スポーティンググループ(鳥猟犬)
スポーティンググループの犬たちは、もともと網を使って獲物を捕える猟師のもとで狩りをする狩猟犬だったが、近年では猟師が銃を使って獲物をしとめるようになり、狩猟犬としての役割もやや現代的になってきた。
スポーティングドッグは獲物を探索し猟師に獲物の所在を知らせるストップ犬と射撃により落ちた獲物を回収する運搬犬に分けられる。
ストップ犬として優れているのがポインターやセッターといった犬種である。また、猟師が仕留めやすいよう獲物の周りを動き回って興奮させ、獲物を猟師の近くにおびき寄せることで狩りを助けるのがスパニエル系の犬である。運搬犬として水の中であれ陸の中であれ猟師が撃ち落とした獲物をいち早く探し出し回収してくれるのがレトリーバー系の役目となっている。
スポーティンググループの犬の多くはこれらの能力を同時に使いこなして狩りをおこなっており、多面的な能力を持ち合わせた狩猟犬として活躍している。
最終更新：2008年10月02日 01:04
