沢田綱吉

通称「ツナ」。10月14日生まれの天秤座でA型。家光奈々を両親に持つ生粋の日本人(しかし、曽曽曽祖父である初代ボンゴレがイタリア人である)。14歳(中学2年生)時点で、身長157cm、体重46.5kg。勉強も運動も苦手で何をやらせても冴えないため、周囲からは「ダメツナ」と呼ばれている。並盛中に通う中学2年生(ロンシャン編(アニメでは黒曜編直後)までは中学1年生)。好きなゲームは音楽ゲー、落ちゲー。好きな音楽は歌謡曲。子供の頃の夢は巨大ロボになること。将来の夢は京子との結婚。非常識な出来事を受け入れてしまう人物が多い作中において、数少ないツッコミキャラである。ジャンプ誌上の人気投票では、第1回2位→第2回1位(人気キャラ部門)→第3回2位(男性部門)。

なお、本編では1人っ子だが、本編開始前に『週刊少年ジャンプ』に掲載された読みきり版では姉が居るという設定になっている。


《性格》
何かにつけて気弱で逃げ腰、諦めがちであったが、話の進行につれて次第と正義感や勇気を持つ性格に成長していく。元来争いを好まない性格であり、超死ぬ気モードでは普段とは打って変わって冷静沈着な言動が目立つが、それでも戦闘中ですら非情になることはなく、相手に対し同情することもある。その優しい性格は、穏健派と言われる9代目ですら「マフィアのボスにはあまりにも不向き」と言わしめるほどである。


《交友関係》
同じ並盛中に通う笹川京子に対し好意を抱いているが、三浦ハルから一方的に思いを寄せられている。面倒見が良く、居候であるランボイーピンフゥ太とは本当の兄弟のような関係を築いている。

獄寺隼人からは最初、同い年で日本人のボス候補ということで信用されていなかったが、対決した際に命を救ったことでそれ以降は「10代目」として慕われている。また、笹川了平からは死ぬ気状態のツナに負けて以来、「ボクシングの才能がある」と確信されてしまい、ボクシング部にしつこく入部を勧められている。


《マフィアのボス》
イタリアンマフィア「ボンゴレファミリー」初代ボスの末裔で、ファミリーから10代目ボスの次期後継者候補に選ばれ、そのための家庭教師としてアルコバレーノのリボーンが派遣されている。しかしツナ本人はマフィアになることを頑なに拒んでおり、また赤ん坊に教育されることに困惑しているため当初リボーンを従弟だと紹介していた。

ボンゴレファミリーのボスに必要不可欠な「ブラッド・オブ・ボンゴレ」を受け継いでおり、「超直感」という常人を遥かに凌ぐ直感力を持っている。「小言弾」を使用して超死ぬ気の状態となった時に超人的な力を発揮し超直感が研ぎ澄まされるが、死ぬ気状態でなくても超直感を見せることがある。

武器は初代と同じ死ぬ気の炎を灯すことが出来るグローブで、「X(イクス)グローブ」と呼ばれる。ボンゴレリング争奪戦で後継者争いに勝利し、正式にボンゴレファミリーの正統後継者となる。その証として「大空のリング」を持つ。


《VS黒曜編》
並盛中の生徒が黒曜中の生徒に襲われるという事件が起きた後、9代目ボスからの指令によりリボーン、獄寺隼人、山本武、ビアンキらと事件の首謀者・六道骸のアジトである廃墟「黒曜ヘルシーランド」へ乗り込む。六道骸の影武者・ランチアと対戦し、ランチアの元来の性格を見抜くなど、この頃から常人より優れた直感力を発揮するようになる。

六道骸本人と対峙した後、骸にマインドコントロールされたフゥ太の“望むこと”を直感しマインドコントロールを解く。しかし、この段階での骸自身との戦いでは、獄寺とともに駆けつけた雲雀恭弥に救われる形であった。その直後の憑依弾による骸の非道な手段に怒り、ハイパー死ぬ気モードや研ぎ澄まされた超直感により、骸に憑依された千種と犬を圧倒し、同じく憑依状態にある獄寺とビアンキを身を挺して救うなど見違えるほどの活躍を見せた。最後は骸との激戦の末、人間道のどす黒いオーラを死ぬ気の炎で浄化し、勝利を収める。


《VSヴァリアー編》
骸との戦いを終えた後、街中で戦闘に巻き込まれる。獄寺・山本らとともにスクアーロと交戦するが、通常の死ぬ気モードでは全く歯が立たなかった。ボンゴレファミリーに伝わるリングと、自分以外の10代目候補XANXUSの存在を知り、否応なくリング争奪戦に臨むこととなるツナであったが、争奪戦を通じ大きく成長していくこととなる。

リング争奪戦の雷戦では瀕死のランボを助けるが、妨害行為とみなされ大空のリングは没収されてしまう。ランボを守ったもののリングを失ったことに悩むツナであったが、「もっと強くなりたい」との思いからリボーンやバジルと零地点突破の修行を開始する。

死ぬ気の零地点突破を完成させ並盛中へ向かい、雲戦で雲雀に敗れ暴走していたゴーラ・モスカを倒すが、動力源とされていたボンゴレ9代目に重傷を負わせてしまう。自らの野望のために9代目すらも利用してボスの座を奪おうとするXANXUSに対し、10代目を継がせないことを決心する。大空戦ではXANXUSの憤怒の炎と銃の組み合わせに圧倒されるが、戦いの最中に「死ぬ気の零地点突破・改」「死ぬ気の零地点突破・初代エディション」を習得し、自身もボロボロになりつつ勝利を勝ち取る。


《未来編》

〈10年後のツナ〉
ボンゴレ10代目の道を歩んでいるようで、並盛町の地下にボンゴレファミリーの重要拠点を建造するなど手腕を振るっている。日頃からボンゴレの存在自体に疑問を持つなど争いを好まない性格は変わっていないようで、争いの火種となるという理由からボンゴレリングを破棄するよう守護者に指示している。

ボンゴレボスとなる覚悟が試される試練を乗り越えた末、Xグローブ Ver.V.R.を完成させており、10年前のツナがラル・ミルチとの特訓の末たどり着いた戦闘力を遥かにしのいでいたとされる。

ミルフィオーレファミリーによってボンゴレ本部が壊滅させられた後、交渉の場に赴くが、その場で射殺されてしまったらしい。


〈現代のツナ〉
10年バズーカに撃たれたリボーンが帰ってこないことを大人ランボに聞こうとし、10年バズーカを使わせようとするが誤って自らが当たってしまい、9年10ヶ月先の未来に飛ばされた。現代のツナが目覚めたのは棺桶の中であった。同じく10年後に飛ばされた獄寺と再会し、ラル・ミルチ、10年後の山本らに助けられ、10年後の世界の説明を受ける。その後、太猿と戦い、見事勝利。ラル・ミルチとの修行では、リボーンのアドバイスでリングに炎を灯してボックスを開け、中からおしゃぶりを取り出した。

その後、ラルが家庭教師となり、リボーンから任された雲雀相手に特訓を行う。雲雀との修行の最中、異例の若さでボンゴレボスとなる覚悟が試される試練を乗り越え、XグローブをVer.V.Rへと進化させる。また、感覚が掴み易い通常のXグローブの炎(「柔の炎」と例えられる)と、爆発的なエネルギーを持つが扱いにくいver.V.R.の炎(「剛の炎」と例えられる)を組み合わせた新必殺技「X BURNER(イクス バーナー)」を修得する。

ミルフィオーレの基地に突入した際には、遭遇したデンドロ・キラムと戦闘し、未完成のX BURNERで圧勝する。その後、ジンジャー戦で消耗したラル・ミルチに代わりストゥラオ・モスカを押さえるための囮となるが、スパナ操るキング・モスカの前に絶体絶命のピンチに陥る。自身最強の技であるX BURNERを万全の体制で放つことを狙うもままらず、リボーンの助言で捨て身で空中X BURNER「X BURNER AIR(イクス バーナー エアー)」を放ちモスカを破壊するも、反動に耐え切れず壁に激突し気絶してしまうが、X BURNERに興味を持ったスパナによって助けられ、スパナからX BURNERの完成のための協力を受ける。

《関連項目》
  • 特殊弾
  死ぬ気弾(死ぬ気モード)
  小言弾(ハイパー死ぬ気モード)
  死ぬ気丸
  • 死ぬ気の零地点突破
  零地点突破 改
  零地点突破 初代エディション
  • Xグローブ
  Xグローブ Ver.V.R(Xグローブ バージョン・
             ボンゴレ・リング)
  • リング
  大空のボンゴレリング
  ランチアのリング
  • X BURNER(イクス バーナー)、
 X BURNER AIR(イクス バーナー エア)

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最終更新:2008年09月20日 22:56
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