獄寺隼人

リボーンに呼ばれイタリアから来日した沢田綱吉(ツナ)と同い年の男子中学生。9月9日生まれの乙女座でB型。国籍はイタリアで、伊3/4、日1/4のクォーター。14歳(中学2年生)時点で、身長168cm(自称では172cm)、体重54kg。趣味はピアノ。口癖は「果てろ」。タバコを吸い、多くのアクセサリーを身に着けている不良少年。将来の夢はツナの右腕。ジャンプ誌上の人気投票では、第1回1位→第2回3位(人気キャラ部門)→第3回4位(男性部門)。


《性格》
頭に血が昇りやすく、「年上の人間はすべて敵」と豪語し、気に入らない相手には誰彼構わずケンカ腰になり、しばしばトラブルを引き起こす。特にランボとは相性が悪く、そのことでよく三浦ハルとは口喧嘩になっている。ただし、リング争奪戦の頃からはランボをかばうなどのシーンも描かれている。その一方で、「10代目」と慕うツナと、その母である奈々やリボーンには腰が低く、どんな指示でも反抗せず従う。

フゥ太の「並盛中ケンカの強さランキング」では3位。身に着けているアクセサリーは、因縁をつけられた相手からの献上品。教師すらも恐れる不良少年で、授業をまともに受けていないが成績は優秀である。その一方で、迷信や幽霊の類を本気で信じており、オカルト系の雑誌「月刊世界の謎と不思議」を愛読、なぜか魔除けを習得している。「G(ゴクデラ)文字」という自分専用の暗号を中1の授業中に作ったり、髑髏型のアクセサリーにはまって備品に改造を施したりと、妙な方面に凝る傾向がある。


《生い立ち》
イタリア人の父と、イタリア人と日本人のハーフでピアニストだった母(愛人)の間に生まれる。イタリアの大富豪マフィアの御曹司であるが、母親が謀殺されたことを知り城での生活に嫌気がさし、自力でマフィアとなるべく何度か家出を試みた後、8歳で家出している。ボンゴレに入る前は一人で活動していた。ダイナマイトや殺しのことは、かつて実家の専属医だったシャマルに教わり、現在の髪型もシャマルの真似である。複雑な家庭環境で育ったため、本人はその話題に触れられることを嫌う。また、幼少期での仕打ちによるトラウマから、異母姉のビアンキが大の苦手。ビアンキを一目見るだけで腹痛、酷い時は失神を起こすが、着ぐるみやゴーグルなどで、顔の一部でも隠れていれば平気である。


《ボンゴレファミリーの一員》
ボンゴレファミリー所属の現役マフィアで、武器は全身に仕込んでいるダイナマイト。タバコを火種にすることから、異名は「人間爆撃機『スモーキン・ボム隼人』(アニメではタバコを吸っていないため、『ハリケーン・ボム』に変更。ダイナマイトは自動発火の仕組みとなっている)」。武器の性質上、障害物・遮蔽物の多い建物内での戦闘を得意とする。

ツナと戦って負けて以来、ツナを「10代目」と呼び異様なまでに慕っている。自称・ボンゴレ10代目ボス(=ツナ)の右腕。何よりもツナを優先し、ツナの役に立とうと常日頃積極的に動くが、自身の熱意に反してよくヘマをやらかす。ツナと出会うまで、東洋人とのクウォーターであることなどの理由で、どこのファミリーにも迎えられない一匹狼だったが、自分を初めて迎え入れてくれたツナには全幅の信頼を寄せている。そのためか「10代目の右腕」意識が強く、山本武とは右腕の争奪ケンカを繰り広げることもある(正確には一方的に絡んでいるだけ)。また、過剰な意識からスタンドプレイに走りがちな面もあり、そういった面をツナたちから度々指摘を受けている。

ボンゴレ10代目の守護者として「嵐のボンゴレリング」を継承しており、本人も嵐属性の波動が最も強い。その他に微弱ながら「雨」「雷」「雲」「晴」の4つの波動を有しており、それらの組み合わせで臨機応変に戦う特殊な戦術「SISTEMA C.A.I.」を編み出している。


《黒曜編》
序盤では六道骸とともに脱獄した柿本千種と交戦。一旦は千種を退けたかに思われたが致命傷ではなく、不意を付かれてツナを庇って重症を負う。一時は猛毒により危険な状態であったが、Dr.シャマルのトライデント・モスキートで一命を取り留める。

ツナが骸のアジトに侵入する際にも同行。得意とする建物内での戦闘で千種を圧倒するが、トライデント・モスキートの副作用により一転窮地に陥るものの、雲雀を助け出したことで退けることに成功する。骸との戦いでは、ビアンキとともに一時骸に憑依されてツナを襲うが、小言弾で超死ぬ気モードとなったツナに助けられる。


《ヴァリアー編》
ボンゴレNo.2の権限者である沢田家光によって、ツナを守護する主要ファミリーの証として嵐のリングの守護者に選ばれる。ボンゴレリング争奪戦に向けての家庭教師はシャマル。嵐戦ではプリンス・ザ・リッパー(切り裂き王子)ことベルフェゴールと対戦。ベルフェゴールのワイヤーを使ったナイフ攻撃を見切り、ロケットボムを命中させる。その後、流血により半狂乱状態になったベルフェゴールを戦闘不能にする。誰もが獄寺の勝利と確信したが、ベルフェゴールの最後の抵抗に遭う。命を捨てる覚悟でリングを奪おうとするが、時間切れ寸前にツナの言葉で命を選ぶと言う成長を見せた。

大空戦では他の守護者同様毒を浴びるが、雲雀がリングを弾いたことにより解毒する。その後レヴィ・ア・タンと交戦し圧倒、ランボを解毒する。山本とともに-クローム髑髏の解毒へ向かうが、マーモンとベルフェゴールの罠にはめられて絶体絶命のところを了平に助けられる。

ツナが正統後継者に決まったことによって、守護者の証である嵐のリングを持つことになる。


《未来編》

〈10年後の獄寺〉
嵐の守護者として、ボンゴレ幹部の1人として動いている。10年後の世界に飛ばされたツナに対し、現代に戻ったらすぐに入江正一を消せと伝えた後、現代の獄寺と入れ替わる。またアジト地下16階に特注で足場も視界も悪い砂漠の嵐(デザートストーム)を再現した嵐(ストーム)ルームを作った。


〈現代の獄寺〉
行方不明になったリボーン探索のため、ツナと同じく、ランボを問い詰めようとしたものの、誤って10年バズーカに当たってしまう。10年後ではツナと合流し、ラル・ミルチに導かれボンゴレのアジトを目指す。10年後の山本のアドバイスを受け、野猿との戦闘中にリングに炎を灯し開匣に成功。出てきた武器を使い赤炎の矢(フレイムアロー)という技を編み出し、野猿との戦闘に勝利。

その後、山本と組んでヒバード捜索に赴きγと戦闘となるが、かねてから非協力的だった獄寺が山本との共闘を拒み、戦闘中に仲違いしてしまう。その後、山本に諭され連携してγに挑むも歯が立たず、拷問の末にとどめを刺されそうになったが、寸前で10年後の雲雀に救われる。13日の療養期間後、ミルフィオーレファミリー日本支部襲撃に向け異母姉弟のビアンキを家庭教師として特訓を受けていたが途中で逃亡、1人で資料室にこもり、10年後の獄寺が開発した「SISTEMA C.A.I(スィステーマ シーエーアイ)」を完成させた。

ミルフィオーレ日本支部襲撃直前、ビアンキと作戦終了後に話し合うことを約束している。基地内ではγと再戦、完成したSISTEMA C.A.Iで応戦する。



《関連項目》
  • ダイナマイト(通常は8本)
   2倍ボム
   3倍ボム
   ボムスプレッズ
   チビボム
   ロケット・ボム(推進用火薬で飛ぶ方向が2度変化する)
  • リング
   嵐のボンゴレリング
   赤炎の矢(フレイムアロー)
   SISTEMA C.A.I(スィステーマ シーエーアイ)

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最終更新:2008年09月20日 23:02
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