魔神侯爵 アモン “Я”軸

ダークイレギュラーズ魔神侯爵 アモン “Я”軸)

デッキ紹介・戦術など


主なカード

キーカード

 このデッキのメインヴァンガード。
 リミットブレイクは、1ターンに1度、リアガード1枚の呪縛をコストにパワーとクリティカルを得る起動能力。
 パワーアップの数値は《魔界侯爵 アモン》の永続能力と同等だが、こちらはそれに加えてソウルが6枚以上ならクリティカル+1を得ることができる。
 強力なリミットブレイクなのだが、このカードは自力でソウルを増やす手段を全く持たないため、ソウルチャージ手段は外部に頼る必要がある。中でも《イエロー・ボルト》とはコストの都合上相性抜群であり、起動能力を使用してレストしたタイミングで呪縛すれば無駄なく活用することができる。また、呪縛解除時にスタンド状態となるのでメガコロニーの対策にもなる。
 このデッキにおいては、《アモンの眷族 ヘルズ・ドロー》や《アモンの眷族 ヘルズ・ディール》で1度にソウルチャージ(2)できるため、それらを2枚コールできればそれだけで(再ライドなしで)ソウル6枚は保証される。
 クロスライドについてはこのカードを運用する過程でのソウルチャージで再ライドを挟まずに達成できる場合もあるが、選んで置ける手段となるとヴァンガードへのヒットを必要とする《ナレッジ・ドランカー》かディスアドバンテージを負う《ルーン・ウィーバー‎》に限られるので、そこまで容易ではない。
 ちなみに、リミットブレイクによるパワーアップ値は《魔界侯爵 アモン》の永続能力と違い起動時のソウルの枚数を参照するため、 起動後にソウルが変動しても上昇値が増減することはない。そのため、《ブルー・ダスト》等のバトルフェイズ中のソウルチャージではパワーが上がらないが、逆にソウルを減らしてもパワーは下がらない。
 このカード自体はカウンターブラストを必要としないため、次のターン以降を考えなければ《シュティル・ヴァンピーア》等のメガブラストを無理なく併用できる。
 サブヴァンガード兼クロスライド元のグレード3。
 ソウルのダークイレギュラーズ1枚につきパワー+1000を得る永続族能力とカウンターブラスト(1)とリアガード1枚のソウルインで、相手にリアガード1枚の退却を要求する能力を持つ。
 3ダメージ以下の場合はこちらの方がパワーが高く、対象を選択できないが退却できる能力もあるためヴァンガードとしての能力は高い。
 欠点としては元々のパワー10000であることで、手札やリアガードを稼ぎにくいダークイレギュラーズでは守りにくいかもしれない。

サポートカード

 登場時、ソウルが5枚以上ならカウンターブラスト(1)でソウルチャージ(1)してパワー+5000を得るグレード2。
 一時的ではあるがパワー14000になり、パワー+7000ブースト以上でパワー21000ラインを作ることができる。ソウルチャージを登場時に行うので《仮面の王 ダンタリアン》や、(R)に登場した場合に限るが《ドリーン・ザ・スラスター》との相性もよい。
 ただし、パワーが上がるのは登場ターンのみであり、継続的な火力は《アモンの眷族 ロン・ジンリン》のほうが高い。デッキと相談しながら採用するかは検討しよう。
 「アモン」ではあるが能力に「アモン」の指定がないので《仮面の王 ダンタリアン》がヴァンガードであっても能力が使えるのは魅力ではある。
 アタック時に「アモン」のヴァンガードがいるならパワー+3000を得る。
 終盤は「アモン」がヴァンガードの場合が多いので採用する価値は高い。
 このユニットの後列を呪縛してもパワー11000のヴァンガードにヒットを狙える点やパワー+9000ブーストでパワー21000ライン、パワー+6000ブーストでもパワー18000ラインと有効ラインが作りやすいのも魅力。
 「アモン」専用のソウルチャージ要員。
 コール時に「アモン」のヴァンガードがいるならソウルチャージ(2)を行うえるため、《誘惑のサキュバス》や《媚態のサキュバス》よりもすばやくソウルチャージを行うことができる。また《ドリーン・ザ・スラスター》のパワーを迅速に上げることができるので《ドリーン・ザ・スラスター》との相性も良好。
 欠点としては、コール時専用の能力のためライドした場合はタダのバニラになってしまう点。
 とはいえ、「アモン」以外のグレード3を採用しないのであれば、グレード3は《魔界侯爵 アモン》と《魔神侯爵 アモン “Я”》になるのでそこまで気にする点でもないのかもしれない。
 アタック時に「アモン」のヴァンガードがいるならパワー+3000を得る。
 序盤や臨時の前列として有用。ただ「アモン」のヴァンガードがいないときはパワーアップしないので採用する場合は注意。
 (R)に登場した時にソウル6枚以上なら手札を1枚ドロップして1枚ドローできるグレード1。
 (R)だとパワー10000のバニラになる《魔界侯爵 アモン》をコストにすれば手札のシールドを稼げる可能性がある。
 序盤に使えないのでライド事故防止には出来ないのがつらい。
 ソウルが6枚以上でパワー+3000を得る。
 ソウルが6枚の状態でリミットブレイクを起動した《魔神侯爵 アモン “Я”》をブーストすることでパワー26000ラインを作れる。
 ファーストヴァンガード候補。ソウルが6枚以上あるとき、ブーストしたバトルの終了時にソウルインし1枚ドローできる能力を得る。アタックのヒットにかかわらず1枚ドローでき終盤の手札増強としても優秀。カウンターブラストを消費しないので他のユニットにカウンターブラストを使うことができるのも利点。
「アモン」以外のカード
 グレード3
 ダークイレギュラーズのブレイクライド。
 リアガードを3枚まで選び《魔界公爵 アモン》と類似した永続能力を与える。クロスライドの硬さはなくなるが、ブレイクライドしたターンのリアガードのパワーはすさまじく、ファイナルターンの性能は高い。
 ただし、ブレイクライド前に展開力のないダークイレギュラーズで3枚のリアガードを並べる必要があり「アモン」ではないため「アモン」のサポートは受けられないのが難点。
 登場時、カウンターブラスト(2)で相手のグレード2以下のリアガードを1枚退却させるグレード2。
 コストは若干重いが相手の展開を阻害できる。《魔神侯爵 アモン “Я”》がカウンターブラストを消費しないので採用する価値は高い。
 アタックがヒットしたとき、カウンターブラスト(2)で1枚ドローできる。
 ダークイレギュラーズでは貴重なドロー要因であり有用性は高い。コストが《グウィン・ザ・リッパー》と競合するので採用枚数は考えもの。無論どちらも採用してもよい。
 レストしてソウルチャージ(1)するグレード1。
 《魔神侯爵 アモン “Я”》はリアガードを1枚呪縛しないと能力が起動できないがこのユニットをレストして呪縛すればデメリットを消すことができる。
 《魔神侯爵 アモン “Я”》とのシナジーが高いが4ダメージ以降でないとあまり意味がないので採用するかどうかはデッキと相談になる。
 《ドリーン・ザ・スラスター》とセットで採用すれば恒常的に《ドリーン・ザ・スラスター》をパワー+9000ブーストにできるのでそろって採用してもいいかもしれない。
 ソウルからドロップゾーンに送ることでソウルチャージ(2)することのできるグレード1。
 単純にソウルが1枚増えるのだが、ソウルを増やすだけなら上記のユニットがいる。《ドリーン・ザ・スラスター》と一緒に採用すれば《ドリーン・ザ・スラスター》の強化に大いに役立ってくれるが採用するかはデッキを組む人次第だろう。
 ファーストヴァンガードを《グリーディー・ハンド》にすれば少数採用でもソウルに入れることができる。
 メインフェイズ中にソウルにカードが置かれた時にパワー+3000の得るグレード1。
 《アモンの眷族 ヘルズ・ドロー》や《アモンの眷族 ヘルズ・ディール》によるソウルチャージ(2)で手軽にパワー+12000ブーストを作れる。
 《漆黒の詩人 アモン》と比べてパワー10000以上に達することも可能な反面、パワーの維持のために手札や山札の消費が激しくなりやすい。
 登場時にソウルチャージ(1)するグレード1。
 《アモンの眷族 ヘルズ・ディール》と違い(V)に登場してもソウルチャージ(1)できる。
 序盤のライドでソウルを稼げるのでおいしいが、先攻なら《イエロー・ボルト》にライドしてソウルを増やせ、(R)に登場する場合、《アモンの眷族 ヘルズ・ディール》のほうが枚数が多いので優位性があるのはグレード1でライドするときだけかもしれない。
 ファーストヴァンガード候補。
 カウンターブラスト(1)と自身をソウルインし山札からグレード2以下の好きなユニットをソウルに置くことが出来る。
 《ディメンジョン・クリーパー》を採用しているなら候補になってくる。
 ファーストヴァンガード候補。
 カウンターブラスト(1)と自身をソウルインしデッキトップを5枚見てグレード3を1枚サーチする能力を持つ。
 不発になることもあるが事故防止になるので採用の価値はある。パワー4000ではあるが早期に能力を使うのであまり気にならならないだろう。

トリガー構成について

  • クリティカルトリガー
 3枚止めからのフィニッシュや序盤のダメージ加速に相性がよい。
  • ドロートリガー
 【ダークイレギュラーズ】自体の展開力があまりないので多めに採用するのもよい。《ヒステリック・シャーリー》は相性がよいので4枚入れてもよいだろう。
スタンドトリガー
 高パワーを出せるリアガード要員が、《アモンの眷族 サイコ・グレイブ》や《アモンの眷族 ロン・ジンリン》等がいるため採用できなくもない。
  • ヒールトリガー
 特に相性がいいわけではないが強力なトリガーなので4枚投入推奨

プレイング考察

 《魔神侯爵 アモン “Я”》は従来のダークイレギュラーズに加えて強力な「アモン」のサポートカードを採用できる強みを持つ。しかしその能力を生かすにはダメージが4枚以上とソウルが6枚以上という要件を満たす必要がある。
 序盤はソウルチャージに勤め、《魔界侯爵 アモン》をライドするまでにソウルを6枚以上にする。この過程で《魔界侯爵 アモン》がソウルインする可能性もある。《魔神侯爵 アモン “Я”》をライドした後は自身の後列などを必要に応じて呪縛し、クリティカルと増加したパワーで攻める。防御力もあり比較的に安定した攻めが可能である。

弱点と対抗策

 【ダークイレギュラーズ】の弱点であった防御力の低さとクリティカルの増えない点を克服しており高火力の攻めを得意とするが、ソウルチャージのしやすさからソウルを規定枚数まで増やしやすい反面、ソウルチャージし続けるとデッキアウトに陥る危険性が高まりやすくなっており、堅牢さを持った各クロスライドユニットやガーディアンをそろえやすい【オラクルシンクタンク】や【グレートネイチャー】は苦手。さらに展開力の低さは相変わらずなのでそこを狙うのもよい。

コメント

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  • リンクジョーカーと戦ったがアモンの起動でハメ勝ちできる -- 2014-01-16 19:17:30
  • ↑ドロー8 -- 2014-01-16 19:20:02
  • ↑↑素アモンの起動能力?まあアレも強いが、リンクジョーカーには3点止め戦術が出来るのが強いね。 -- 2014-01-16 19:52:15
  • 次の環境に備えて騎士王対策ヴァンピーアを入れるべきだろうか -- 2014-01-28 20:50:37
  • SC要員って何入れてる?ヘルズ姉妹だけだと6枚堪らないこともあったから一応誘惑と右手さんピン刺ししてるんだが -- 2014-02-24 03:57:57
  • 俺はグリーディハンドでディメンジョンクリーパー入れてる。後はヘルズ姉妹とシャーリー等で事足りる。 -- 2014-02-24 19:18:11
  • いまだに使ってる人いるかわからんけど、サブVにネメシス採用するとけっこういい感じね。名称で指板なくても -- 2014-06-14 18:05:27
  • ↑ -- 2014-06-14 18:05:41
  • 名称で縛んなくてもエンマス、ドリーン、ディメクリ、グウィンとかで結構回せて楽しいってことにも気づけたし。 -- 2014-06-14 18:07:42
  • リバースのリミットブレイクからのヴァンピーアはどうでしょうかね? -- 2014-07-01 19:06:21
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サンプルレシピ

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統一型

G ユニット 枚数 備考
0 アモンの眷族 フェイト・コレクター 1 FV
アモンの眷族 クルーエル・ハンド 4
アモンの眷族 サイキック・ウェイトレス 4
アモンの眷族 メテオ・クラッカー 4
アモンの眷族 ヘルズ・トリック 4
1 アモンの眷族 フウ・ジンリン 4
アモンの眷族 フールズ・パーム 2
アモンの眷族 ヘルズ・ディール 4
アモンの眷族 ヴラド・スペキュラ 4
2 アモンの眷族 サイコ・グレイブ 4
アモンの眷族 ヘルズ・ドロー 4
アモンの眷族 ロン・ジンリン 4
3 魔神侯爵 アモン “Я” 4
魔界侯爵 アモン 3

非統一型

G ユニット 枚数 備考
0 デビル・イン・シャドー 1 FV
ブリッツ・リッター 4
悪夢の国のダークナイト 4
ヒステリック・シャーリー 4
カースド・ドクター 4
1 アモンの眷族 ヘルズ・ディール 4
イエロー・ボルト 2
ブラッディ・カーフ 4
アモンの眷族 ヴラド・スペキュラ 4
2 アモンの眷族 ヘルズ・ドロー 4
アモンの眷族 ロン・ジンリン 4
グウィン・ザ・リッパー 4
3 魔神侯爵 アモン “Я” 4
魔界侯爵 アモン 3

ブレイクライド型

G ユニット 枚数 備考
0 グリーディー・ハンド 1 FV
ブリッツ・リッター 4
悪夢の国のダークナイト 4
ヒステリック・シャーリー 4
悪夢の国のチェシャキャット 4
1 アモンの眷族 ヘルズ・ディール 4
イエロー・ボルト 3
アモンの眷族 ヴラド・スペキュラ 4
漆黒の詩人 アモン 4
2 アモンの眷族 サイコ・グレイブ 2
アモンの眷族 ヘルズ・ドロー 4
アモンの眷族 ロン・ジンリン 4
3 仮面の王 ダンタリアン 4
魔神侯爵 アモン “Я” 4


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最終更新:2014年07月08日 17:46