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*このページについて 主にxoopsで先輩方々が仰った知っておくと便利な知識、小ネタ。 *目次 #contents(fromhere=true) *作品制作についてのワザ ---- **デザイン考 <デザインが難しいと嘆く後輩へ> #region(by 山田雄紀さん 2009/06/18投稿) デザインが難しいと嘆く後輩にひとつの考え方を示したいと思います。 中級程度のデザインまでならこの考え方が十分通用すると思いますので参考までに。 まず、デザインが難しいと感じるのは&strong(){やるべきことが分かっていないから}です。 当然だと思うでしょうがここで重要なことは&strong(){&color(red){デザインには「やるべきこと」があるということ}}です。 そして、やるべきことは&strong(){&color(red){コンセプト(方向性)}}が決まればほとんど辞書的に整理できるということも僕自身最近分かってきました。 +「デザインはやるべきことを並べればできる」 +「デザインは非常に辞書的にこなせる」 【辞書(例)】 ・シンプル→グリッドレイアウト・ベタ・彩度低・情報量小 ・遊び要素を加えたい→オブジェクト追加・斜め・彩度高 ・暖かい雰囲気→暖色・曲線 ・情報が大事→絶対的強調・相対的強調 ・時間がない→グリッドレイアウト・シンプル・一箇所だけ凝る ・? ・? すなわちデザインの勉強とはこの&strong(){&color(red){辞書}}を増やすこと。 はじめは検索するのにノイズが混じり時間がかかりますが、だんだんコンセプトから自動的にやるべきことが検索されるようになります。 良し悪しは別として、こうなると格段に仕事が早くなり、不思議と質も安定します。 これで&strong(){8割9割方デザインは終了}。あとの&strong(){1割がオリジナリティ(発想)の部分}です。 ほとんどの人がいきなりこの発想から入るので自分らしさというバイアスのかかったデザインしかできないのです。 ではどうやって辞書を増やすのか? どんなことでもそうですが特効薬はなく、経験を積むしかないのでしょう。 実はそんなこと分かっているからみんなこのクラブに入ってるという・・・ 僕はデザインが得意ではないので、いつもするべきことを探して悩んでいましたが、 BOXや自主演習、バイトの経験を通してなんとなくデザインを「こなす」力はつきました。 BOXは自分らしい作品を作ることが楽しみのひとつですが、 表現したい自分がない人はポスターやちらしなどのデザイン(伝えるべきことが自分ではないもの)を積極的にデザインするとよいです。 むしろそういいう力が後々役に立ったりします。 #endregion **色々な展示会の形 #region(by gucciさん 2009/05/12投稿) 海外では意外と常識的なものらしいですが、 ドギーバッグ(doggy bag)と呼ばれるものがあります。 これは&strong(){"勿体無い"}というコンセプトのもと、レストラン等で食べ切れなかった料理を ドギーバッグと呼ばれる小さめの箱の中に詰めて持って帰るというものですが、 最近、巷ではこの&strong(){ドギーバッグをお洒落にデザインしたもの}が出てきています。 「ドギーバッグ普及委員会」 http://www.doggybag-committee.com/ 何かのお題に沿って、いつも通りデザインして展示会を行なうのも良いですが、 このように、何かデザインしたものが&strong(){社会貢献に繋がっていたり}、 &strong(){よりよい生活を提案するものに繋がっていたり}すると、 自分のデザイン力を世間に対して大いに&strong(){アプローチ}することが出来るはずです。 自己満足というスタンスも当然あって良いと思うのですが、 こうした&strong(){社会性を意識したモノづくり}というのも、また面白いと思います。 (メディアに取りあげられ易いしね) それに、こうしたプロダクト製品は表面上のグラフィックだけではなく、 -&strong(){"どうしたらもっと便利に、手軽に使えるのか?"} -&strong(){"一般ユーザが抵抗無く使用できるデザインとは?"} といったような概念が必要となってくるので、これはこれで楽しいと思います。 こんな感じで、「エコデザイン展示会」とかやってみたら面白いなーと思いました。 (製品量産前の、デザインコンセプトを提案するような形。) 参考までに↓ 「MOTTAINAI SHOP」 http://mottainai-shop.jp/ #endregion **ザ・ブラシブラシブラシ #region(by 吉田 知央さん 2009/01/28投稿) アーティスティックブラシを使って、たとえば筆文字などを描いたあと、 その筆文字を&strong(){アウトライン化}することができます。 #ref(Apiaransu.png)方法は、アーティスティックブラシを使って描いた筆文字の選択後、「オブジェクト」→「アピアランスの分割」を行うだけ! 筆文字の塗りと線がばらばらになって設定できるようになります! アピアランスの分割は他にも、「ワープ」なんかを使って変形させたときにも使うことができます! いろいろ試してみてくださいね~ ついでに、&strong(){パスもアウトライン化}できるのはしってますよね! パスを選択し、「オブジェクト」→「パス」→「パスのアウトライン」 で、線だったのが面として扱うことができます! お試しあれ~ #endregion **ザ・A4 have a dream #region(by 吉田 知央さん 2009/01/28投稿) 大きなサイズで作った看板などのデザインは、大判プリンタを使わずとも、 &strong(){簡単印刷設定でA4プリンタで分割して一気に出せちゃうのです!!} 設定は簡単、 「プリント」→「セットアップ」→「タイル」→「用紙サイズで区分ける」で設定できるほか、 「表示」→「ページ分割を表示」で分割印刷領域をアートボードに表示もできます! お試しあれ~ 参考:http://support.adobe.co.jp/faq/qadoc/spitz.nsf/0/54e8714775dadbe749256aaa0029fe0b?OpenDocument #endregion *その他のワザ ---- **プレゼン考 <プレゼンが難しいと嘆く後輩へ> #region(by 山田雄紀さん 2009/07/04投稿) #region(その1) 「プレゼンテーションスキル及びネゴシエーションスキル」 野田紘憙 【思わず目を引くもの(UK&USA)】 -ボディランゲージ 55% -話し方 38% -話の内容 7% 【準備】 -Purchase(目的) -Audience(聴衆) -Need(ニーズ) -Information(情報) -Communication(伝達) 【資料作成】 -目的は何? -キーメッセージは何? -(プレゼンを)いつ行うか? -所要時間は? -参加者はだれか? -バックアップ資料は必要か? -フォローアップ(欠席者への配慮)は必要か? 【ロジックの組み立て】 -演繹法 前提を認めれば結論も正しい(三段論法) -帰納法 特殊な物事から一般的な物事を類推して結論 -類推法 類似している点を比較して類推 -因果法 原因と結果の関係を述べる(簡単なため頻出) 【コミュニケーション】 -正確な表現を心がける --あいまいな情報源 --あいまいな比較表現 --あいまいな名詞・動詞 --根拠のないルール -明快に歯切れよく -重要なポイントは3つまで -positiveな語調で終わる -聞いた気にさせる 【考え方】 -ソフト型(日本型) --参加者は友人 --目的は合意 --友好関係維持 --相手を信頼 --人と問題両方に柔軟 -ハード型(アメリカ型) --参加者は敵 --目的は勝利 --友好の条件として譲歩を迫る --相手を疑う --人と問題両方に強硬 -win-win型 --参加者は問題解決者 --目的は友好的な双方の利益 --人間と問題を分離 --信頼関係は無関係 --人には柔軟、問題には強硬 【ポイント】 -自分の主張に固執しない -客観的な判断基準を提示 -相手の面子をつぶさない -論理的に説得し、相手の論理も率直に聞く -圧力に屈せず原則・基準に従う #endregion #region(その2) 最重要ポイントは&strong(){&color(red){「議論は喧嘩(討論)じゃない」}}という考え方を理解することだと思います。 【発表者の立場の場合】 「発表者と聴衆は対等な関係」 聴衆に怯えずに、&strong(){&color(red){誠意}}と&strong(){&color(red){自信}}}を持って自分の意見を主張する。 (議論の場で&strong(){遠慮する}、&strong(){相手に媚びる}など意味不明な言動はやめる。) 質疑応答でも質問者の意図が分からなければ&strong(){無理に答えようとせず}「~~というご質問でよろしいでしょうか?」などと聞き返し、 きちんと対等な関係で受け答えすれば両者が納得できるよい議論ができる。 【質問者の立場である場合】 &strong(){&i(){「よい質問とは相手に気付きを与える質問である」}} &strong(){重箱の隅をつつくような無意味な質問は避ける}。 相手の欠点を見つけて勝ち誇るなどナンセンス。 相手が気付いていないと思われるロジックの穴を指摘して埋められる方法がないか質問する。 相手の気付いていない全く新しい視点から指摘する。など これはプレゼンだけでなく&strong(){BOXでの会議でも同じ}だと思います。 &strong(){議論は誰の意見が正しいかを決めることが目的ではなく、参加者の知恵と意見を交換し合い&color(red){よりよい問題解決策}をみんなで見出すこと}が目的ですよね。 #endregion #region(その3) 大学院では&strong(){大ゼミ}というものがあり、討論・議論の練習会のようなことを行います。 この講義の最大の問題点は討論と議論を同義に扱っているところです。 僕に言わせれば&strong(){討論は論理力という観点から勝ち負けを競う&color(red){単なるゲーム}であり議論とは本質を全く異にしている。} というようなことを主張した大ゼミでの僕のプレゼンはかなり高い評価を受けました。 たぶん僕の主張が教員たちにもきちんと届いたのでしょう。 (でも来年も同じことやるんでしょうけど・・・単なる論理力も重要ですからね) ただ、やはり本質は議論だと思います。よい議論をして楽しくクラブを盛り上げていきましょう! っと僕はもう引退していました。 #endregion #endregion **英語について <「英文翻訳について」スレッドから引用> #region(by 山田雄紀さん 2009/05/18掲載) 英語でかかれたものを読んでいると、必ず訳せなくなって困るのですが、性能のいい翻訳とか知りませんか? 本当は翻訳とかに頼っちゃダメなのかもしれないですけど… 僕もしょっちゅう読めなくて困っています。 分からないのって&strong(){一文がやたら長い長文}とかですよね? 「え!動詞2回目ですけど??」とか、「ん?主語は何処へ??」とか、「修飾語多すぎw」とかね。 かなりのストレスです。 たぶんそんな文は&strong(){機械翻訳では&color(red){ダメ}}ですね。 おそらく短期記憶容量(ワーキングメモリ)に収まりきらず、文の冒頭を忘れるから混乱するのだと思います。 &strong(){声に出してある程度のスピードで音読する}と分かる場合があります。 たぶん&strong(){&color(red){語彙力}}がかなり影響していて、辞書を引きながらだと、 文の構成+単語の意味をいっぺんに短期記憶に収める必要があるり脳への負担が大きい。 &strong(){語彙力が不足している状態ではどんなに文法力があっても読むのは辛い}んだと。。。 ということで僕の場合、&strong(){&color(red){単語力強化}}に力を入れています。 読書は隅から隅まで真面目に和訳せず、「段落の頭くらい分かればいいかぁ。」てないいかげんな気持ちでやる方が気が楽です。 今は我慢のときなのだろうなと。 http://smart.fm/ smart.fm(旧iKnow) 有名どころ。単語学習が楽しくできます。 http://www.alc.co.jp/index.html スペースアルク 辞書などが人気なようです。 #endregion
*このページについて 主にxoopsで先輩方々が仰った知っておくと便利な知識、小ネタ。 *目次 #contents(fromhere=true) *作品制作についてのワザ ---- **デザイン考 <デザインが難しいと嘆く後輩へ> #region(by 山田雄紀さん 2009/06/18投稿) デザインが難しいと嘆く後輩にひとつの考え方を示したいと思います。 中級程度のデザインまでならこの考え方が十分通用すると思いますので参考までに。 まず、デザインが難しいと感じるのは&strong(){やるべきことが分かっていないから}です。 当然だと思うでしょうがここで重要なことは&strong(){&color(red){デザインには「やるべきこと」があるということ}}です。 そして、やるべきことは&strong(){&color(red){コンセプト(方向性)}}が決まればほとんど辞書的に整理できるということも僕自身最近分かってきました。 +「デザインはやるべきことを並べればできる」 +「デザインは非常に辞書的にこなせる」 【辞書(例)】 ・シンプル→グリッドレイアウト・ベタ・彩度低・情報量小 ・遊び要素を加えたい→オブジェクト追加・斜め・彩度高 ・暖かい雰囲気→暖色・曲線 ・情報が大事→絶対的強調・相対的強調 ・時間がない→グリッドレイアウト・シンプル・一箇所だけ凝る ・? ・? すなわちデザインの勉強とはこの&strong(){&color(red){辞書}}を増やすこと。 はじめは検索するのにノイズが混じり時間がかかりますが、だんだんコンセプトから自動的にやるべきことが検索されるようになります。 良し悪しは別として、こうなると格段に仕事が早くなり、不思議と質も安定します。 これで&strong(){8割9割方デザインは終了}。あとの&strong(){1割がオリジナリティ(発想)の部分}です。 ほとんどの人がいきなりこの発想から入るので自分らしさというバイアスのかかったデザインしかできないのです。 ではどうやって辞書を増やすのか? どんなことでもそうですが特効薬はなく、経験を積むしかないのでしょう。 実はそんなこと分かっているからみんなこのクラブに入ってるという・・・ 僕はデザインが得意ではないので、いつもするべきことを探して悩んでいましたが、 BOXや自主演習、バイトの経験を通してなんとなくデザインを「こなす」力はつきました。 BOXは自分らしい作品を作ることが楽しみのひとつですが、 表現したい自分がない人はポスターやちらしなどのデザイン(伝えるべきことが自分ではないもの)を積極的にデザインするとよいです。 むしろそういいう力が後々役に立ったりします。 #endregion **色々な展示会の形 #region(by gucciさん 2009/05/12投稿) 海外では意外と常識的なものらしいですが、 ドギーバッグ(doggy bag)と呼ばれるものがあります。 これは&strong(){"勿体無い"}というコンセプトのもと、レストラン等で食べ切れなかった料理を ドギーバッグと呼ばれる小さめの箱の中に詰めて持って帰るというものですが、 最近、巷ではこの&strong(){ドギーバッグをお洒落にデザインしたもの}が出てきています。 「ドギーバッグ普及委員会」 http://www.doggybag-committee.com/ 何かのお題に沿って、いつも通りデザインして展示会を行なうのも良いですが、 このように、何かデザインしたものが&strong(){社会貢献に繋がっていたり}、 &strong(){よりよい生活を提案するものに繋がっていたり}すると、 自分のデザイン力を世間に対して大いに&strong(){アプローチ}することが出来るはずです。 自己満足というスタンスも当然あって良いと思うのですが、 こうした&strong(){社会性を意識したモノづくり}というのも、また面白いと思います。 (メディアに取りあげられ易いしね) それに、こうしたプロダクト製品は表面上のグラフィックだけではなく、 -&strong(){"どうしたらもっと便利に、手軽に使えるのか?"} -&strong(){"一般ユーザが抵抗無く使用できるデザインとは?"} といったような概念が必要となってくるので、これはこれで楽しいと思います。 こんな感じで、「エコデザイン展示会」とかやってみたら面白いなーと思いました。 (製品量産前の、デザインコンセプトを提案するような形。) 参考までに↓ 「MOTTAINAI SHOP」 http://mottainai-shop.jp/ #endregion **ザ・ブラシブラシブラシ #region(by 吉田 知央さん 2009/01/28投稿) アーティスティックブラシを使って、たとえば筆文字などを描いたあと、 その筆文字を&strong(){アウトライン化}することができます。 #ref(Apiaransu.png)方法は、アーティスティックブラシを使って描いた筆文字の選択後、「オブジェクト」→「アピアランスの分割」を行うだけ! 筆文字の塗りと線がばらばらになって設定できるようになります! アピアランスの分割は他にも、「ワープ」なんかを使って変形させたときにも使うことができます! いろいろ試してみてくださいね~ ついでに、&strong(){パスもアウトライン化}できるのはしってますよね! パスを選択し、「オブジェクト」→「パス」→「パスのアウトライン」 で、線だったのが面として扱うことができます! お試しあれ~ #endregion **ザ・A4 have a dream #region(by 吉田 知央さん 2009/01/28投稿) 大きなサイズで作った看板などのデザインは、大判プリンタを使わずとも、 &strong(){簡単印刷設定でA4プリンタで分割して一気に出せちゃうのです!!} 設定は簡単、 「プリント」→「セットアップ」→「タイル」→「用紙サイズで区分ける」で設定できるほか、 「表示」→「ページ分割を表示」で分割印刷領域をアートボードに表示もできます! お試しあれ~ 参考:http://support.adobe.co.jp/faq/qadoc/spitz.nsf/0/54e8714775dadbe749256aaa0029fe0b?OpenDocument #endregion *その他のワザ ---- **プレゼン考 <プレゼンが難しいと嘆く後輩へ> #region(by 山田雄紀さん 2009/07/04投稿) #region(その1) 「プレゼンテーションスキル及びネゴシエーションスキル」 野田紘憙 【思わず目を引くもの(UK&USA)】 -ボディランゲージ 55% -話し方 38% -話の内容 7% 【準備】 -Purchase(目的) -Audience(聴衆) -Need(ニーズ) -Information(情報) -Communication(伝達) 【資料作成】 -目的は何? -キーメッセージは何? -(プレゼンを)いつ行うか? -所要時間は? -参加者はだれか? -バックアップ資料は必要か? -フォローアップ(欠席者への配慮)は必要か? 【ロジックの組み立て】 -演繹法 前提を認めれば結論も正しい(三段論法) -帰納法 特殊な物事から一般的な物事を類推して結論 -類推法 類似している点を比較して類推 -因果法 原因と結果の関係を述べる(簡単なため頻出) 【コミュニケーション】 -正確な表現を心がける --あいまいな情報源 --あいまいな比較表現 --あいまいな名詞・動詞 --根拠のないルール -明快に歯切れよく -重要なポイントは3つまで -positiveな語調で終わる -聞いた気にさせる 【考え方】 -ソフト型(日本型) --参加者は友人 --目的は合意 --友好関係維持 --相手を信頼 --人と問題両方に柔軟 -ハード型(アメリカ型) --参加者は敵 --目的は勝利 --友好の条件として譲歩を迫る --相手を疑う --人と問題両方に強硬 -win-win型 --参加者は問題解決者 --目的は友好的な双方の利益 --人間と問題を分離 --信頼関係は無関係 --人には柔軟、問題には強硬 【ポイント】 -自分の主張に固執しない -客観的な判断基準を提示 -相手の面子をつぶさない -論理的に説得し、相手の論理も率直に聞く -圧力に屈せず原則・基準に従う #endregion #region(その2) 最重要ポイントは&strong(){&color(red){「議論は喧嘩(討論)じゃない」}}という考え方を理解することだと思います。 【発表者の立場の場合】 「発表者と聴衆は対等な関係」 聴衆に怯えずに、&strong(){&color(red){誠意}}と&strong(){&color(red){自信}}を持って自分の意見を主張する。 (議論の場で&strong(){遠慮する}、&strong(){相手に媚びる}など意味不明な言動はやめる。) 質疑応答でも質問者の意図が分からなければ&strong(){無理に答えようとせず}「~~というご質問でよろしいでしょうか?」などと聞き返し、 きちんと対等な関係で受け答えすれば両者が納得できるよい議論ができる。 【質問者の立場である場合】 &strong(){&i(){「よい質問とは相手に気付きを与える質問である」}} &strong(){重箱の隅をつつくような無意味な質問は避ける}。 相手の欠点を見つけて勝ち誇るなどナンセンス。 相手が気付いていないと思われるロジックの穴を指摘して埋められる方法がないか質問する。 相手の気付いていない全く新しい視点から指摘する。など これはプレゼンだけでなく&strong(){BOXでの会議でも同じ}だと思います。 &strong(){議論は誰の意見が正しいかを決めることが目的ではなく、参加者の知恵と意見を交換し合い&color(red){よりよい問題解決策}をみんなで見出すこと}が目的ですよね。 #endregion #region(その3) 大学院では&strong(){大ゼミ}というものがあり、討論・議論の練習会のようなことを行います。 この講義の最大の問題点は討論と議論を同義に扱っているところです。 僕に言わせれば&strong(){討論は論理力という観点から勝ち負けを競う&color(red){単なるゲーム}であり議論とは本質を全く異にしている。} というようなことを主張した大ゼミでの僕のプレゼンはかなり高い評価を受けました。 たぶん僕の主張が教員たちにもきちんと届いたのでしょう。 (でも来年も同じことやるんでしょうけど・・・単なる論理力も重要ですからね) ただ、やはり本質は議論だと思います。よい議論をして楽しくクラブを盛り上げていきましょう! っと僕はもう引退していました。 #endregion #endregion **英語について <「英文翻訳について」スレッドから引用> #region(by 山田雄紀さん 2009/05/18掲載) 英語でかかれたものを読んでいると、必ず訳せなくなって困るのですが、性能のいい翻訳とか知りませんか? 本当は翻訳とかに頼っちゃダメなのかもしれないですけど… 僕もしょっちゅう読めなくて困っています。 分からないのって&strong(){一文がやたら長い長文}とかですよね? 「え!動詞2回目ですけど??」とか、「ん?主語は何処へ??」とか、「修飾語多すぎw」とかね。 かなりのストレスです。 たぶんそんな文は&strong(){機械翻訳では&color(red){ダメ}}ですね。 おそらく短期記憶容量(ワーキングメモリ)に収まりきらず、文の冒頭を忘れるから混乱するのだと思います。 &strong(){声に出してある程度のスピードで音読する}と分かる場合があります。 たぶん&strong(){&color(red){語彙力}}がかなり影響していて、辞書を引きながらだと、 文の構成+単語の意味をいっぺんに短期記憶に収める必要があるり脳への負担が大きい。 &strong(){語彙力が不足している状態ではどんなに文法力があっても読むのは辛い}んだと。。。 ということで僕の場合、&strong(){&color(red){単語力強化}}に力を入れています。 読書は隅から隅まで真面目に和訳せず、「段落の頭くらい分かればいいかぁ。」てないいかげんな気持ちでやる方が気が楽です。 今は我慢のときなのだろうなと。 http://smart.fm/ smart.fm(旧iKnow) 有名どころ。単語学習が楽しくできます。 http://www.alc.co.jp/index.html スペースアルク 辞書などが人気なようです。 #endregion

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