オリカスレpart5-362で初出した、グレード4の《 グランブルー》。
ノーマルライドできないという永続能力を持ち、自身の起動能力によってのみスペリオルライドすることが可能となる。
起動能力はカウンターブラスト3、リアガードを5枚と全面展開して全て退却させることにより初めてライドすることができる。その莫大なコストの軽減は、スペリオルコール対象の能力と、自身の登場時自動能力によって補完する。
起動能力と自動能力は事実上セットの能力となっており、ドロップゾーンから好きな《 グランブルー》を3枚までコール可能。海中散歩のバンシーやダンシングカットラスを対象とすれば、起動能力で失ったボードアドバンテージを完全に帳消しにすることも不可能ではない。
パワー+5000とシールド最低1枚分のパンプアップもついているので、展開の仕切り直しと高いパワーラインの実現、13000の防御力と登場することそのものが攻防一体となる。
七海覇王 ナイトミストからのブレイクライド相性が抜群に良い。事実上起動効果のコストで、魔の海域の王 バスカークのメガブラストをパワー+5000のパンプアップ付きで実現させられる。
七海覇王 ナイトミストのブレイクライド能力でスペリオルコールしたユニットはターン終了時に退却するが、インターセプト用のグレード2はこのユニット自身の自動能力で呼べば相手ターンも居残るので、返しの防御面でもしばらくの間は問題ないだろう。
また、起動効果なので七海覇王 ナイトミストにライドした直後のターンで、ダメージが4溜まっており、このカードがドロップゾーンにあるのならその時点でパワー13000のグレード4のヴァンガードに、全ラインがパワー+5000された盤面が完成し、速攻への返しとしてはある程度持ち直すことができるものがあるだろう。
グレード4且つノーマルライドすらできないので、多く積むと事故要員にもなる。サーチしてドロップできるお化けのちゃっぴーとの相性は良いが、お化けのちゃっぴー自身がグレード配分を崩さなければデッキに入らないグレード0のノーマルユニットなので、2種とも積むとかえってライド事故を発生させやすくなってしまうという欠点も無視できない。
ただ、深淵の呪術師 ネグロマールや氷獄の死霊術師 コキュートスに氷獄の冥王 コキュートス “Я”と、グレードに関係なくコールできるユニットが《 グランブルー》には多く存在するため、一度リアガードとして呼び出せば不死竜 スカルドラゴンの上位互換として機能する。
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