【種別】
自在法

【初出】
X巻

【解説】
とむらいの鐘]の力の象徴である『両翼』の左“甲鉄竜”イルヤンカの誇る攻防一体の自在法。
中世の『大戦』の時代には、相棒のメリヒムの『虹天剣』が「当代最強の攻撃系自在法」と呼ばれたのに対して、「当代最硬の自在法」と謳われていた。
強力無比な防御系自在法として共に名が挙がる『マグネシア』との比較では、運用の柔軟さの面で優れているとのこと。「防御にも使える刃」と例えられた。

火山の噴煙にも似た鈍色の煙を口や翼、全身から自在に噴出させる。この煙は広範囲の空中に広がって留まり、『天道宮』の突撃すらも弾く、無類の硬度を持つ障壁となる。
翼などから噴出することで、飛行の加速や空中での動作制御、さらに自分の背後を侵入不可能の領域にした状態での突撃も可能。

応用として先端のみを硬化させることで、無類の硬度を持つ弾頭を後続の煙で加速させた、並のフレイムヘイズや“”の反射や防御の自在法を使い手ごと打ち砕く強力な噴進弾(=ロケット補助推進弾)にもなる。

【コメント】
アニメシリーズには未登場。
☆[仮装舞踏会]の禁衛員フェコルーの『マグネシア』と比べてどっちが防御力が上か、気になった。
☆↑『幕瘴壁』はいわば岩、『マグネシア』は高圧で砂を噴出しているようなものだからな。突破に必要な技量が違うから、何とも言えないんじゃないか?『幕瘴壁』は高パワーで攻めればいけるし、『マグネシア』は削られるのに耐えれる鎧と向こうの圧力に負けないだけの加速があればいいからな。まあ、『九垓天秤ソカルの『碑堅陣』や捜索猟兵レライエの『ニムロデの綺羅』よりかは上かもしれないな。
☆『虹天剣』と撃ち合ったらどうなったんだろうな。
☆『虹天剣』の性質上、おそらく貫通する。もっとも『幕瘴壁』は姿勢制御や機動にも使えるから、『虹天剣』の方が優れているというわけでもなかった。
☆初代『極光の射手カール・ベルワルドの『グリペンの咆』『ドラケンの哮』や[仮装舞踏会]の『三柱臣』巫女ヘカテーの『』や『大地の四神』の一人イーストエッジの『夜の問い』との衝突が見たかったな。
☆『棺の織手ティスノースエアや『儀装の駆り手カムシンザムエル・デマンティウスゾフィー・サバリッシュアレックス相手にも使用してほしかったな。

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最終更新:2024年01月21日 17:36