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#contents *0615 アッバス議長が非常事態を宣言 ハニヤ首相を解任 [朝日] 2007年06月15日08時18分  パレスチナ自治区ガザで続くイスラム過激派ハマスと穏健派ファタハの戦闘は14日深夜、ハマスがファタハの治安部隊をほぼ制圧した。これに対し、パレスチナ自治政府の大統領にあたりファタハを率いるアッバス議長は同日夜(日本時間15日未明)、ハマスのハニヤ首相を解任するとともに、ガザと自身が滞在する別の自治区ヨルダン川西岸の両方に、非常事態を宣言した。  これにより、3月に発足したハマスとファタハの連立政権は崩壊した。非常事態内閣がどのような顔ぶれになるかは不明だが、ハマスが治安権限を握っているガザで非常事態を実行するのは不可能だ。ハマスは受け入れを拒否したため、ファタハの影響力の強い西岸がガザと分離する可能性が出てきた。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0615/TKY200706150010.html *0524 レバノン戦闘継続に「深刻な懸念」 安保理が声明 [朝日] 2007年05月24日09時53分  国連安全保障理事会のカリルザード議長(米国連大使)は23日、レバノンでの武力衝突について「深刻な懸念」を表明する報道声明を発表した。声明は「ファタハ・イスラムによるレバノン治安部隊への攻撃を最も強い表現で非難する」とし、「安保理はレバノン政権支援のために行動し続ける用意がある」と強調した。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0524/TKY200705240044.html *0518 イスラエル軍、ハマス施設を空爆 停戦は事実上崩壊 [朝日] 2007年05月18日00時32分  イスラエル軍は17日、パレスチナ自治区ガザ中心部でイスラム過激派ハマスの治安部隊施設を空爆し、病院の情報によると約40人が負傷した。ハマスの部隊幹部が乗っていたと見られる車や内務省報道官宅の警備施設も空からミサイル攻撃し、2人以上が死亡。前日にはガザ南部のハマス施設を空爆、4人以上が死亡しており、昨年11月にイスラエル軍とガザの武装集団の間で成立した停戦は事実上崩壊した。  ハマスの軍事部門は、04年以来停止しているイスラエル領内での自爆テロの再開を警告した。  イスラエル政府は、ハマスなどが17日まで3日連続で多数のロケット弾をイスラエル領内に撃ち込み、負傷者が出たことへの報復だとしている。ただ、イスラエル軍の本格的な攻撃を誘ってガザ内部の結束を固める思惑がハマスにはあると見ており、同軍は地上侵攻を控えている。  ガザでは16日夜、抗争を続けるハマスと穏健派ファタハがそれぞれ停戦を宣言した。13日に抗争が激化してから4度目の停戦で、守られるかどうかは不透明だ。16日は停戦宣言後に5人が死亡、同日の抗争による死者は20人を超え、過去最悪の規模となった。ロイター通信によると、17日には抗争が再発して3人が死亡した。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0517/TKY200705170301.html *0515 ハマスとファタハが激戦、11人死亡 ガザ [朝日] 2007年05月15日23時01分  パレスチナ自治区ガザで15日、自治政府の連立内閣をつくるイスラム過激派ハマスと穏健派ファタハの抗争が再発し、ファタハ側の8人を含む計11人が死亡した。ロイター通信によると、ファタハはエジプトで訓練を受けていた数百人の部隊をハマスとの戦闘に投入するため急きょ呼び戻したという情報があり、事態がさらに悪化する可能性がある。  ガザからの報道などによると、ガザ東部のイスラエルとの境界にあるカルニ検問所付近で15日、ハマスの武装集団がファタハのアッバス議長警護隊をロケット弾などで攻撃した。13日から14日にかけての戦闘では通りがかりの市民を含む計10人が死亡。エジプトの仲介で両派は停戦に合意したが、すぐ破られている。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0515/TKY200705150368.html *1215 イスラエルが自治政府首相阻止、パレスチナ人同士打ち [読売]  【エルサレム=三井美奈】イスラエルのペレツ国防相は14日、イスラム原理主義組織ハマス幹部でパレスチナ自治政府のハニヤ首相が中東歴訪を終えエジプトから陸路ガザ地区に戻ろうとしたところ、検問所の閉鎖を命じ、ハニヤ首相の通過を阻止した。  これに反発したハマス武装メンバー数十人が検問所に乱入して発砲。検問所を警備するファタハ系治安部隊が応戦し、約20人が負傷した。  AP通信などによると、ハニヤ首相は、現金約3500万ドル(約40億円)を持ち込もうとしていた。首相は歴訪中、イスラエル敵視政策をとるイランやスーダンで支援約束を取り付けており、イスラエルは現金がハマスの武装組織に流れることを警戒したとみられる。  仲介に入ったエジプトが、現金を一時預かることで合意を取り付け、首相は約7時間後、検問所を通過してガザに戻った。この際、車列に何者かが発砲し、警備員が死亡した。  ハマス内閣発足後、米欧が援助を停止したため自治政府は財政難に陥っており、ハマス閣僚が外遊先で集めた現金を手荷物で持ち帰ろうとするケースが相次いでいる。 (2006年12月15日12時56分 読売新聞) URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061215i305.htm *1213 イスラエル首相、核保有認めず 「発言に変化ない」 [朝日] 2006年12月13日10時23分  ドイツを訪問中のイスラエルのオルメルト首相は12日の記者会見で、同国の核保有を認めたとうかがわせる発言を行ったことについて「イスラエルは中東で最初の核兵器保有国にはならないと繰り返し言っている」と述べ、核保有を認めたのではないと強調した。首相は「公に何度も言ってきたことであり、変化はない」と語った。  首相は11日放送の独テレビとのインタビューで、イランの核問題に関連して「イスラエルが持つのとはわけが違う」などと述べ、公然の秘密とされてきた核保有を認めたのではないか、と波紋を広げている。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1213/005.html *1127 人間の盾「停戦合意確認できるまで続ける」 ガザ [朝日] 2006年11月27日10時15分  イスラエル軍とイスラム過激派との停戦が26日に成立したパレスチナ自治区のガザ。しかし、イスラエル軍のミサイル攻撃から過激派活動家たちの住宅を守ろうとして始まった「人間の盾」は続いている。女性や子供を含む「盾」参加者たちは、停戦が本物だと納得するまでは立ち去らないという。 「人間の盾」の拠点になっているガザの自宅屋上で自分の子供を抱くバルードさん=25日  6月末に始まったイスラエル軍のガザ攻撃で、15~30分前に電話で警告して住民を退去させ、家屋をミサイルで破壊するやり方が初めて採り入れられた。被害は70軒を超すといわれる。  最初の「盾」は、ガザ北部のジャバリヤ難民キャンプにある過激派ハマスの活動家アブジャララさん(33)の5階建て住宅で始まった。17日夜、部屋を借りている親類から「イスラエル軍が破壊するからすぐ出ろと電話してきた」と知らされた。アブジャララさんは15年前も同軍に家を破壊され、親と路頭をさまよったことがあるという。  「同じ経験を繰り返したくない」と、家族や親類の計約40人の住人が居座った。ミサイル攻撃はなかった。  翌18日夜、同難民キャンプの過激派「民衆抵抗委員会」の活動家バルードさん(29)が家屋破壊の予告を受けた。バルードさんはイスラエル軍からの電話に向かって「私は逃げない」と答え、2階建て住宅の屋上に上がった。数百人が支援に集まり、家が揺れた。  この話がメディアで一斉に広まり、「盾」が守る家は計5軒に増えた。バルードさんは26日、朝日新聞の電話取材に「みんながまだ集まってくれる。もう破壊はないと安心できるまで続ける」と語った。  国際人権団体「ヒューマンライツ・ウオッチ」は22日、「市民を危険にさらしてはならない」との声明を発表した。バルードさんは「ガザの住民はみんな、親類や知人にイスラエル軍の攻撃による犠牲者がいて、困った人々を助けたがっている」と反論している。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1127/002.html *1126 ガザ停戦:イスラエルとパレスチナが合意 [毎日]  イスラエル首相府は26日未明、イスラエル軍とパレスチナ武装勢力がガザ地区での戦闘を同日朝に停止することで、オルメルト首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長が合意したと発表した。  イスラエル軍は6月にイスラム原理主義組織ハマスなどによる兵士拉致事件が起きてから、ガザ地区で空爆や部分侵攻などの作戦を続けており、戦闘が停止すれば約5カ月ぶりとなる。停戦が持続すれば、拉致兵士の解放や両者の首脳会談実現に向けた協議に好影響を与えそうだ。  首相府やパレスチナ当局者によると、議長が25日夜に首相に電話し、ハマスを含むパレスチナの全組織がロケット弾発射や武器密輸など、すべての攻撃的な行為の停止で合意したことを伝え、イスラエル軍の作戦停止とガザ撤退を要請。首相も同意し、パレスチナ側が攻撃をやめれば軍部隊の撤退を始めると表明した。  停戦合意に占領地のヨルダン川西岸は含まれないが、両首脳は今後、西岸への停戦拡大に向け協議を続けることで一致した。  イスラエル軍は11月8日にガザ北部の住宅地を誤って砲撃し19人が死亡、武装勢力側は報復としてイスラエル南部へのロケット弾攻撃を強め、イスラエル住民にも2人の死者が出ていた。ガザ地区では5カ月にわたる軍の攻撃で300人以上が死亡した。(エルサレム共同) 毎日新聞 2006年11月26日 10時05分 (最終更新時間 11月26日 12時19分) URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20061126k0000e030005000c.html *1120 数百人が「人間の盾」 イスラエル軍、ガザ空爆中止 [朝日] 2006年11月20日10時48分  イスラエル軍は18日夜、パレスチナ自治区ガザのイスラム過激派活動家の自宅を空爆しようとしたが、女性や子供を含む数百人が「人間の盾」になって住宅を取り囲んだため、中止を余儀なくされた。同軍は6月末にガザ攻撃を本格化して以来、「市民の殺害を避けるため」として15~30分前に標的の住宅の住人に警告してから、空爆するという方法を繰り返している。「人間の盾」で止められたのは初めて。 パレスチナ自治区ガザで19日、イスラム過激派「民衆抵抗委員会」の自宅の屋上に陣取り、「人間の盾」をつくったパレスチナ人たち=AP  現場はガザ北部のジャバリヤ難民キャンプで、過激派「民衆抵抗委員会」の活動家が空爆の警告を受けた。民衆抵抗委や過激派ハマスの幹部が住民に抵抗を呼びかけ、人々が2階建ての家の屋上や周辺に集まった。イスラエル軍は「人々がいたため攻撃を中止した」と認めた。  一方、イスラエル軍は19日、ハマスの活動家2人が乗っていた車を空爆し、ロイター通信によると近くを通りかかった高齢の男性が巻き込まれて死亡。活動家2人と数人の通行人が負傷した。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1120/003.html *1116 イスラエル非難決議、国連人権理が採択 ガザ砲撃巡り [朝日] 2006年11月16日14時19分  国連人権理事会は15日、特別会合を開き、イスラエル軍の砲撃により、パレスチナ自治区ガザで子どもを含む多くの市民が死亡した事件について人権侵害だと非難する決議を賛成多数で採択した。理事会は近く、攻撃があったガザ北部のベイトハヌーンに事実関係の調査団を派遣する。  決議は「イスラエルの意図的なパレスチナ市民の殺害は甚大な人権法、国際人道法の違反にあたる」としたうえで、「組織的なイスラエルの人権侵害に対し、それをすぐに終わらせるため国際社会の緊急の行動を求める」などとした。  出席理事国46カ国中、賛成32、反対8、棄権6。欧州諸国や日本は「批判がイスラエルに偏り過ぎている」としてさらなる議論を求めたが、採決に持ち込まれた。欧州連合(EU)の理事国は棄権したフランスを除き反対。日本は棄権した。  イスラエル軍のガザ攻撃をめぐっては、国連安全保障理事会が11日に非難決議案を採決したが、常任理事国の米国の拒否権行使で否決された。  人権理事会は理事国のなかにイスラム諸国会議機構(OIC)加盟国が多く、これまでも2回の特別会合でイスラエル非難決議を採択している。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1116/010.html *[[●パレスチナ・イスラエル06Ⅲ]] より続く
#contents *1215 イスラエルが自治政府首相阻止、パレスチナ人同士打ち [読売]  【エルサレム=三井美奈】イスラエルのペレツ国防相は14日、イスラム原理主義組織ハマス幹部でパレスチナ自治政府のハニヤ首相が中東歴訪を終えエジプトから陸路ガザ地区に戻ろうとしたところ、検問所の閉鎖を命じ、ハニヤ首相の通過を阻止した。  これに反発したハマス武装メンバー数十人が検問所に乱入して発砲。検問所を警備するファタハ系治安部隊が応戦し、約20人が負傷した。  AP通信などによると、ハニヤ首相は、現金約3500万ドル(約40億円)を持ち込もうとしていた。首相は歴訪中、イスラエル敵視政策をとるイランやスーダンで支援約束を取り付けており、イスラエルは現金がハマスの武装組織に流れることを警戒したとみられる。  仲介に入ったエジプトが、現金を一時預かることで合意を取り付け、首相は約7時間後、検問所を通過してガザに戻った。この際、車列に何者かが発砲し、警備員が死亡した。  ハマス内閣発足後、米欧が援助を停止したため自治政府は財政難に陥っており、ハマス閣僚が外遊先で集めた現金を手荷物で持ち帰ろうとするケースが相次いでいる。 (2006年12月15日12時56分 読売新聞) URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061215i305.htm *1213 イスラエル首相、核保有認めず 「発言に変化ない」 [朝日] 2006年12月13日10時23分  ドイツを訪問中のイスラエルのオルメルト首相は12日の記者会見で、同国の核保有を認めたとうかがわせる発言を行ったことについて「イスラエルは中東で最初の核兵器保有国にはならないと繰り返し言っている」と述べ、核保有を認めたのではないと強調した。首相は「公に何度も言ってきたことであり、変化はない」と語った。  首相は11日放送の独テレビとのインタビューで、イランの核問題に関連して「イスラエルが持つのとはわけが違う」などと述べ、公然の秘密とされてきた核保有を認めたのではないか、と波紋を広げている。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1213/005.html *1127 人間の盾「停戦合意確認できるまで続ける」 ガザ [朝日] 2006年11月27日10時15分  イスラエル軍とイスラム過激派との停戦が26日に成立したパレスチナ自治区のガザ。しかし、イスラエル軍のミサイル攻撃から過激派活動家たちの住宅を守ろうとして始まった「人間の盾」は続いている。女性や子供を含む「盾」参加者たちは、停戦が本物だと納得するまでは立ち去らないという。 「人間の盾」の拠点になっているガザの自宅屋上で自分の子供を抱くバルードさん=25日  6月末に始まったイスラエル軍のガザ攻撃で、15~30分前に電話で警告して住民を退去させ、家屋をミサイルで破壊するやり方が初めて採り入れられた。被害は70軒を超すといわれる。  最初の「盾」は、ガザ北部のジャバリヤ難民キャンプにある過激派ハマスの活動家アブジャララさん(33)の5階建て住宅で始まった。17日夜、部屋を借りている親類から「イスラエル軍が破壊するからすぐ出ろと電話してきた」と知らされた。アブジャララさんは15年前も同軍に家を破壊され、親と路頭をさまよったことがあるという。  「同じ経験を繰り返したくない」と、家族や親類の計約40人の住人が居座った。ミサイル攻撃はなかった。  翌18日夜、同難民キャンプの過激派「民衆抵抗委員会」の活動家バルードさん(29)が家屋破壊の予告を受けた。バルードさんはイスラエル軍からの電話に向かって「私は逃げない」と答え、2階建て住宅の屋上に上がった。数百人が支援に集まり、家が揺れた。  この話がメディアで一斉に広まり、「盾」が守る家は計5軒に増えた。バルードさんは26日、朝日新聞の電話取材に「みんながまだ集まってくれる。もう破壊はないと安心できるまで続ける」と語った。  国際人権団体「ヒューマンライツ・ウオッチ」は22日、「市民を危険にさらしてはならない」との声明を発表した。バルードさんは「ガザの住民はみんな、親類や知人にイスラエル軍の攻撃による犠牲者がいて、困った人々を助けたがっている」と反論している。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1127/002.html *1126 ガザ停戦:イスラエルとパレスチナが合意 [毎日]  イスラエル首相府は26日未明、イスラエル軍とパレスチナ武装勢力がガザ地区での戦闘を同日朝に停止することで、オルメルト首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長が合意したと発表した。  イスラエル軍は6月にイスラム原理主義組織ハマスなどによる兵士拉致事件が起きてから、ガザ地区で空爆や部分侵攻などの作戦を続けており、戦闘が停止すれば約5カ月ぶりとなる。停戦が持続すれば、拉致兵士の解放や両者の首脳会談実現に向けた協議に好影響を与えそうだ。  首相府やパレスチナ当局者によると、議長が25日夜に首相に電話し、ハマスを含むパレスチナの全組織がロケット弾発射や武器密輸など、すべての攻撃的な行為の停止で合意したことを伝え、イスラエル軍の作戦停止とガザ撤退を要請。首相も同意し、パレスチナ側が攻撃をやめれば軍部隊の撤退を始めると表明した。  停戦合意に占領地のヨルダン川西岸は含まれないが、両首脳は今後、西岸への停戦拡大に向け協議を続けることで一致した。  イスラエル軍は11月8日にガザ北部の住宅地を誤って砲撃し19人が死亡、武装勢力側は報復としてイスラエル南部へのロケット弾攻撃を強め、イスラエル住民にも2人の死者が出ていた。ガザ地区では5カ月にわたる軍の攻撃で300人以上が死亡した。(エルサレム共同) 毎日新聞 2006年11月26日 10時05分 (最終更新時間 11月26日 12時19分) URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20061126k0000e030005000c.html *1120 数百人が「人間の盾」 イスラエル軍、ガザ空爆中止 [朝日] 2006年11月20日10時48分  イスラエル軍は18日夜、パレスチナ自治区ガザのイスラム過激派活動家の自宅を空爆しようとしたが、女性や子供を含む数百人が「人間の盾」になって住宅を取り囲んだため、中止を余儀なくされた。同軍は6月末にガザ攻撃を本格化して以来、「市民の殺害を避けるため」として15~30分前に標的の住宅の住人に警告してから、空爆するという方法を繰り返している。「人間の盾」で止められたのは初めて。 パレスチナ自治区ガザで19日、イスラム過激派「民衆抵抗委員会」の自宅の屋上に陣取り、「人間の盾」をつくったパレスチナ人たち=AP  現場はガザ北部のジャバリヤ難民キャンプで、過激派「民衆抵抗委員会」の活動家が空爆の警告を受けた。民衆抵抗委や過激派ハマスの幹部が住民に抵抗を呼びかけ、人々が2階建ての家の屋上や周辺に集まった。イスラエル軍は「人々がいたため攻撃を中止した」と認めた。  一方、イスラエル軍は19日、ハマスの活動家2人が乗っていた車を空爆し、ロイター通信によると近くを通りかかった高齢の男性が巻き込まれて死亡。活動家2人と数人の通行人が負傷した。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1120/003.html *1116 イスラエル非難決議、国連人権理が採択 ガザ砲撃巡り [朝日] 2006年11月16日14時19分  国連人権理事会は15日、特別会合を開き、イスラエル軍の砲撃により、パレスチナ自治区ガザで子どもを含む多くの市民が死亡した事件について人権侵害だと非難する決議を賛成多数で採択した。理事会は近く、攻撃があったガザ北部のベイトハヌーンに事実関係の調査団を派遣する。  決議は「イスラエルの意図的なパレスチナ市民の殺害は甚大な人権法、国際人道法の違反にあたる」としたうえで、「組織的なイスラエルの人権侵害に対し、それをすぐに終わらせるため国際社会の緊急の行動を求める」などとした。  出席理事国46カ国中、賛成32、反対8、棄権6。欧州諸国や日本は「批判がイスラエルに偏り過ぎている」としてさらなる議論を求めたが、採決に持ち込まれた。欧州連合(EU)の理事国は棄権したフランスを除き反対。日本は棄権した。  イスラエル軍のガザ攻撃をめぐっては、国連安全保障理事会が11日に非難決議案を採決したが、常任理事国の米国の拒否権行使で否決された。  人権理事会は理事国のなかにイスラム諸国会議機構(OIC)加盟国が多く、これまでも2回の特別会合でイスラエル非難決議を採択している。 URL:http://www.asahi.com/international/update/1116/010.html *[[●パレスチナ・イスラエル06Ⅲ]] より続く

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