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 伊能忠敬といえば、江戸時代に正確な日本地図を作った人として有名です。
 15年以上かけて、歩いた距離は何と4万キロ!地球一周に相当します。これはすごい!

 ・・・本当に?
 「4万キロ歩く」ということを具体的に考えてみましょう。

 30歳代の男性の一日の平均歩数は8200歩だそうです。
 面倒なので、一日10,000歩、一歩0.5mとして計算すると、だいたい一日に5km歩いている計算です。
 4万kmを歩くために必要な年数は、以下のように算出できます。
 40,000km / (5km × 365日) = 22年

伊能忠敬の15年と比べると、1.5倍かかっています。
 しかし、22年という数字は、決して一人の人間が一生涯かけて歩けない距離ではないことを示しています。
 それも、通常の生活していての話です。
 そこにも、ここにも、実は地球一周を達成した人々がいらっしゃるのです!そして、もしかしたらあなたもその一人なのです!

 なんだか話がおかしな方向に行ってしまいました。
 伊能忠敬が歩いた1日の平均距離は逆算すると7km。徒歩の平均速度は4km/hですから、同じだけ進むのに必要な時間は1日せいぜい2時間。
 「15年かけて地球一周分歩いた」と「15年間、毎日2時間歩いた」が同じことなのだから油断も隙もあったものじゃない。

 伊能忠敬の偉業は、その測量技術と15年もの歳月をかけて正確な日本地図を作り上げたことによって讃えられるものであり、歩いた距離であらわされるものではないようですね。