ネレイス(Nereis)

ネーレーイス、ネレイデス、ネイレード、オケアニデス。
海のニンフ。ニンフの中では最も女神に近い存在。
ネレウス(海の神または海の老人の一人)とドリス(オケアノスの娘)の間に生まれた50人(あるいは100人)の娘。
非常に美しい海の精(海の女神)で、エーゲ海に生息する。その姿は人魚と言われる。
ヘシオドスによれば、彼女らは非のうちどころのない、手仕事に巧みな者たちであるという。北欧の海の娘たちと同様、波の擬人化であると思われる。

ギリシア神話では、カシオペアエチオピアの王妃)の娘自慢に激怒し、ポセイドンに言いつけてエチオピアを襲わせた(アンドロメダ参照)。

ギリシア神話で有名なネレイス
なお、50人全員に名前がある。

プリニウスは『博物誌(プリニウス)』の中で、海辺で数百頭群れて悲しげな歌を歌う生物をネレイスとして紹介している。

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最終更新:2005年09月25日 09:19