【初出】
V巻
【解説】
[
とむらいの鐘]の力の象徴であった『
両翼』の右である“虹の翼”
メリヒムの代名詞である攻撃系自在法。
強力無比な虹の破壊光線を一直線に放つ。
中世の『
大戦』の時代には、相棒の
イルヤンカが使う『
幕瘴壁』が『当代最硬の自在法』と呼ばれたのに対し、『当代最強の攻撃系自在法』と呼ばれていた。
一閃させたサーベルから、その軌跡に沿って直線の光線を放つタイプと、背中の虹の翼が合わさって一本の光線になるタイプが確認されていた。
問答無用な極めて高い攻撃力を誇り、触れた対象を一瞬で消し飛ばし、かすった余波でも相手に大打撃を与える。また、距離によって威力が減衰されないという特徴を持つ。
『虹天剣』は“
燐子”『
空軍』によって自在に反射・変質が可能であり、その無双の威力と射程も合わさって、[とむらいの鐘]の戦いにおける空中での強大な抑止力になっていた。
『虹天剣』の発現に接した二代目『
炎髪灼眼の討ち手』は、その虹色の光背から、思わず(虹の、翼……)と、彼女自身知らぬうちにメリヒムの
真名を想起していた。
【
アニメ版】
直線の虹ではなく、アニメ版メリヒムの
炎の色同様に、七色に明滅する光線として描かれた。
最終更新:2024年01月12日 07:42