モンゴル人、オルホノド・ダイチンさんの難民認定を支援する署名にご協力ください。


 現在も中国政府による少数民族に対する過酷な人権侵害が続けられています。中国は自由や人権を求めて声を挙げる者を、ただそれだけで政治犯として拘束し、死に至る拷問をしばしば行っています。

 チベットでは2008年3月に自由や自治・独立を求めてデモを行うチベット人が100人以上殺害されました。
 東京大学に留学していたウイグル人、ラビヤ・トフティー氏は中国に帰国した際、中国の公安に拉致され、家族も立ち会えない秘密裁判により国家分裂扇動罪等を宣告され、12年の懲役に処せられました。
 チベットやウイグルだけでなく、南モンゴル(内モンゴル自治区)でもモンゴル人に対する厳しい人権侵害・差別が行われています。
 モンゴル人の権利を守ろうとしたハダ氏は「分離主義とスパイ容疑」および中国のモンゴル人の権利を擁護する南モンゴル民主連盟を支持したため1996年に内モンゴル北部で逮捕され、15年の禁固刑を処せられました
アムネスティ・インターナショナルは、ハダ氏が良心の囚人であると認め、彼の健康状態と継続的な拷問に対して懸念を表明しています。
http://www.smhric.org/jap_75.htm


 南モンゴル出身のオルホノド・ダイチンさんは東ウジュムチン旗で高等学校の教師をした後、大阪大学大学院に留学し、2008年3月に卒業されました。ダイチンさんは博士号を取得して中国に帰れば大学で教鞭をとることも困難ではない状況にありました。しかし日本に留学し、自由と民主主義を肌で感じる中で、自分の受けた高等教育を自分のためではなく、中国政府に苦しめられているモンゴル人の自由と人権のためにささげる決意をされました。そして大阪大学在学中に、モンゴル人の自由・民主・全権独立を主旨とするモンゴル自由連盟の結成に積極的に関与し、現在は党幹事長を務めています。
そのためダイチンさんが中国に強制送還された場合、国家分裂扇動罪等で投獄されるだけでなく、命に関わる処遇を受けることが強く懸念されます。

 ダイチンさんは現在、妻の張暁紅さん、息子のデリヘー君と共に日本国に政治難民としての認定を求めています。(奥様は漢化政策が進む東モンゴルで生まれたため漢族式の名前ですが純粋のモンゴル人です。)
 しかし日本政府の難民保護への姿勢は非常に冷淡です。過去にはUNHCR(国連難民高等弁務官)によって難民(すなわち迫害を受ける恐れが大きい)と認定されたクルド系トルコ人を強制送還しています。中国国籍のダイチンさんを難民認定することは、日本政府の中国政府への外交的配慮から、さらに困難になると思われます。
 またダイチンさんが大学院を卒業した後、就労ビザが出るまでに半年以上かかり、仕事に就けない状況が続いておりました。
このような状況でご家族の心労は、私たちの想像をはるかに上回るものがあります。

ダイチンさんの安全を守り、ダイチンさんがモンゴル人のために活動するためには日本国の庇護が不可欠です。ダイチンさんに対する日本国の庇護を実現するため、どうか皆様の力をお貸しください。


オンライン署名サイト

(1)PC
http://www.shomei.tv/project-160.html
(2)モバイル
http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=160&sessid=91ab32f302a26fb1faaa95b04d6fbc4c
(注意)デフォルトでは氏名を表示する設定になっています。氏名を非表示にするには「表示を匿名にする」にチェックを入れてください。
(注意)時間帯やサーバーの調子により繋がりにくい時があるようです。そのような場合は、時間をおいてから再度お試しいただくようお願いいたします。


 オンライン署名の成否はこのサイトをご覧になられた皆様がどれだけ
 多くの方に、署名活動を伝えていただけるかにかかっています。どうか
 皆様のブログや日記でこの署名活動のことを書いてください。宜しく
 お願いします。


mixi














全体 -
今日 -
最終更新:2008年11月12日 14:04