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不幸にして再発した場合は、卵巣がん治療を受けてからの期間が長いほど、同じ抗癌剤に反応する可能性は高くなる。したがって、セコンドライン(2番目に行う)の卵巣がん化学療法の多くは一般的化学療法で奏功する。 更に、サードライン(3番目に行う)以降の卵巣癌の化学療法は試験的化学療法であり、マニュアルは無い。従っ て、それまでの化学療法の経過、即ちどんな卵巣がん治療をし、どんな効果がどの程度みられたか、その間にどんな副作用がどの程度みられたか等と、卵巣癌再発時にどの程度治療に耐えられる全身状態なのかの評価によって化学療法の目標を定めて行われるべきである。従って、人によって治療法は若干異なることになる。 資料はNCI&CIJ,ASCOを参考にしています。★セカンドライン(2番目に行う卵巣がん化学療法◎18月以降の再発には同じ抗がん剤で奏功する(75~94%)する。 ◎12ヵ月間後の再発には同じ抗がん剤で奏功する(54%)する ・タキソール+カルボプラチン or シスプラチン ・タキソテール+カルボプラチン or シスプラチン ◎抗がん剤治療終了後6~12ヶ月なら同じ抗がん剤で奏功する(34%)するが前回使用していない 組み合わせが良い。 ・タキソール+シスプラチン or カルボプラチン ・タキソテール+シスプラチン or カルボプラチン ◎抗がん剤治療終了後6ヶ月未満なら同じ抗がん剤では奏功(10%)しない。 ・イリノテカン + 前回使用していない白金製剤又はタキサン系から一剤選択 ・標準治療のタキソール+カルボプラチン後なら タキソール(タキソテール)+シスプラチンも試してみる価値はある(タキソールとタキソテールは交 叉耐性(同じ系統の薬剤で、一剤が無効となった場合、未使用の他剤も同時に無効となる・・) はあまり無いと言われていますので、効果は期待できます) (副作用が強い場合は、安全で骨髄毒性が少なく、同じ効果のある3時間注入法を検討)★サードライン(3番目に行う卵巣がん化学療法) サードライン以降の化学療法は試験的化学療法でありマニュアルは無い。イリノテカンを中心に ・イリノテカン+タキソール系 or 前回使用していない白金製剤 ・通常のTJで効果がなくても、weekly投与の TJが効果があったり ・古典的なCAP(エンドキサン+アドリアマイシン+シスプラチン) やEP(エトポシド+シスプラチン)も効 くことあり★それ以降は未承認薬も検討しなくてはならない ・ドキシル(+ ジェムザール) ・ハイカムチン(又は CPT-11) ・L-OXP + VNR (オキザリプラチン+ビノレルビン)*セカンドラインの最終点滴からの期間が長ければ 同じ抗がん剤が奏功する場合がある しかし、実際には使って見なければ判らないものである。*タキソール、タキソテールに耐性が出来た場合を中心にいろいろな組み合わせが試されている。自分にあった抗がん剤を早く探しだすことがだいじである。 タキソテール+カンプト(トポテシン) (シスプラチンorカルボプラチン)+ドキソルビシン シスプラチン+トポテシン 副作用がきつい マイトマイシン+カンプト(トポテシン)イリノテカン+(白金製剤、ジェムザール、ドキソルビシン・・)ゲムシタビン+オキサリプラチン(白金製剤に抵抗の場合)ゲムシタビン+白金製剤+タキサンの3剤エンドキサン+白金製剤エトポシド+白金製剤ファルモルビシン+ジェムザール+(白金製剤、エンドキサン、ドキソルビシン・・)5FU+ロイコボリン 卵巣がんには使える抗癌剤の組み合わせが他にも幾とおりもある。個人差があり医者も使ってみないとどれが効くかはわからないと思います。一番あっているものを手探りで探すしかないのが現状ですね。 ★二次腫瘍減量手術を実施することにより生存率に優位性がみられることをはっきりと示した試験はなく、二次腫瘍減量手術の果たす役割に関して見解の一致をみていない。◎明細胞がん、粘液性腺がんは標準治療の抗がん剤が効きにくいが、CPT-11を中心に ・CPT-11+CDDP or CPT-11 + TXLが奏功しやすいSecond-line T ・XL 単独Third-line ・Doxil + GEMそれ以降 ・L-OXP + VNR (オキザリプラチン+ビノレルビン)
Ovarian Cancer News3/28/2005Gemzarとカルボプラチンの組合せがプラチナに敏感な再発する卵巣がん患者のための可能な処置オプシ ョンであると結論されました。 再発する卵巣がん患者の治療のためにさらにGemzarとカルボプラチンの組合せの有効性と安全性を評価するために、この複数の機関にまたがった段階II研究を実行しました。書斎の参加者は、病気が第一線のプラチナに基づく化学療法をやめた6ヵ月以上後に繰り返された上皮卵巣がんと診断される女性を含めました。この書斎の各々の患者は、日1(最高6サイクルのための21日ごと)に、カルボプラチンAUC4とともに日1と8に、Gemzar1000mg/m2で処置を受けました。研究の結果は40人の登録患者の、6(15%)が完全な反応を持ったとわかりました、そして、19(47%)は部分的な反応を持ちました。全反応料金は、62%でした。病気反応の平均的期間は7.8ヵ月でした、そして、進行の平均的時間は9.6ヵ月でした。処置失敗の平均的時間は、9.3ヵ 月でした。最も高度の副作用は、低い血球算定を含みました。他の副作用は穏やかでした。
再発する卵巣がんのための組合せ化学療法は、見込みを示します
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