アジ・ダハーカ(Azi Dahāka)


ゾロアスター教の悪神アンラ・マンユが生み出した邪悪なドラゴン
3つの頭・3つの口・6つの眼を持ち、バビロンのクリンタ城を住処としている。
千の魔法を駆使しあらゆる悪をなし、炎の神アータル?とも激しく戦ったという。

その後、スラエータオナ(Θraētaona。フェリドゥーンとも言う)という英雄がこの邪竜を退治しようとしたが、彼が剣を刺すとその傷口から蛙や蠍や蜥蜴といった有害な生物が無数に這い出て来る為ついに殺害できず、捕縛してダマーヴァンド山に幽閉するしかなかったという。

参考文献

 桂令夫『イスラム幻想世界 怪物・英雄・魔術の物語』99頁

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年10月14日 04:26