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第四話

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集

 シーン1 空から降ってきた少女
 シーンプレイヤー 里見弥生

 時間は暫く前に遡る…深夜。
 大和の甲板に、淡い光が落ちるのを、弥生は見た。

 【メイド】「メイド長メイド長」くいくい
 【メイド】「あれ、なんでしょうかぁ」
 【弥生】「なんでしょう。始めてみますね・・・行ってみましょう」というわけで、行きます

 そして、光が落ちた地点に向かうと、そこには…一人の少女が横たわっていた。

 【メイド】「まあ、天使でしょうか」「違うわ、飛行石よ」 わいわい
 【弥生】「そうは見えませんが・・・もしもし、潮風は体に悪いですよ」ほっぺたぺしぺし
 【刃】メイドさんの一部がてきぱきと担架を用意します
 【メイド】「だめですぅ、メイド長、こういうときはビシバシとやらないと!」力説
 【少女】「……あれ……?」
 【弥生】「お部屋の用意をしてください。それから、医務室に連絡してください」

 ゆっくりと目を覚ます少女。

 【弥生】「あ、起きたみたいですね。こんばんわ」
 【弥生】「お加減はいかがですか?」
 【少女】「ここ、は……」
 【弥生】「ここは・・・どう説明しましょうか・・・うーん。ようこそ、大和へ。ここは、戦艦大和の甲板です」
 【少女】「そう……ですか」再び目を瞑り、寝てしまう少女。
 【弥生】「あら・・・寝るのでしたらお部屋を用意しますよ?よほど疲れていたのですね。誰か、ベッドの用意をしてください。それから・・・最上さんを呼んでください。この娘を連れて行くのを手伝ってもらいましょう」
 【メイド】「「「はーい!」」」

 暫くして最上中尉が呼ばれてくる。
 メイド隊と、落ちてきた少女のファーストコンタクトが終わった

 

 シーン2 放課後
 シーンプレイヤー 村雨刃

  
 【刃】「よーっし、今日も授業終わりだっ!」 伸びをします
 【シフォン】「あ、今日はどうなさいましょうか?」
 【男子】「畜生、村雨の野郎…帰りもラヴラヴモード全開で帰宅か?しかもその後はベッドへ直行かぁ?ゆるせねぇよなぁ?」
教室脇で一部の男子生徒と特殊な嗜好の女子生徒が嫉妬の炎を燃やしております

 【刃】「ちがあああああああああああああああう!」真っ赤
 【男子】「いっそのこと、落とし穴でも掘ってやろうか」
 【少女】「あ……」
 【刃】「お前等、なんで俺とシフォンがそう一線をぶっちぎることばっかり期待してやがんだ!? お、俺達は、俺達はなぁ……」肩ふるわせ、顔真っ赤w
 【女子】「あの……村雨君。相談したいことがあるんだけど……」消え去りそうな小さな声で。
 【男子】「俺たちは?何かなぁ?続きをいいなよ?さぁさぁさぁさぁぁぁぁぁ?」

女子生徒に気づかず、言い寄る男子生徒複数

 【刃】「あ……あ? 相談? ま、まぁ……特に予定なかったから……いいけどよ、な?」
 【女子】「!!!ついに三角関係に発展?これは見逃せないわっ」
 【刃】「死ねてめーら!」蹴り!w
 【男子】「がはぁっ!?」
 【男子】「C!?C------!!」
 【少女】「あっ、その、そういうのじゃないよっ」三角関係を否定。
 【女子】「ほんとーかなぁーー?」にやにやにや
 【少女】「ど、どうしたら村雨君たちみたいになれるかな、って思って……」
 【女子】「その気持ちわかるわぁ。私もあんな、映画みたいな恋してみたいっ」
 【刃】「……は?」

 しばし理解できなかったよーだ
 
 【刃】「えーと、根本的なことを聞いていいか?」
 ぱたぱた(手)
 【少女】「何というか、好きな人がいるから、村雨君たち見たく仲良くなれる方法を……何?」
 【刃】「俺達みたいなって……ナニ?」わかってません、こいつ。 いや、わかってるんだけど、頭で理解しようとしてないw 全力で否定してる

 【男子】「……これは、アレか?あの子は村雨相手ではなく、別の相手に恋心を抱いてると見るべきか?」ぼそぼそと
 【男子】「そういうことで間違いないだろう」

 刃の顔がびきびきと引きつってるのが見える
 【刃】「お、俺達は別にそんな、人にうらやましがられるような関係じゃねーぞ!? な、なあ、シフォン!」
 【男子】 「そして我々はそのうらやましい男の正体を探らねばならん。今は無き男子生徒Cのためにも」
誰もシフォンの名前だしてないのにw
 【シフォン】「……」真っ赤。
 【刃】「赤くなるなあああああああああああああああっ!」
 【男子】「ま、まだしんで・・・・ねぇ」ぱた
 【男子】「さぁ、みんな…行くぞ!その羨ましい男を見つけだし、しゅくsげふんげふん!とにかく見つけるぞ!!」
 【少女】「え、えと、一般クラスの人だから、迷惑かけちゃ駄目っ」
 【男子一同】(つまり、一般クラスを探せということだな!!)怪しく光る瞳
 【刃】「と、とにかく、一般クラスの誰かに告白したくていい方法を知りたい、そーいうことだな?」話題をそらすw
 【少女】「う、うん」
 【刃】「悪いが俺は告白とかそういうのはよくわからん」わかってれば、とっくにシフォンに好きだー! って言ってますええ
 【刃】「だけどよ、折角頼ってきたんだし、何とか力になってやりたいもんだなぁ……あー……うーん……」
 【女子】:「嘘ばっかし」
 【刃】「とりあえず、俺は自分の気持ちに正直やってけば何とかなると思うぞ」
 【少女】「自分の、気持ちに」
 【刃】「なんでそこでみんな目が白くなる!?」

 その場の全員が、お前が言うなって顔してる

 【女子】:「だって・・・・」
 【女子】「ねえ?」
 【男子】「…バレバレだよなぁ?」小声で周りのやつ等とにやにやと
 【男子】「アレでばれないと思っているのは本人だけだぞ」
 【刃】「ち、違うっ、違うんだぞっ!? お、俺とシフォンはまだそーいう関係じゃないんだからなっ!? い、許婚だっていってもそこには順序というものが……」
 【刃】「ち、畜生ーーーーーーーーーーー!」

 

 シーン3 崩壊寸前の乙女心
 シーンプレイヤー イブリース&ヨアヒム


 お二人は、まあ何故か一緒に書類の整理なんぞをしていたりする。
 その中で、ひとつ、気になるものを見つけた。
 少し前に、大和に「降ってきた」という少女。今現在はギアドライバーとして、登録されている。
 名前は三坂瑞希。年齢は14歳

 【ヨアヒム】「・・・・・・・・・・・・。」
 【ヨアヒム】「階級に比例して、尻で椅子を磨く仕事が増える・・・。」
 【ヨアヒム】「・・・ん?」
 【イブリース】「ふむ。これが例の報告にあった娘か――」
 【ヨアヒム】「中佐、これは?」
 【イブリース】「うむ…なんでも訓練中の戦艦・大和の甲板上に突如として出現したという報告だが――」
 【ヨアヒム】「・・・出現?」
 【イブリース】「『空から降ってきた』というのが専らの目撃報告のようだが…」
 【弥生】よく寝ていた。とも報告しました
 【ヨアヒム】「何らかの事象が働いたか、集団幻覚でも見たか、単に輸送機などから落ちたか。」
 【ヨアヒム】「・・・或いは・・・ドッキリカメラの餌食になったか。」
 【イブリース】「いや、この娘は実体だそうだ、ヨアヒム――情報将校の常として、罠の可能性を疑わねばならん」
 【ヨアヒム】「実存存在ですか。」
 【イブリース】「フッ…戦時下、主力艦の上でそんな事をする奴がいたら、何年の懲役になるかな」>ドッキリカメラ
 【ヨアヒム】「小官は、試してみたいとは思いませんが。」
 【ヨアヒム】「中佐殿は、如何なる罠の可能性を考えていらっしゃいますか?」
 【弥生】#「え?私、どっきりは苦手なんです」<里見弥生語る
 【イブリース】「そう、この娘――三坂瑞希という娘が、いかにしてその場所に出現したか? それは単なる罠の可能性に留まらない…」
 【イブリース】「もっと、何か大いなる意思の介在を――私は感じるのだ」
 【ヨアヒム】「偶然、航海中の艦船に落ちると言う確率に関しては目を瞑るとして・・・やはり、アレですか?」
 【イブリース】「…無論、これは私の勘に過ぎない。だが職務上、その娘を探ってみぬわけにはいくまいよ」
 【ヨアヒム】「・・・奇跡か・・・大陸戦線では、残念ながら見られなかったものですね。」
 【イブリース】「幸い娘はG3の監視下にある。他の『機関』の手には渡したくないところだからな」
  

 

シーン4 告白
 シーンプレイヤー 間宮薫

 
 「あの……好きです」
 放課後の、昇降口。
 その少女は、君に向かって、そう言った。

 【薫】「…え?」下駄箱から靴を出して履いて、帰ろうとした矢先の出来事だった
 【刃】(やれっ、いけっ、そこだっ! くらわせろっ!)一応戦術指南した身として、見守りにきてます

 その、三坂瑞希と名乗った少女は、切ない表情を浮かべていた。

 【薫】「……………(質問、彼女は誰ですか?俺…じゃなくて僕にはわかりません!…なのになんで告白?いやこれはドッキリ?ジョーク?新手の苛め…なんですかこれ!)」超焦ってます
 【瑞希】「あの……」
 【刃】 屋上にかっこよく腕組んで仁王立ちしてる。無論胸はって
 【薫】「え、あああああはい!えっと…鋤、だっけ?」といい、本当に鋤を取り出す。どっから出したかは知らん
 【瑞希】「……好き、です」
 【刃】(ばかやろうがぁ!?)指弾びしっと! 当ててつっこむw
 【女子】:「シフォンちゃん、あそこで目立ちまくってる連れ合いを回収してきてくれない?あの二人が舞い上がってなきゃ見つかってるわよ」
 【薫】「……えええええええええええええ!!!!!?」大絶叫。そして直後に焦って指弾直撃どさっと昏倒
  

 
 シーン5 保健室大作戦
 シーンプレイヤー 村雨刃

 
 倒れてしまった男子生徒。
「ど、どうしよう」
 オロオロする瑞希。
 原因は村雨の放った指弾

 【刃】「あ……し、しまった……いやっ、ここはチャンスだ!」
 【刃】「(携帯)何やってる、チャンスだぜチャンス! 今のうちに介抱してポイント稼ぐんだ!」
 鬼のような発想転換です、村雨くん。告白のときからアドバイスをいろいろとしていましたw
 【瑞希】「は、はいっ! えーっと、保健室に連れて行けばいいのかな?」
 【刃】「引きずるのが無理なら、その場でもいいだろ、幸い気絶しただけだしな……たぶん」最後のたぶん、はなんだろw
 【刃】「えーと……ほら、ハンカチを当ててやったり膝枕したりとかっ」実に適当
 【瑞希】「う、うん……」では、膝枕しながらハンカチを当てる。
 【瑞希】「(なんか、恥ずかしいなあ)」
 【刃】「よしよし……その調子だっ!」ぐっ、ガッツポーズ
 【刃】「よくやった……俺から教えることは、もう何もない!(何故か泣いてる) あとは、素直に自分の気持ちをぶつけていけば大丈夫だ!」
 (ぴっ)携帯をきります
 


 シーン6 久しぶりに
 シーンプレイヤー 里見弥生

 
 弥生さんは、時々、三坂瑞希の様子を見に中学校に来たりする。

 【弥生】きっと、軍属になるなら、大和の方に配属してもらいたかったんだな。メイド隊と仲良くなったと見た
 【GM】で、どこにいるのか探していると、何故か昇降口で男子生徒に膝枕してあげている瑞希を発見した。
 【弥生】「こんにちは、三坂さん」
 【瑞希】「あっ、里見さん」
 【弥生】「こんなところでお昼寝ですか?]
 【瑞希】「えーっと、その、これは」しどろもどろ。
 【弥生】[ふふ、外でお昼寝すると風邪をひきますよ」
 【弥生】「来たばかりなのに、もう仲のいい友達ができたんですね。安心しました」
 【薫】「(……や、やばい。気がついたらこんな状況になってる…起きられん)」
 【メイド】「お布団をおもちしました、どうぞ」さっ
 【瑞希】「あ、すいません……」

 そこに疑問を持たない瑞希。

 【メイド】「濡れタオルもありますよ?」さっ
 【薫】必死に寝た振りをしている
 【弥生】[そうですね。堅い床だと、体が痛くなってしましますね」

 布団がずんずん敷かれていってます

 【薫】「(め、メイドですか?ていうかこの声…あの時のメイドさん?)」
 【メイド】「メイド長、ティッシュは何箱用意したら……」
 【GM】一人の男子生徒が通りかかります。
 【弥生】「ふふ、気が早いですよ」そのメイドさんのオデコを指先で一撃
 ん?誰だろう
 【オットー】「あれ……すいません、一般クラス1組の、間宮薫君を探しているんですが、見かけませんでした?」
 【薫】「(気が早いとかそういう問題じゃないでしょうー!?って、誰だろう?)」
 【弥生】[えーと、たしか・・・・あ、この人ですね。名札に書いてありますよ]
 【オットー】「あ、すいません……って何でこんな所で寝てるんですか」
 布団の中
 【メイド】「はぎゃっ!? い、痛いですぅ」
 薫は気絶(した振りを)している
 血がだくだく(でこぴんで)、自分でばんそこをつけるw
 【弥生】「いい天気ですしね。ちょうど眠たくなったんだと思います」
 【オットー】「アクシア先生に、連れてくるよう言われて来たんですが……」
 【薫】「(ち、ちがいますよ!僕は誰かに何かを投げつけられて…いや、指弾だ!誰かが狙った?僕を?まさかあの試合の関係者!?)」なんか苦しそうにしている
 【弥生】[そうですか。瑞希さん、ちょっと残念ですけど、薫さん、借りていきますね」ゆさゆさゆさ
 【瑞希】「は、はい」
 薫をゆすって起こそうとしてます
 【薫】「(ほっ…何とかおきれそうだ)う…ッ………あー、えっと…って、メイドがいっぱあいー!?」メイド部隊に驚いて布団から這い出る
 【オットー】「あ。起きた」
 【メイド】『おはようございます』ぺこり(一斉に)
 【弥生】「おはようございます。薫さん、お休みのところ悪いんですけど、アクシア先生がお呼びですよ」
 【オットー】「すいません、一緒に来てもらえますか?」
 【薫】「え、えっと、その、は、はい!アクシア先生ですね!さぁ行こう!」オットーの背中を押し、その場から逃げだす
 【弥生】「いってらっしゃーい。後で、ちゃんと戻ってきてくださいねー。瑞希さんが待ってますよ」と、釘を刺しておく
 【瑞希】「……」

 
 シーン7 新しい機体
 シーンプレイヤー イブリース&ヨアヒム

 
 新しいシュネルギアが届いたという報告が入り、二人は急遽そのチェックに回された。
 6番機は、制式採用間近のマサムネだ。
 そして、5番機……それは、漆黒の奇妙な機体だった。
 【ヨアヒム】「補充は有り難いが・・・ドライバーの育成に、もう少し気を配って欲しいものだな。」
 【ヨアヒム】「・・・口が過ぎたか。」
 【イブリース】「これが新型機だな…なるほど」
 【ヨアヒム】「実地試験はぶっつけ本番か。・・・いつも通りだな・・・。」
 【整備士】「あれ?」
 【ヨアヒム】「どうしたか?」
 【整備士】「……コクピットが、複座じゃない? 動くのかよ、これ」
 【ヨアヒム】「・・・何?」
 【ヨアヒム】コクピットによじ登って見てみます。
 【イブリース】「…以前、数機のテスト機が単座試験型として造られたことがあったな――いずれも、ロストナンバーだが」
 確かに、単座型だ。
 【ヨアヒム】「S.U.Q.U.I.D.は・・・ふむ・・・。」
 【イブリース】「少佐、どんな様子だ」
 【整備士】「5番機のドライバーは……三坂瑞希、だったかなあ」名簿チェック。
 【整備士】「しっかし……アペルギアかよ、こんなので戦えるのかぁ!?」
 【ヨアヒム】「白兵戦限定か?・・・ナビが居なくては、兵装も限られますし、実戦で役に立つかどうか。」
 まあ、単座はアペルが有名ですから
 【ヨアヒム】「中佐殿。まあ、これが新型と言うなら、模擬戦でもやってみればわかると思いますが。」
 【イブリース】「いや――わからんぞ。過去の単座型はいずれも複座型の欠点を補って余りある性能を持っていた」
 #登場OK? 
 【整備士】「噂じゃ、敵さんも単座のギアまでは開発してるっていいやすけどねぇ、今更単座に戻すなんて何かんがえてるんだか……おっと、上のかたにはいわねぇでくださいよ?」
 【ヨアヒム】「問題は、ドライバーにかかる負担の大きさでしょう。戦術情報を、一人で処理し切れるかどうか。」
 【イブリース】「それに、ギアドライバーは希少だ…一機に二人必要な現状より、一機を一人で動かせる方が数の上では理想的なのは言うまでもなかろう」
 #登場可能です。
 【イブリース】「心配するな。君一人の口から出た事ではあるまい…しかし、私達以外には言わぬ方が良いな」>整備士
 【ヨアヒム】「理想論としてはそうですが。現場の人間としては、量産体制に入れるだけの戦果を挙げられるかどうかの方が気になります。」
 【イブリース】「(しかし、今になってこのようなイレギュラー機を送り込んでくるとは…奴らめ、よほど『救世主計画』を前倒しにしたいらしいな)」
 【ヨアヒム】「ただでさえ、ギアのドライバーは少ない上に、万人に扱えないギアでは・・・。」
 【イブリース】「――ん、ああ…そうだな」 とどこかおざなりな返事を
 【弥生】「すべてがそろっているとは限りませんから。あるもを全部使うだけですよ」
 【ヨアヒム】「(どこのラインだ、こんなものを今更持ち込むのは・・・。)」
 【イブリース】「…そうだ。それが『兵士』というものだからな」>弥生
 【メイド】「そうです、折れた箒もほら、こうすれば仕込み杖にはや代わりなのです」胸はる
 【弥生】「そんな大げさなものじゃないですよ。お掃除と同じなんです。いつも、一番いい道具がそろっているわけじゃないですから」
 【ヨアヒム】「(・・・メイド・・・?・・・疲れているのか、私は・・・。)」
 【弥生】「それが、この娘の箒みたいに使う人を傷つけるものでなかったらなんでも使えちゃうものですよ」
 またもや、メイドさんに指先アタック
 【ヨアヒム】「(許せ、クリス・・・私も男だと言う事だ・・・こんな幻覚を見るとは。)」
 【イブリース】「ふ…俄かに賑やかになって来たな。さて、見る物を見たところで、退散させてもらうとする…か?」
 【弥生】「ご苦労様です」

  
 シーン8 乗ってください、拒否はできません
 シーンプレイヤー 間宮薫

 オットーに連れてこられたのは、学校の外。
 瑞穂基地の第一小会議室だ。

 【薫】「ねぇ、なんでこんなところに?」
 【アクシア】「よく来てくれたわね、間宮君」
 【薫】「あ、はい。どうもです」ぺこりと頭を下げる
 【アクシア】「突然だけど……明日から、あなた、特務クラスに編入されるから」
 【薫】「……(思考停止)……(思考再開)って、なんですとーーーー!?」
 【オットー】「Σ(゜Д゜;先生、説明省きすぎです!?」
 【アクシア】「まあ、前々から入れるか入れないかで揉めてたんだけどねえ」
 【薫】「なんでですか突然!どうして僕なんかが?」
 【アクシア】「新しい機体が入ったから、それのドライバー、やってほしいのよ」
 【薫】「機体…ギアドライバー!?ど、どうして僕なんかが!」
 【刃】「ええい、往生際がわりーぞてめぇ!」
 【薫】「なっ…君は――誰?」
 【刃】「なっちまったもんは仕方ねぇだろーがよ! 根性だしやがれ!」
 【刃】「俺は村雨刃、特務クラスのギアドライバーだぜ。つまり、これからお前ののクラスメイトになるってこった。よろしくな!」ばんばん、背中叩く
 【薫】「で、でも…僕はまだ中学生の子供!それが、どうすれば戦えるようになるんだよ!!」手を払う
 【刃】「甘ったれるんじゃねぇ! お前にも、絶対に奪われたくないものは、大切なモンはねぇのか!?」胸倉つかみかかる
 【刃】「俺も、俺のクラスにいるやつらも、怖くねぇやつなんていねぇよ! それでも踏ん張って、歯を食いしばって戦ってんだ!」
 【薫】「た、大切なモノ………でも、何で僕なんだよ!僕がドライバーになって、何ができるっていうんだ!」
 【刃】「俺に聞くな! それを知ってんのはてめぇだけだ! てめぇで考えな!」突き放す
 【薫】「っ…クッ、僕だって…戦えるなら…戦うさ。でも…」脳裏に、過去に殺した相手の顔が浮かび上がる
 【アクシア】「……経歴は見させてもらったわ。まあ、あれは事故よ。あなたが悪いわけじゃない」
 【薫】「でも、僕が殺したことに変わりはないんだ…それでも、僕に戦えと?僕が戦えると!?」
 【アクシア】「逃げちゃ駄目。逃げたら、それこそ数え切れないほどの人が死ぬわ」
 【アクシア】「それだけの人の死を……背負えるの?」
 【薫】「ッ…でも、何で僕なんだ。どうして…他に巧く戦える人がいるでしょう」
 【刃】「お前が、それで何も感じねぇような屑やろうだったら、こっちから願え下げだ!」
 【薫】「クッ……」苦々しい表情を浮かべる
 【刃】「だがよ……お前が、それで、深く傷ついて……悔やんでるんだったら……! お前は、もっと多くの命を救わなきゃいけねぇんじねぇか!? 償いなんじゃねえか? それが!」
 【薫】「だからって…また命を奪うのは…僕には…」右手ががたがたと震えている

 シーン9 テスト機動
 シーンプレイヤー イブリース&ヨアヒム


 【整備士】「5番機、16時からテスト機動です」
 【イブリース】「いよいよ起動試験だな…」

 単座式シュネルギアである5番機の機動試験。
 何故か二人は、この上なく嫌な予感がしていた。

 【弥生】では、弥生さんはメイドさんがたを各所に配置しておきましょう
 【ヨアヒム】「はい・・・。」
 【ヨアヒム】「・・・こう言う感覚は、いつになっても慣れない物です。この嫌な感覚は。」
 【イブリース】「(…これも乗り越えるべき試練、ということか…なれば、私にはただ見ていることしか許されない――)」
 【メイド】「忙しい忙しい」
 【メイド】「忙しい忙しい」
 てくてくてくてく
 【瑞希】「あ、里見さん……」
 【ヨアヒム】「中佐殿。僭越ながら、不測の事態に備え、小官はギアに搭乗しておきたく思いますが。」
 【弥生】「瑞希さん。がんばってくださいね」
 【瑞希】「はい!」
 【メイド】「メイド長、エチケット袋できましたぁ」さっ
 【ヨアヒム】「(・・・緊張感がそがれるな、このメイド達は・・・。)」
 【弥生】「ギアドライバーには必要がないと思うけど、万が一のときにはつかっちゃってください」
 【瑞希】「はい」
 【イブリース】「…うむ、そうしてくれ」>ヨアヒム
 【ヨアヒム】「Ja!」
 【弥生】「それから、ちょっとでもおかしいと思ったら無理はしないでください。いいですね」
 【瑞希】「わかって、ます」
 【ヨアヒム】「行くぞ、クリス。」
 【弥生】では、送り出します
 【クリス】「はい」
 【弥生】では、ヨアヒムに会釈を
  
  
  
 シーン10 暴走
 マスターシーン
  
 5番機に搭乗した、瑞希。

 【瑞希】「えーっと、これがこうなってて……はい、いつでもいけます」
 管制官『単座なので、無理はしないでくださいね……』
 【瑞希】「はい」
 【瑞希】「では……ケルン展開……っ!?」

 次の瞬間。
 コクピットの中を、白い羽が埋め尽くす!

 【瑞希】「思い出した――」
 【瑞希】「ワタシ、は……」

 

 シーン11 鳴り響く警報
 シーンプレイヤー 村雨刃


 【GM】基地内に、警報が鳴り響く。
 【アクシア】「天使っ!?」
 【管制官の声】『5番機暴走! 3番機、4番機が応戦に当たってます! 2番機、6番機ドライバーおよびナビゲーターは急いでハンガーへ……!』
 【刃】「よっしゃあ! いくぜ、シフォン!」
 【イブリース】「やはりかッ!…予測していた事とはいえ、こうも早いとは…!」
 【シフォン】「はい!」
 【刃】「俺の十八番は恋愛相談じゃねぇってこと、見せてやらぁ!」
 【薫】「え…な、なにが?…暴走?」
 【GM】天使化した5番機は、せこい事に、回避性能が低い3番機を優先的に攻撃してきてまして、結構ダメージ的に辛そうです。
 【刃】「シュネルギア【ムラサメ】、いつでもいけるぜっ! ぐずぐずすんなよ新入り!」
 【薫】「ぼ、僕もいけと!?ちょ、待てよ!俺は…じゃなくて僕は訓練も受けてないし、操縦方法もわからないんだぞ!」
 【オットー】「こっちでサポートはする!」
 【オットー】「だから、急いで!」
 【刃】「いっくぜええええええええええええっ!」SE:どぎゅうん!
 【刃】出撃しますー
 【薫】「さ、サポート?って…それよりも、本当に僕も行くのか!?」といいつつオットーについていく
 【イブリース】「構わん。乗ってさえいれば動く!」
 【GM】っと、ここで、薫の脳裏には、瑞希の顔が浮かびます。
 【刃】「シフォン! 敵のデータ出せるか!?」
 【シフォン】「はい! えーっと、暴走したシュネルギア1機です!」
 【薫】「そんな大雑把な!」
 【薫】「(そういえば…彼女に返答しておかないといけないんだよな…帰れるのか?ごめんなさい、って言いに…)」
 【イブリース】「そう言うものだ…実戦で慣れるしかない」
 【刃】「へ、なるほどな、暴走した………なんだとぉっ!? 何番だ!」
 【オットー】「5番機! 確か、単座型機体だったはず!」
 【薫】「…っ、わかったよ!機体壊しても、知らないからね!」
 【刃】今まで戦ってきた仲間達が星空に笑顔でキメしているイメージが浮かびますw
 【イブリース】「ドライバーは機体を動かす事だけ考えていればいい!!」
 【刃】「そ、それじゃあ……まじか、瑞希のやつが!?」
 【ヨアヒム】「聴こえるか、6番機?」
 【管制官】「3番機、これ以上の戦闘は無理です! 離脱させます!」
 【薫】「!?(瑞希…彼女?いや、名前が同じだけ…そうだろう)」コクピット内にて
 【薫】「……聞こえてます」不機嫌そうに
 【オットー】「こちら6番機、聞こえている」
 【ヨアヒム】「前に出過ぎるな、無線の指示に注意しろ、仲間の・・・ああ、オットーか。」
 【オットー】「こっちでサポートはするから、任せてくれ、ヨアヒム」
 【ヨアヒム】「ならば良い。オットー、子守は任せた。」
 【オットー】「ああ」

  
 【ヨアヒム】「全機、するべき事はいつも通りだ。我々は奇跡を起こす。」

 

 
 クライマックス 瑞穂基地上空

 
 『聖なるかな、聖なるかな』
 瑞希の歌声が聞こえてくる。

 【薫】「…彼女が…歌っている?本当に…彼女なのか…」
 【刃】「五月蝿いっていってんだろうがよ! 毎回毎回、んな下手糞な歌で人間の尊厳を踏みにじりやがって!」
 【イブリース】「第二の『アンチメシア』だ――救世主の倒すべき敵。背負うべき罪――」
 【薫】「賛美歌…?……彼女は…一体…って、倒す!?彼女を!?」
 【弥生】「瑞希・・・」
 【オットー】「あれはもう、人間じゃない……」
 【瑞希】『どうにも、ならないよね』
 【瑞希】『思い出したんだもん、私の役割』
 【薫】「思い出したって、なんなんだよ!突然出てきて、突然思い出したって言って敵になって、君は僕のなんなんだ!!」オットーの声を無視して叫ぶ
 【瑞希】『……ワタシだって、人間でいたかったよ……』
 【イブリース】「大和艦長、聞こえるか。こちらはイブリース・グレゴリオ中佐だ。緊急事態につき私が現場の指揮を執る」
 【弥生】「ええ、お願いします。こちらの支援準備はできています」
 【薫】「ッ…過去形で言わないでよ!そんな簡単に諦めないでよ!余計に苦しくなるだろう!」…通信周囲に駄々漏れかなぁ
 【ヨアヒム】「惑わされるな、宿命の名を騙る堕落に。惑わされるな、天使の名を騙る冒涜に。人として生を受け、人として死ぬのが人間だろうが!」
 【刃】「だったらっ! これからだろうがよっ! まだその気持ちが残ってるなら! まだ人として戻れるはずだ!」
 【刃】「薫ぅっ! よおおおおく聞け!」名前で初めて呼ぶ
 【薫】「ッ!!?」
 【オットー】「そう……。ほんの少しでも、希望があるのなら……それに、賭けれる」
 【刃】「彼女が人間に戻れるか否か、それはっ! お前が彼女のことを、受け入れてやれるかにかかってる! 瑞希との絆を……手ばなすんじゃねえ! あの中から引きずり出して、手にいれろおっ!」
 【刃】「俺達は、今までだって、そうやってっ、人を救ってきた! 今度はお前が、救う番だ!」
 【イブリース】「主砲、座標35.4829-139.2550に照準。弾種、対天使成型炸薬弾を装填し合図あるまで待機」
 【薫】「ッ…僕と彼女が初対面だってこと、知らないのか?だからそんなに無茶を言って!」そこで額を思いっきりぶん殴り、渇を入れる
 【ヨアヒム】「我ら集いて、奇跡を顕現せん。我らの起こす奇跡を否定するのは、最大の侮辱だよ。」
 【薫】「だからといって…彼女を助けないわけはない!オットー、支援任せた!コクピットごと、彼女を抉りとる!!」
 【オットー】「ああ!」
 【ヨアヒム】「全機に告ぐ。6番機の援護に回れ。」
 【刃】「よっしゃあああああああああっ! そうこなくっちゃな!」
 【刃】(へっ、知ってるよ。お前たちが初対面だってことも……だからこそ、これからが勝負だってこともな!)
 ニヤリ
 【ヨアヒム】「(やって見せろ、6番機。おのがレゾン・デートルを賭けて。)」
 【イブリース】「少佐、シュネルギアの指揮は君に一任する。――やれるな」
 【ヨアヒム】「Ja! 『1986年の惨劇』以来ですがね、こう言うのは。」
 【ヨアヒム】「支援は6番機に集中で願います、中佐殿。」
 【イブリース】「ブランクがあるとは思えんな…了解した」
 【刃】「今日は支援に徹するとすっか。シフォン、デュアルガンナーモードでいくぜ!」マシンガン二刀流
 SE: がちゃがちゃん
 【シフォン】「了解です旦那様!」
 【GM】では。 戦闘開始。

 セットアップ


 【弥生】「瑞希さん、聞こえますか?その役目が、やりたいことでないのなら帰ってくる気はありませんか?」
 【瑞希】『……』
 【弥生】「はじめてあったときと同じですよ。大和はあなたを歓迎します。みんなもです」
 【瑞希】『……っ』
 【弥生】「あなたが望めば、いつでも」
 【弥生】薫君に援護射撃
 【弥生】「皆さん、瑞希さんは帰ってきたいそうなので、予定通り行きますよー」で、連れてきていたメイドさんたちがエーテルかく乱弾なる怪しい武器を使うのですよ
 【メイド】「きゃっはー☆」どごんどごん

ここで、弥生は成功度99を叩き出す。

 【ヨアヒム】ぎゃっはっはwww
 【刃】び、微妙に自分の番で福音してないところが
 【薫】す、すさまじいな…
 【刃】GOOD!w
 【薫】ていうか失敗のしようねぇ!
 【イブリース】こちらは刃へ《援護射撃》

ここで、《忠誠》とダーザイン昇華を用いて成功数を105へ跳ね上げる

 【GM】普通に福音おきてるー!?
 【弥生】おきてるー。さすが中佐殿だ
 【イブリース】演出はヨアヒムの行動時に。
 【ヨアヒム】福音3発?w
 【刃】スーパー福音ブラザーズw
 【イブリース】「神よ!照覧あれ!彼らの起こす、奇跡を!!」

ここで、セットアップが終了しイニシアティヴに入る直前にヨアヒムのトラバントジステムⅢが発動。

 【ヨアヒム】[不意打ち]扱いです。
 了解。
 【ヨアヒム】そしてお約束の「マインドクラッシュ」。ダイス+70で。
 【刃】「こ、これは……!」

ここで、ヨアヒムはダーザイン昇華を使い、さらに《援護射撃》による修正で…

 【ヨアヒム】援護射撃込みで、197・・・?
 【刃】差分180。ダメージ200くらいですか?w
 【刃】しかも全てHPとか装甲とかに
 【薫】…どんどんあがっていっている…
 【弥生】記憶喪失にならんだろうな。瑞希
 【薫】…怖いな
 【弥生】クラッシュしすぎて
 【GM】OK…ギリギリで耐えた。
 【弥生】なに
 【ヨアヒム】…福音、福音!(どきどき
 【刃】ファンファレーが大和から鳴り響く!メイド合奏団
 【瑞希】『あ……ああああああっ!』必死に耐える。
 【GM】あと一押し。
 【イブリース】「今だ!!大和、主砲発射!5番機の足を止めろ!!」
 【メイド】「はぁい……よいしょ、あれ?」
 
砲台がはじける程の波動砲放たれる

 【GM】では、次…刃かな。どうする?
 【刃】俺だけど待機するw
 【イブリース】では、砲口から吐き出された光の奔流が5番機を飲み込み、一瞬動きが止まる――そこにトラバントジステムの放つ攻撃が、という感じで>演出
 【刃】「俺の今回の役目は……へっ、俺の手を煩わせるんじゃねえぞ? 薫」ぎらっ
 【刃】薫が失敗したときの……です
 【GM】了解。
 【刃】こっちも福音落とせますからw
 【GM】では、薫の順番。
 【刃】コックピットを綺麗に……えぐりとるように、ぶちぬく予定w
 【薫】「わかっている!…失敗はしない!絶対に!!」
 【刃】でもそれは薫の役割だから……いけぇっ!
 【GM】了解。では、好きな能力値と技能で判定してくれ。
 【薫】んでは…肉体で白兵戦闘
 【GM】了解。
 【オットー】「隙ができた! 今だ!」

ここで、成功度45を出し、さらに《援護射撃》の+99の修正を入れて、なんとか福音を起こす。

 【GM】福音発生! コクピットを抜き出すことに成功!
 【GM】羽に包まれた少女の体が、露になる!
 【メイド楽団】「どなどなどーなーどーなー♪」ファンファレー!
 【瑞希】『あ……』
 【薫】「ッ!?霞に…消え…いや、なんだ…」

 空から、光が差す。
 それと同時に、少女の羽が消えていく。

 【薫】「あ……昇天…したのか…?」とりあえず手を合わせてみる
 【瑞希】「……これは……」
 【刃】「よくやったぁぁっ! 後は俺に任せろぉっ!」
 【薫】「――ああ、任せましたよ!村雨さん!!」
 【刃】「天使の抜け殻! もう野暮なことはさせねぇぜ!」と天使化の肉でぞわぞわしてるギアだったものを撃つ……
 【シフォン】「照準完了!」

ここで刃は、福音を起こさずに《操気術》用にロゴスを温存

 【刃】+138操気術!155+22の軽ダメージ!

刃の放った銃弾は、5番機を撃ち貫き――破壊する。
宿主を失ったギアだけが、その戦場から姿を消した。

 

 エンディング あの空の向こう側には

 【GM】とりあえず、無事暴走した5番機を破壊しつつも、パイロットは無事でした。
 【GM】ただ……何故か、瑞希の天使核は、消失。
 【GM】彼女は、『人間』となり、一般クラスに編入されることになりました。
 【GM】ちょうど、薫と入れ替わるように。

 【刃】「なんなんだろうな……天使核ってのは……」空をみあげながら、そんなことを呟く、夏の日
 【薫】「……事実は小説より奇なり。全く、現実は奇に満ち溢れているよ」ぼそり、と屋上で寝転がりながら呟いていたり
 【オットー】「若いのに、なんだか枯れちゃってるね」苦笑。
 【刃】「むっ、番長属性の俺でさえ屋上で寝たりなんぞしねーのに、結構イイところあるじゃねーのw」うりうり
 【薫】「そりゃぁ…色々とあったからねぇ。結局返事もできてないし」
 【刃】「な・にぃ~?」
 【刃】「お前まだ返事してなかったのかよ!」
 【薫】「って、弄るなー」フルーツミックスジュース(紙パック)を投げつける
 【刃】「よし、今からしてこい!」
 【灯真】「………ま、色恋に頭突っ込むには未熟だしね……あ、年齢的に。あ、返事してないのはよくないね、確かに」
 【薫】「い、いや、いきなりそんなことをいわれても!?」
 【刃】「はぶっ!? つ、つめてぇじゃねーかっ!?」
 【薫】「いや…その、返事しにくくて…」
 【オットー】「ハハハ……自分はちょっと、そういう年でもないからねえ」お茶を飲みながら
 【刃】「そうそう、ついでに雪村も北条にアタックしてきたらどーだ?」
 【薫】「中身入ってるから、飲みたければ飲みなよ」カバンからコーヒー牛乳取り出して飲む>刃
 【薫】「ん、雪村さんって誰か好きな人いるの?」
 【刃】「おお、わりーな!」ごくごくごく
 【薫】ちなみに投げつけたフルーツミックスは、賞味期限が10日前
 【GM】うはあ!
 【灯真】「んー……。『貴様なぞ好みではないわっ!』と顔真っ赤にされて怒られたしねえ……」
 【薫】「照れてたんじゃないの?顔真っ赤にされたーってことはさ」
 【刃】「そーなんか?」胃腸強いですw
 【灯真】「………ま、いきなり好みのタイプについて聞かれたらそうなるだろうねえ……うーん、セクハラだったかな?」
 【刃】「知るかボケ!」
 【薫】「まぁ、心の準備互いにし終わってからの方がいいよね、こういうことは」
 【刃】「まー……そーなんじゃねーの?」
 【刃】「物事には段階というもんがあるしな」


一方で。

  

 【GM】大人組は、大和でお茶を飲んでたり


 【ヨアヒム】「…まあ終わり良ければ…という事でしょうね。」コーヒーを飲みながら。
 【イブリース】「――だが、今回の件は序章に過ぎない」
 【弥生】「何かご存知なのですか?」
 【イブリース】「…真実を知る覚悟があるのなら、答えは遠からず明らかになる――」
 【ヨアヒム】「……」
 【イブリース】「しかし、今はその時ではない」
 【弥生】「それなら、あわてる必要はありませんね。お茶を楽しむ時間くらいならありそうです」
 【イブリース】「――そうか。そう、だな…」
 【ヨアヒム】「…まあ…前線指揮官としては、ドライバー一人が抜けた穴埋めに悩みそうですが。」ちらっと弥生さんを見て。
 【弥生】「そうですね。でも、いつものことですから」
 【ヨアヒム】「さて、小官は、今日の報告書をまとめねばなりませんので、これで。」
 【イブリース】「ああ…頼む」
 【ヨアヒム】「はい。…では。」

 


以下、間宮薫の日誌より

この日が私の日常の終わりであり、また始まりでもあった。
この先に何があるのか、希望を見るのか、絶望を見るのか、それはまだわからない。
ただ…私たちはこれから先、無数の奇跡を起こしていくことになる。それは、この時の私でもわかっていた
しかし…翌日私は、たった一つの、大きなミスを起こす。
その事に、この日の私は気づいていなかった。

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