Fantapedia~幻想大事典内検索 / 「マニ教」で検索した結果

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  • グノーシス主義
    ...が、イランより東ではマニ教?がその後1000年にわたって力を持ち続け(中国でも知られていた)、さらに中世ヨーロッパのキリスト教世界内部でもボゴミル派やカタリ派のようなグノーシス思想を持った「異端」が一時期勢力を持っていた。 グノーシス主義は創設されて間もないキリスト教会にとって最大の敵であり、「異端」であるとされた。グノーシス主義者(ではない、という学者もいる)マルキオンによる独自の聖書に対抗する形で聖書の正典がまとめられ、またエリート層に多かったグノーシス主義者たちとの論争のなかでキリスト教の正統的な神学が形成されていった。 19世紀に至るまではグノーシス主義といえばキリスト教の学者たちによる「異端反駁」のような文書程度しか資料が存在せず、そのためグノーシス主義は初期キリスト教の異端であるとされることが多かった。 しかしマンダヤ教の存在やマニ教文書の発見、さらに20世紀...
  • イラン神話
    ...宗教改革者マニによるマニ教?は多くの書かれた経典を残したのでその神話がある程度知られている。  ザラスシュトラがいつの時代の人で、どこに住んでいたか、はわかっていない。その言語は、古代ペルシア語などとの比較や『アヴェスター』に見られる地方の名前の研究などから、おそらく東イランにいたのだろう、というのが通説である。年代はアケメネス朝の6世紀ごろだとする見方もあるが、前12世紀にまでさかのぼると見られるヴェーダ語とガーサー語との類似点、その古風な特徴、すでにアケメネス朝でザラスシュトラ改革への反動がある程度固まっていたように考えられることなどから、さらにさかのぼる可能性も指摘されている。たとえばメアリー・ボイスはヴェーダ語が前1500年以上にさかのぼれることから、ザラスシュトラの年代を前1500年から前1200年の間に設定している。  どちらにしても、現存する『アヴェスター』が...
  • ゾロアスター教
    ...ェル・タルデュー 『マニ教』 白水社文庫クセジュ ミルチア・エリアーデ 『世界宗教史』 筑摩書房 メアリー・ボイス 『ゾロアスター教』 筑摩書房 ョルジュ・デュメジル 『神々の構造』 国文社 伊藤義教 『ゾロアスター研究』 岩波書店 伊藤義教訳 「アヴェスター」『ヴェーダ アヴェスター』 筑摩書房 岡田明憲 『ゾロアスターの神秘思想』 講談社 岡田明憲 『ゾロアスター教 神々への賛歌』 平河出版社 岡田明憲 『ゾロアスター教の悪魔払い』 平河出版社 黒柳恒男ほか 『世界の神話伝説総解説』 自由国民社 山北篤監修 『悪魔事典』 新紀元社 山本由美子ほか 『世界の歴史4 オリエント世界の発展』 講談社 山本由美子ほか 『世界神話事典』 角川書店 前田耕作 『宗祖ゾロアスター』 筑摩書房 大貫隆 『グノーシスの神話』 岩波書店 辻直四郎 『インド文明の曙』 岩...
  • ルーマニア
    地域別索引 ヨーロッパ ルーマニア(Romania) 「ローマ人の住む地」という名を冠するヨーロッパの国の一つ。 吸血鬼伝説で有名。 イエレ スタン・ボロバン ストリゴイイ ズメウ ドラキュラ ノスフェラトゥ パドリ プリチェ フロリロール 主な文献  森野たくみ『ヴァンパイア 吸血鬼伝説の系譜』  内田莉莎子/君島久子/山内清子/鈴木裕子『こども世界の民話(下)』  朝里樹/えいとえふ『世界怪異伝説事典』  朝里樹『世界現代怪異事典』  野宮麻未『世界の本当に怖い妖怪・モンスター 下巻』  出雲晶子『【増補新版】星の文化史事典』  寺田とものり/TEAS事務所『ドラゴン ~世界の真龍大全~』  水木しげる『水木しげるの続・世界妖怪事典』  川端康成/野上彰『ラング世界童話全集5 くさいろの童話集』
  • アマニレナス
    アフリカ アマニレナス(Amanirenas) 北アフリカの女傑。 参考文献  ヴィッキー・レオン/本村凌二『図説古代仕事大全』137頁
  • スタン・ボロバン
    ルーマニア スタン・ボロバン(Stan Bolovan) ルーマニアの童話に登場する男性。 龍を騙すことで莫大な黄金を手に入れた。 参考文献  アンドルー・ラング/西村醇子『アンドルー・ラング世界童話集 第7巻 むらさきいろの童話集』110頁  川端康成/野上彰『ラング世界童話全集5 くさいろの童話集』10頁  ルース・マニング=サンダーズ/西本鶏介『竜の本』40頁
  • イエレ
    ルーマニア 妖精 イエレ(Iele) ルーマニアに伝わる妖精。 参考文献  朝里樹『世界現代怪異事典』151頁
  • ノスフェラトゥ
    ルーマニア 吸血鬼 ノスフェラトゥ(Nosferatu) ルーマニアに伝わる吸血鬼。 参考文献  森野たくみ『ヴァンパイア 吸血鬼伝説の系譜』124頁
  • ズメウ
    ルーマニア ズメウ(Zmeu) ルーマニアに伝わる龍人。 参考文献  寺田とものり/TEAS事務所『ドラゴン ~世界の真龍大全~』134, 138, 142頁
  • フロリロール
    ルーマニア フロリロール(Florilor) ルーマニアに伝わるチコリーの花にされた乙女。 乙女フロリロールに恋をした太陽が地上に降りてきて彼女を口説いた。だが、フロリロールは身分の違いを気にして太陽からの申し出を断ったため、怒った太陽の呪いでフロリロールはチコリーの花にされてしまう。太陽に似たチコリーの花は常に太陽を見つめさせられているという。 参考文献  出雲晶子『【増補新版】星の文化史事典』395頁
  • パドリ
    ルーマニア パドリ ルーマニア北西部の伝承に登場する妖精。 夜に見張りをしている羊飼いの前などに現れるとされ、美しい少女の姿をしている。 ある老人が見たときには、刺繍をしたハンガリアン・ブラウスだけを身に纏っていたという。 風のように歌い、泣くことはあるが言葉をしゃべる事はない。 風と深い関係が有るのか、パドリが現れる前には風が吹き始めるという。 また、羊達が騒ぎ始めるのも、彼女の現れる前兆だという。 ブラウスを縫っていたり刺繍をしていたりと性格のおとなしい妖精で、 後を追いかけられると、煙となって消えたり樹に化けたりして相手から逃げると言われる。
  • プリチェ
    ルーマニア プリチェ(Purice) ルーマニア語で蚤のこと。 ある夏の日、荷物を運ぶ驢馬の背中の敷き藁の中に蚤が入り込んで寝ていた。夕暮れ時、驢馬が荷物を運び終えた頃に敷き藁から這い出てきた蚤がその凄まじい量の荷物を見ると自分がそれを担いで運んだような気分になった。強気になった蚤が驢馬の鼻に咬みつくと驢馬は暴れ出して牛乳壺をひっくり返して牛乳をこぼしたので牧夫に鼻面を殴られ、そして蚤は潰されてしまった。 参考文献  内田莉莎子/君島久子/山内清子/鈴木裕子『こども世界の民話(下)』85頁  矢崎源九郎『子どもに聞かせる世界の民話』15頁
  • ストリゴイイ
    ルーマニア  吸血鬼 ストリゴイイ(Strigoyi) ルーマニアにおける最も一般的な吸血鬼で「死せる吸血鬼」と呼ばれる。 赤髪碧眼で2つの心臓を持つ。 女のストリゴイイはストリゴイカ(Strigoika)と呼ばれる。 自殺、魔女、犯罪者、偽証者、吸血鬼に殺された者、七番目の息子、胞衣をまとって生まれた者、猫に跳び越えられた屍体、胎内にいる時吸血鬼に睨まれた者、片思いの末結婚できずに死んだ者など、様々な原因で人間は死後、ストリゴイイになるという。 死者をストリゴイイにしないために、死体の心臓に鎌を突き刺したり、9本の紡錘を地面に突き立てて起き上がれないようにするなど、様々な方策が講じられた。 また、埋葬に用いたロープや屍体が黒魔術を行う者の手にわたると、親族までが吸血鬼にされるともいう。 ストリゴイという名は「ストリガ」(叫ぶことの意)に由来し、...
  • マーニ
    北欧神話 マーニ(Máni) マニとも。月の運行を司る。ムンディルフェーリの息子でソルの兄。金髪で美しかったため「月」と呼ばれたが、そのため神々の怒りを買い、月の運行を司らされることになった。 ハティという狼の姿をした巨人に追いかけられているため、常におびえているように早く進む。 ラグナレクで月は狼たちに飲み込まれる。
  • シベリア
    地域別索引 ロシア シベリア(Siberia,西比利亜) アジア北部のうち、ウラル山脈からベーリング海峡にいたる広大な地域の総称。 ロシア語では「シビーリ」と呼ぶ。 アイイシット アバーシ アマク アルクラ イリン・アイ・トヨン ヴェルヴィムティルィン ウクラン・トヨン ウマイ オスク オッケルイペ オハチスエ カトグィルグィン カマク カヨーオヤシ クイクィンニャク クトフ クールキル グルフ ゲース ケレ シゲ タハス チハルシュ チャチュチャナヴト チャハマク チョウグミャートゥ チョルチョミャーカ トイポクンオヤシ バルシ バルンニクブン ペンタチコロオヤシ ミルトカリク ムィラク 主な文献  村崎恭子『浅井タケ口述 樺太アイヌの昔話』  荻原眞子『いのちの原点「ウマイ」 シベリア狩猟民文化の生命観』  むらやまあつこ/なかざわみほ『お日さまとトナカイ シ...
  • 地域別索引
    Index 地域別索引 日本 日本 北海道 沖縄県 伊豆諸島 薩南諸島 ヨーロッパ アルバニア イギリス イタリア ギリシャ スイス スペイン スロバキア スロベニア セルビア チェコ ドイツ ハンガリー フランス ブルガリア ボスニア・ヘルツェゴビナ ポーランド 北欧 ヨーロッパ ルーマニア ロシア シベリア ロシア 北米 北米 中南米 中南米 西インド諸島 ブラジル 東アジア 韓国 台湾 チベット 中国 モンゴル 西アジア アフガニスタン 中東 南アジア インド スリランカ ネパール ブータン 北アジア シベリア 中央アジア 中央アジア 東南アジア インドネシア カンボジア タイ フィリピン ベトナム マレーシア ミャンマー ラオス オセアニア オーストラリア ニュージーランド ハワイ ポリネシア ミクロネシア メラネシア アフリカ アフリカ エジプト エチオピア コンゴ(ザイー...
  • アヴェスター
    イラン神話 アヴェスター(Avestā)  ゾロアスター教の聖典。  アヴェスターという名前自体は、中期ペルシア語のアパスターク(Apastāk)、アヴィスターグ(Aβistāγ)の崩れた近世ペルシア語に由来する。 現在は1/4しか残っていないが概要は中期ペルシア語の『デーンカルト(Dēnkart/d)』から知ることができる。  アヴェスターが成立した時代や地域は、ザラスシュトラの時代とともにはっきりはしていない(*1)。 その地域についてはおおまかに東部イランだろうと推測されているが、時代については紀元前1000年よりも数百年さかのぼるとも言われるし、前600年くらいだ、という説もある。 それも根本となる「ガーサー」だけの話で、新体アヴェスター語で書かれてザラスシュトラ本人の教えとは微妙にずれてきている一部のヤスナやヤシュトな...
  • ドラキュラ
    ルーマニア モンスター 吸血鬼 ドラキュラ(Dracula) ブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』に登場する吸血鬼の男性。 参考文献  ナショナルジオグラフィック『今の科学でここまでわかった 世界の謎99』46頁  森野たくみ『ヴァンパイア 吸血鬼伝説の系譜』10頁  佐藤有文『吸血鬼百科 復刻版』6, 8, 10, 12, 14, 34, 36, 38, 40, 42, 44, 46, 66, 82, 114, 138, 162, 166, 168頁  テリー・ブレヴァートン/日暮雅通『図説 世界の神話伝説怪物百科』15, 48, 363頁  朝里樹/えいとえふ『世界怪異伝説事典』286頁  バーバラ・コックス/スコット・フォーブス/ナカイサヤカ『世界恐怖図鑑2吸血鬼・モンスター・ドラゴン』11, 12頁  歴史の謎を探る会『世界史の珍問・奇問に答え...
  • 竜蛇のカムイ
    北海道  アイヌ 竜蛇のカムイ 北海道の各地、厳密には村上健司によれば「日髙から西」(*1)で畏敬されたカムイ。湿地や湖に住むとされる。おおむね翼の生えた大蛇の姿とされ、ホヤウカムイ、オヤウカムイ(オヤウ、ホヤウはヘビを意味し、その語源は「異形」という)、ラプシホヤウ・ラプシオヤウ(羽のあるホヤウ・オヤウ)、ラプシヌプルクル(羽を持つ霊力強きもの)、ラプシカムイ(羽のあるカムイ)、チャタィ(日本語「蛇体」からか)、ニタトルンニッネカムイ(湿地にいる悪いカムイ)、ニタトルンペ(湿地にいる者)などの呼び名がある。 また、ヘビであるため寒さに弱く暑さを好むので、夏場にその名前を呼んだり、また冬でも火のそばでその名を呼ぶことは禁忌とされていた。そのためアペサムタソモアイェカムイ(火のそばで云わないカムイ)、サクソモアイェプ(夏云われぬ者。いくつかの書物では「サキソマイップ・サクソ...
  • フォモール
    ケルト神話 フォモールは、ケルト神話に登場する巨人である。Fogh(略奪)とMara(海)の合成語と考えられる。  水木しげる他はアイルランドの先住民ではないか視をしているが、健部伸明編『幻獣大全1 モンスター篇』によれば、彼らは「荒波のロッホラン(Lochlann)」という北の島を故郷とするとされ、また、モンマスのジェフリー『ブリテン列王史』に、アイルランドの巨石遺構は、「巨人たちがアフリカから運んできた」とあり、彼らがアフリカ人である可能性もある。スコットランドでは彼らは「ゲルマン民族」であるとされ、『オシァン』ではノルド人の王がロッホランに住む(スコティッシュ巨人は、「フォール」という)。他アンナ・フランクリン『図説妖精百科』によれば「クロマニョン人が見たネアンデルタール人」の可能性がある。  馬の頭をしていたり、ヤギの頭をしていたり、体の一部が欠けているよう...
  • アフラ・マズダー
    イラン神話 アフラ・マズダー(Ahura Mazdā) 概要  ゾロアスター教、マズダー教(*1)の最高神。  その意味は「知り給う(マズダー)主(アフラ)」。「ガーサー」ではアフラ・マズダーのほかにもマズダー・アフラと呼ばれたり、アフラ、マズダーだけで呼ばれることもある。アフラとマズダーの間に別のいくつかの単語が入って両者が引き離されることもある。 中期ペルシア語(パフラヴィー語)ではオフルマズド(Ōhrmazd)。  なお、前7世紀のバビロニアの神名表にアッサラ・マザシュ(Assara Mazash)という神名が見えるらしい。もしこれがアフラ・マズダーの前身だとすればアスラ?がアフラに変わる前の時期をかなり特定することができる。とはいえ、現実的には証拠としてはかなり弱い。  ゾロアスター教の世界観によれば、アフラ・マズダーは最高の善であり、...
  • アフリカ
    地域別索引 アフリカ アフリカ(Africa) このサイトではアフリカ大陸全般を指す。数多くの民族が存在するため多種多様な神話・伝承が残っている。 北の端っこにエジプトがあり、ナイルの豊かな恵みによってすさまじい文化が栄えていた。 一応現マリ共和国の中に、トンブクトゥという都市があって、12世紀ころまで、岩塩と黄金で儲けておったのだが、そこのニジェール川の水位が下がったので滅んだ。でもその前までは、イスラム教が版図を広げており、かなり殷賑であった。 大陸の真ん中辺にコンゴというところがある。  東の辺にエチオピアがある。 アグバンリ アサンボサム アダンダラ アチェンガークティー アナンシ アバトゥワ アビク アフィオン アマニレナス アミナ アワン・ケルディアク アングイ・ムオルルオル アンフィスバエナ アンマ イェフウェ・ゾグバヌ イェマ...
  • エッダ
    北欧神話 概要 原語 Edda 北欧神話の文献。 古代北欧の口伝を書き記した「古エッダ」と、13世紀アイスランドのスノリ・ストルルソンが書き記した「スノリのエッダ」の二つがある。 狭義には前者を指す。 古エッダ 『歌謡エッダ』『セームンドのエッダ』などとも呼ばれる。 アイスランドやスカンジナビア周辺のヴァイキング時代の伝承伝説を文章に記したものである。 古代北欧の信仰の内容を具体的に伝える資料としてはタキトゥスの「ゲルマニア」やカエサルの「ガリア戦記」と同様に最重要のものである。 起源 起源はアイスランドかノルウェーと言われるが、現在残っている写本はアイスランドで発見された。アイスランドには北欧神話の資料が大量に現存している。 ヴァイキングによって発見され、「氷島」と名づけられたアイスランドは、北欧諸国の中で最も早くキリスト教を受け入れた。 にも...
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