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新生ノイエガンメ公国

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ノイエガンメ公国

世界大戦の発祥ともなった小国。
1938年に統一帝国に併合された時より、事実上国家は解体、消滅状態にあった。
しかし合衆国は統一帝国を押し返し、ついには帝国本土すらも制圧。
公国の領土も事実上『開放』されることとなった。
合衆国はノイエガンメ公国の『復興』に協力し、幾分かの年月こそかかったものの
なんとか再建を果たした……かに、見えた。
しかし、問題があった。
王族がいないのである。

ノイエガンメ王家

当時を知るものたちにとって、エルフェンの血統を引く王族の存在は国家の象徴。
王家を廃止して共和制にする意見もあったが……
是非とも、ノイエガンメ復興には、公王の正当な血脈を持つ王族が欲しい。
しかし『最後の姫』ソコラタの子孫は既に公国領には存在していなかったのだ。
……ヤシマに亡命していたのだから……

ノイエガンメ公国軍


『ノイエガンメの王家の直脈につながる血統の姫が、ヤシマにいる』

この情報は、公国の旧臣に連なるものたちは掴んでいた。
王家の亡命に手を貸したものが数多くいたからである。
しかし皮肉にも、彼等は公国復興を果たすため、彼女を連れ戻すことを決定する。

この決定を合衆国上層部も支持。
ノイエガンメは暫定的に、合衆国の後ろ盾を得て、合衆国軍の一部隊としての軍を
編成することを許された。
『ノイエガンメ公国軍』
合衆国の管理下にあるとはいえ、まさに半世紀の年月を経て反撃の牙を得た彼等は
ヤシマ=統一帝国に、とある要求をつきつけることとなる。

『ノイエガンメ公国の正当なる継承者、シフォン=アルフィ=メザーランスの引渡し』

今、エルフェンの王国を巡り……再び、戦いの狼煙が、あがろうとしていた。

王女献上艦隊の反乱


ヤシマ政府はただちに、シフォン王女を確保し、公国軍に引き渡すことを決定した。
皮肉にも、この時に動いた王女確保部隊は、彼女の許婚である村雨刃の父親にあたる
村雨剣大佐。そして、彼女の仲間だった弥生大和軍団だった。
だが
弥生大和は、公国軍への姫引渡しの際突如命令を無視、そのまま逃亡を図る。
国家の威信にかけ、G3と公国軍の双方は全軍をあげて大和を追跡することとなった。
しかし……追跡劇の末、大和が辿り付いたのは……ノイエガンメ公国だったのである。

復興と反乱の真相 そして開放宣言


合衆国のノイエガンメ『復興』の裏には、旧ノイエガンメ貴族の影がちらついていた。
彼等の目的は、自分たちの利権の回復である。
合衆国本国としても、駐留部隊を派遣するより、本国に忠誠を誓う貴族達に統治を任せ
るに越したことはなかった。
こうして、取引は成立し……復興したノイエガンメ公国は、天使兵の強大な力を背景に
持ち、圧制を行う貴族達が思いのままに搾取を行う恐怖政治の国と化していた。
王家という神輿を求めたのも、民衆の反感を削ぐための工作に過ぎなかった。

G3諜報部特別室によってもたらされたこの情報によって、上層部の一部は、一つの
大芝居に打って出た。
それが……大和反乱である。

統一帝国暫定政府とヤシマ政府、さらには葵機関までもが結託して行った、この工作は
誰にも気付かれることなく……シフォン王女を公国軍の手に落ちる前に公国に『帰還』
させることに成功した。
こうして、大和艦隊から行われたシフォン王女の『開放宣言』により、ノイエガンメ軍
は武装解除。王女の元に下ることを決定した。

新生ノイエガンメ公国


公国を監視していた天使軍は、大和と遅れてやってきたG3の活躍によって全滅。
その戦いをまのあたりにした(特に王女自らが自国のために直接戦ったことが大きい)
ノイエガンメ国民の絶大な支持を得て、シフォン王女は公国の王位継承者として受け
入れられることとなった。
G3はそのまま、統一帝国奪還作戦終了まで、暫定的にノイエガンメ公国に駐留。
その見返りとして、国家立て直しの協力を確約し、特に合衆国の虎の威を借っていた
腐敗しきった公国軍の再編成と、貴族支配制度の解体に力を入れている。

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