【種別】
計画・目的
【初出】
IV巻
【解説】
[
仮装舞踏会]の掲げる究極目標。『
盟主』
創造神“
祭礼の蛇”が仮の帰還を果たして構成員に布告するまでは、[仮装舞踏会]でもその存在を知るものは僅かであった。
構成員に『大命』が知らされる前から、数多くの“
徒”が、自分の任務の意味を知らぬまま、その成就のために動いていた。
- 第一段階:『暴君』を素体に『盟主』の代行体を作成する
- 第二段階:『久遠の陥穽』から創造神“祭礼の蛇”の本体をこの世に呼び戻す
- 最終段階:両界の狭間に新たな世界『無何有鏡』を創り出し、“徒”を移住させる
新世界『無何有鏡』の創造により、この世の人間が“徒”に喰らわれることもなくなり、
フレイムヘイズも戦って消えゆくのみという宿命から解放される。
ただし、新たに造られた世界であっても“徒”が放埒を尽くせば
世界の歪みは発生し、最終的に『
大災厄』が起きるという危険性はそのままではあった。
しかし、御崎市決戦において
シャナたちが改変した『
大命詩篇』を新世界の卵に撃ち込んで「人を喰らえない」理を加えた上、“祭礼の蛇”と“徒”たちも結局はその理を受け入れたために、そのまま新世界『無何有鏡』は創造されて『大命』は完遂された。
ちなみに、『盟主』の代行体には本来『暴君I』を取り込んだ『暴君II』が使用される予定だったが、実際には盟主の意向で“
ミステス”である
坂井悠二の肉体が使用されていた。
【コメント】
☆
アニメ第2期から語られていた。
☆似たような目的は、他に[
とむらいの鐘]の『
壮挙』があった。
☆討ち手と契約した“
王”にとっては存在意義を否定されるような内容だと思うが、“徒”への復讐心で動く契約者は“徒”がこの世から立ち去るとしても復讐を続けそうなのだけど、二度の大命宣布であそこまで士気が崩れるものだろうか?
☆復讐を果たした、もしくは復讐心が冷めてしまったフレイムヘイズは「世界のバランスを守るという使命」を生きる目的にしてるものも多かった(古参は特に)。『
星黎殿』攻略用に集められた
フレイムヘイズ兵団の精鋭たちは任務の性質上、少数精鋭であるため古参が多く、故にあそこまで士気が崩れたのだろうな。
☆
ダンタリオン教授の『
強制契約実験』や[
轍]の計画とは比べ物にならないほど壮大だった。
☆[
革正団]の
サラカエルが絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆
アニメ第3期で完遂された。
最終更新:2024年01月30日 17:55