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<P><STRONG><FONT style="BACKGROUND-COLOR: #ffccff">■「こんなんもあります国際交流」(14)</FONT></STRONG></P>
<P><BR> 原田達明(鹿児島県薩摩川内市立上甑中学校)<BR> <A href="mailto:cdt68600@par.odn.ne.jp">cdt68600@par.odn.ne.jp</A></P>
<P> </P>
<P>卒業式前日まで、ヘンリー・タイガー君の世話をしていた3年生も卒業していき、<BR>その後は転出生がいる2年生にバトンタッチされて、ヘンリー君の日本滞在が続<BR>いています。</P>
<P>まず、ヘンリー君の日本滞在日記からいくつかを紹介します。原文のまま訂正せ<BR>ずに掲載します。</P>
<P>3月10日(木)<BR>今日は、私の家にヘンリー君が来ました。私とヘンリーは、家に帰る前におばあ<BR>ちゃんの言えに行き、おいしいお菓子を食べて、私のこれからの人生を一緒に話<BR>しをしてくれました。</P>
<P>そして、自分の家に帰ってきて、ヘンリー君のことを母に話したら、初対面なの<BR>にヘンリー君を振り回してしまいました。こうやって、私にも暴力をふるうので<BR>す…。うそです!</P>
<P>その後、家で飼っているハムスターとヘンリー君を会わせました。ハムは、ヘン<BR>リー君の顔などをなめたりかんだりしました。うちの母と一緒で、ちょっとした<BR>暴力をふるいました。(笑)</P>
<P>今日の夕食は、黒ダイのムニエルと鶏の甘辛煮とかぼちゃの煮物と白子と魚の煮<BR>付けとデザートはイチゴでした。ちょっと量が多くて、残ったけれど、母の愛情<BR>が詰まった食べ物はどれもおいしかったらいいね!</P>
<P>もう少ししたら卒業でもう会えなくなると思うけど、(注;中学を卒業すると全<BR>員島を出て、本土の高校に進学します)これからの5日間を楽しめて思い出に残<BR>したいので、一緒に高校に行きたいななんて…。無理ですけれどね。</P>
<P>では、他の1・2年生の優しい人々と楽しんで思い出に残して欲しいと思ってい<BR>るので、これから楽しもうぜ!</P>
<P>そのまま、立ち止まらずに次に次にゆっくりとジャンプだね…。まあ、人生、生<BR>きちょるだけで、まるもうけさぁー。バイバイ!とても楽しかったと思います。<BR>ありがとう…。</P>
<P>3月16日(水)<BR>ヘンリーくんこんにちわ!今日は、私が担当でした…。ヘンリー君と過ごした今<BR>日1日を振り返ってみると…。</P>
<P>まずは、久々に部活があり、ヘンリー君は女子バレー見学!ボールかごにボール<BR>と一緒に埋められる!なぁ~んていうハプニング(?かな?)もありましたが…、<BR>ヘンリー君、いつもの部活の感じがわかったかな?</P>
<P>今日私はピアノだったので、ヘンリー君も一緒に行きました。先生は、ヘンリー<BR>君の「目の奧」が好きだそうですよ。(ハート)私は…しっぽが(ハート)里<BR>(隣の中学校)の中学生も「かわいい」って言っていたよ(笑)</P>
<P>その後は、親子会でした。小学生にはすごく人気で恥ずかしかったんじゃないか<BR>な?中学校にお兄ちゃんがいる子がヘンリー君がおうちに来るのを楽しみにして<BR>いたよ。</P>
<P>ヘンリー君は、「アメリカ」から来てくれて、気持ち的に夢をくれるってなんて<BR>いうか…まぁ、そんな感じの存在だなぁって思いました。</P>
<P>最後に!今日はヘンリー君と過ごせたからよかったです。ね?貴重な体験になり<BR>ました。ありがとう、ヘンリー君。</P>
<P>こんな感じで、日記が続きます。ノートの中に、インスタントカメラ(チェキ)<BR>で写された写真が付いていました。とてもよい考えだと思います。次回までに記<BR>録用のチェキを準備しておきたいと思いました。</P>
<P>4月に入り、入学式にももちろん在校生と一緒に出席したヘンリー君ですが、翌<BR>日の生徒会対面式ではテディベアプロジェクトの説明もあり、正式に新入生に紹<BR>介され、その後の世話は新入生で行うことになりました。</P>
<P>月末には生徒総会が行われましたが、上甑中が行っている活動の中で特に生徒会<BR>新聞「海風」の作成、使用済み切手収集、星峯中と坂元中との生徒交流会報告、<BR>テディベアプロジェクトと4点について細かな説明が行われました。生徒にとっ<BR>ても伝統となりつつあるようでうれしいですね。</P>
<P>こんな中、クニコさんからさんまのからくりテレビに出演するために、モス・ポ<BR>イント高校の生徒さんが来日される旨の連絡を受けました。きっとこのMMに一<BR>緒に書かれているでしょうが…。</P>
<P>職員室の話題で、せっかくならば、直接来日した高校生にヘンリー君を渡して、<BR>アメリカに連れ帰ってもらったらどうかということになりました。私が直接上京<BR>して渡してもいいし、東京に住む娘宛に宅急便で送り、娘が滞在先のホテルで手<BR>渡しするようにしてもよいと考えました。</P>
<P>せっかく日本に来るのだから、テレビスタッフ丸ごと甑島まで来て、高校生が実<BR>際に留学したらよいということまで話が盛り上がっていきました。</P>
<P>そこで、さっそくクニコさんに連絡して、さんまのからくりテレビのスタッフの<BR>ことを伺って、来日の日程を尋ね、うるるん滞在記?のように甑島で大明神太鼓<BR>を習ったり、寿司屋や漁師やパン屋などで修行しながら、上甑中に留学したらど<BR>うかとメールを送りました。</P>
<P>担当の大森さんからの返事では、まだ来日の日程が決まっていないということで、<BR>直接ヘンリー君を手渡すことはもちろん、上甑中留学は夢に終わりました。</P>
<P>実はヘンリー君にとって今夜が日本滞在の最終日で、明日には日本を発ち、モス<BR>・ポイント高校に帰る予定です。卒業式が5月20日ということで、最低でもそ<BR>れまでには確実に着くようにこちらから送る必要があると考えたからです。</P>
<P>2日の月曜日には、朝からヘンリー君の出発式(お別れ式)を行い、生徒会本部<BR>のテディベアプロジェクト係と希望者数人で、学校近くの郵便局に送りに行きま<BR>す。</P>
<P>ヘンリー君と一緒に送るお土産を何にしようかいつも頭を痛めます。今回は、小<BR>さな鯉のぼりを入れました。他には、寿司屋で使う魚の漢字がついている湯飲み、<BR>すり鉢とすりこぎ、うちわ、てぬぐい、湯飲みとお茶、蕎用のざる、お椀、お盆、<BR>それに漫画本などです。</P>
<P>また、上甑中のいろいろな行事がわかるように、卒業ビデオを入れます。これは、<BR>卒業生の3年間の写真をパワーポイントで編集したり甑島の様子などをビデオ編<BR>集したりして、それを1本のビデオに録画したものです。<BR>楽しみにしてくださいね。</P>
<P>また、美術の時間を利用して日本紹介のコラージュを作りましたので、ラミネー<BR>ト加工して一緒に送ります。下敷きにしてもらおうと考えたのですが、少しでこ<BR>ぼこになって、ちょっと無理なようです。日本語の授業にでも役立ててもらえれ<BR>ば最高です。</P>
<P>そして、モス・ポイント高校の卒業式への祝辞を入れることができれば、よいと<BR>考えています。これは、本日の私の宿題かな?</P>
<P>・・・ではでは。。。今回は、ここまで!</P>
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