灼眼のシャナ&A/B用語大辞典 カイム

【種別】
紅世の徒”、通称

【初出】
XV巻

【解説】
紅世の王”。真名は“觜距の鎧仗”(しきょのがいじょう)。の色は空色。
『空裏の裂き手』クロード・テイラーと契約し、左を向いた鷲のバッジ型の神器ソアラー』に意思を表出させている。
口が悪く、よくクロードのことを「腰抜け」と罵っていた。

クロードがフレイムヘイズの使命から離れた後も契約を解除しなかったのは、彼の力が惜しかったからとのこと。
XV巻終盤でクロードから契約解除の申し出を受け、が砕けるのと同じくして、“紅世”へと帰って行った。

【由来・元ネタ】
名前の元ネタは、ソロモンの72柱の悪魔 “鶫総統”カイム(Caim)と思われる。
序列53番の悪魔で、小さなツグミの姿をしている。人間の姿を取るときは、肌の黄色い男になるという。
言葉を話さず、目の前に炎で文字を書くことで意思を伝える。
動物の言葉を含めた全ての言語に通じ、それを召喚者に教えるという。

「觜」と「距」はそれぞれ鳥類のくちばしと蹴爪を意味するが、これらは共に鳥類の闘争・殺傷のために用いる部分であり、鳥の攻撃性を表していると思われる。
そして「鎧」はよろい、「仗」は手持ちの武器を意味し、共に攻撃と防御の武具である。
これらを総合して真名全体の意味を考えると「鳥の攻撃性を発露させた武具」という意味になる。
その本質の一端は、契約者のクロードが『サックコート』として表現している。

【コメント】
☆これによって“”側からも契約解除が可能なことが明らかになった。
☆↑双方が合意しないと解除できないはず。
☆↑XVI巻で両者の合意が無くても解除できることが証明された。
☆彼の炎の色である空色(skyblue)の英語における厳密な定義は、「夏の晴天の午前10時から午後3時までの間、水蒸気や埃の影響の少ない大気の状態におけるニューヨークから50マイル以内の上空を、厚紙に1インチ四方の穴を開けてそれを目から約30センチ離してかざし、その穴を通して観察」した色(Wikipedia「空色」より)である。他の“徒”の炎の色も、何か非常に厳密な定義があるのかもしれない。
☆↑つまりその天候状態・時間なら「空色」の炎をニューヨークではなっても目視は難しいわけだ(気配でわかるけど)。
☆クロードはおそらく空色の『サックコート』をまとうので、晴天の空中ではほとんど保護色になる。これで誰かに気配隠蔽の自在法をかけられたら、厄介極まりなかったな。
☆外伝第三巻で再登場するのかな。