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バックベアード

アメリカの妖怪。
黒い太陽の体に巨大な一つ目という姿を持つ。
その目に見られると、眩暈がしてビルから落ちるという。一種の光化学スモッグであるとも言われる。

成立

これは水木しげるの創作妖怪である。
西洋に広く伝わっている妖精バグ・ベアから類想して作られたともいわれている。

しかし、写真家、内藤正敏が1989年発行の雑誌『日本学』巻頭の「表紙のことば」の中で以下のように述べている。


水木しげるが、私の「キメラ」を盗作して、妖怪「マチコミ」を書き、「ゲゲゲの鬼太郎」にも登場させ、お菓子のキャラクター・イラストにも使用したため、水木の盗作の方が世に横行することになった。

「キメラ」は作品名を「新宿幻景・キメラ」と呼ぶコラージュ作品で、新宿副都心が建設される以前の淀浄水場の破壊現場を背景に目玉が浮かんでいるものである。「新宿幻景・キメラ」は『アサヒカメラ』1964年4月号にて発表された。
漫画「マチコミ」は1966年に発表されている。

上は内藤正敏の「新宿幻景・キメラ」 下は水木しげるの「バックベアード」(『妖怪大戦争』より)

ところが、このキメラにしろバックベアードにしろ、19世紀末の画家オディロン・ルドンの描いた絵からの影響であるのは一目瞭然であった。

キャラクター


「ゲゲゲの鬼太郎」作品中においては、「妖怪大戦争」での初登場以降、西洋妖怪たちの親玉格として度々登場。ドラキュラ?狼男魔女?などの西洋妖怪の代表たちを従え、鬼太郎を初めとする日本妖怪たちと幾度にわたる戦いを繰り広げた。特殊能力として、上記画像でバックベアード自身が豪語しているような「眼力」を駆使する。この眼力には相手を昏倒させたり催眠状態にかける効果があり、鬼太郎たちもこの能力には苦戦を強いられた。しかし、この巨大な目は同時にバックベアードのウィークポイントとして描かれることも多い。

鬼太郎たちと全面戦争をするだけではなく、世界各国を代表する妖怪らが自動車レースをする「妖怪ラリー」でアメリカ代表として参加して自動車に乗ったり、手足をつけてまわしをしめ、相撲大会に参加したことがある。


最近では、画像掲示板群「ふたば☆ちゃんねる」の二次元裏画像板において、上記のバックベアード画像のセリフが「このロリコンどもめ!」と罵倒するセリフに差し替えられたコラージュ画像が投稿されたことがあった。そのコラージュ画像が板やスレの住人に受けたことがきっかけで、そこから「ロリコンに対して非常に手厳しい」という設定のもとにネタキャラとしても人気が定着している。

参考

水木しげる・佐藤有文・中岡俊哉…捏造妖怪暴露
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/min/1013407590/
pya! バックベアード様(たち):『アサヒカメラ』1964年4月号の「キメラ」を紹介
http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=45778