酷な労働を強いられていた事件にからみ、中国共産党の山西省規律委員会は16日、党や政府の規律に違反して事態を放置していたとして、同省運城市や洪洞県などの党員や公務員計95人に対し、党籍剥奪(はくだつ)や職務解任などの処分を行うと発表した。  同委によると、同省の特別査察チームが各地で調査した結果、多数の党員や公務員に、監督不行き届きや職務怠慢の実態が判明した。中には、自らが違法工場の経営にかかわっていた幹部もいたとしている。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0716/TKY200707160409.html *0618 拉致された子、強制労働 中国当局600人保護 [朝日] 2007年06月18日17時29分  中国各地で拉致された子供たちがれんが工場などで過酷な労働を強いられていた実態が判明し、山西、河南両省の公安当局は省内にあるれんが工場など1万カ所以上の一斉捜索を開始した。18日までに子供や知的障害者を含む約600人を保護、工場経営者や拉致実行者ら約170人を拘束した。同様に拉致された被害者は1000人を超えるとみられており、公安当局はさらに捜索を進めている。 山西省洪洞県で5月27日、れんが工場から保護され、警察署の前に立つ労働者たち=ロイター 摘発されたれんが工場内にある細長いかまど。拉致された子供らが、ここから高温のれんがを運び出していた=17日、山西省洪洞県広勝寺で  国営新華社通信などによると、拉致グループは、鄭州市など大都市のターミナル駅周辺で未成年や職を探す労働者らに「仕事がある」などと誘い、拉致していた。被害者は400元(約6000円)~500元で工場に売り渡されていた。  被害者はわずかな食事を与えられただけで、厳重な監視下で早朝から深夜まで15時間以上も無償で働かされていた。12歳の少年や70歳の高齢者も含まれていた。全身にやけどを負っている被害者も多い。  親たちが自力で我が子を工場から救出した様子を地元テレビ局が放映したり、子供が失跡した父母約400人がネットを通じて救出を呼びかけたりしたことで問題が顕在化。長期間事態を見過ごしていた当局の姿勢に批判も出ている。  ●「仕事遅い」殴打、体中やけど  「現代の奴隷工場」――。一斉摘発の端緒となった洪洞県広勝寺のれんが工場を、内情を知る関係者はこう形容していた。ここで3カ月近く働かされていた河南省の男性(20)とその父親(43)が、朝日新聞記者に拉致や過酷な労働の実態を語った。  調理学校を卒業した男性は3月7日深夜、鄭州市で料理店の面接を終え、駅付近の長距離電話がかけられる店で休んでいた。見知らぬ男3人が近づき、「何の仕事ができる」と聞いてきた。男性が「調理師の資格がある」と言うと、男たちは「ちょうどいい。レストランを経営しているから働かないか」と誘った。  男性は誘いに応じ、ワゴン車に乗った。勧められた飲料水を飲むと、強い眠気に襲われた。睡眠薬が入っていたらしい。翌日午後に目をさますと、れんが工場にいた。  山に囲まれ、れんがの搬出に使われる細い道が唯一の出入り口。経営者宅があり、出入りを監視していた。経営者は村の共産党書記の息子だった。12~60歳の約30人が働かされていた。男6人と犬6匹が常時監視していた。  朝5時から深夜1時まで平均16時間以上働かされた。100度以上もあるかまどの内部に入り、焼き上がった高温のれんがを薄い手袋をはめただけで運び出した。仕事が遅いと棒で殴られ、体中にやけどを負った。  食事は塩をふっただけの葉物野菜とおかゆ。就寝時間になると、窓がふさがれた粗末な小屋に押し込まれて施錠され、薄い布団にくるまって床に寝た。風呂はなかった。  3月8日夜、父親は公安局に捜索願を出した。テレビや新聞に尋ね人の広告も出した。広告を見た男性から「息子が誘拐されて山西省の工場で働かされたが、自力で逃げ帰った」と連絡を受けた。父親は5回にわたり同省を訪れ、買い付け業者を装って200以上のれんが工場を訪れたが、消息はつかめなかった。  不安が募る中、5月29日、突然息子から電話があった。公安当局の摘発で救出され、病院にいた。父親は全身の力が抜け、泣いた。久しぶりに会った息子はげっそりとやせ、全身やけどやあざだらけ。感情が抜けたように無表情だった。  拉致された男性は「なぜ簡単にだまされたのか。両親に迷惑をかけてしまった」と自分を責める。父親は「救出が遅れたら息子は死んでいたかもしれない。こんなことは絶対に許されない」。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0618/TKY200706180186.html *[[●中国06Ⅱ]] より続く

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