灼眼のシャナ&A/B用語大辞典 ギゾー

【種別】
紅世の徒”、通称

【初出】
XV巻

【解説】
紅世の王”。真名は“絢の羂挂”(あやのけんけい)。の色は菫色。
教授の『強制契約実験』によりこの世界へ連れてこられ、使命感をもたないままサーレ・ハビヒツブルグと契約させられ、フレイムヘイズ『鬼功の繰り手』となった。
キザったらしい男の声で喋り、マリオネットの操具の形をした一対の神器『レンゲ』と『ザイテ』より意思を表出させている。

その口調の割に、細かな気配りが出来る性格の“王”である。
教授のことを好敵手と呼び、恨んでいる様子は見られない。

【由来・元ネタ】
西アフリカの各部族の神話に登場する蜘蛛の姿をした妖精アナンシ、そのハウサ族での呼び名がギゾー(Gizo)である。
神の僕の中でも一番の知恵者と呼ばれている。

「絢」とは織物の美しい様子を表し、「挂」は引っ掛けるという意味である。そして「羂」は本来ならば罠を意味するが、彼が『鬼功の繰り手』に与える能力に罠の要素は無く、この「羂」は仏が手に持つ紐状の武器「羂索」のことだと思われる。
そして真名全体で「神通の糸を素晴らしい技巧で掛ける」という意味になると思われる。
不可視の糸を自在に繰る力を契約者に与える彼に相応しい真名である。

【コメント】  
☆『極光の射手』とは逆に2つの神器に1人の“王”という変わり者。
顕現すると、やっぱり蜘蛛の姿なんだろうな。
☆XXI巻では、マージョリー・ドーとサーレが分解している『大命詩篇』の緻密さに感嘆していた。