新生人工言語論

文化と言語の組み合わせ

最終更新:

lideldmiir

- view
管理者のみ編集可

文化


人工言語は文化を持ちます。
作者が文化を作らなかった場合は、作者かユーザーの文化が自動的に設定されます。
従って、文化の有無の問題ではなく、文化設定の有無の問題になります。

文化は、その文化がオリジナルか否かで、アプリオリとアポステリオリに分かれます。
文化設定がない場合、その言語が持つ文化は自動的にアポステリオリになります。
例えばエスペラントはヨーロッパ文化をアポステリオリとして持ちます。

言語


言語は、その文化がオリジナルか否かで、アプリオリとアポステリオリに分かれます。

組み合わせ


表内に具体例を入れました。
アルカとエスペラントは対極に位置しており、違いが明確になります。

文化設定あり(アプリオリ文化) 文化設定あり(アポステリオリ文化) 文化設定なし(アポステリオリ文化)
アプリオリ言語 アルカ BABM(ボアーボム)
アポステリオリ言語 アルベド語(日本語参照) エルフ語(古ケルト語・ヨーロッパ文化参照) エスペラント

アルベド語はFF10(ファイナルファンタジー)の言語です。
FFは西洋を意識していますが、CG技術が進むごとに徐々にオリジナルの世界観を持つようになりました。
FF11のヴァナディールはもちろん西洋文化を参考にしてはいるものの、流用ではなくオリジナルの世界なのでアプリオリです。

上の表の長短


長所:文化と言語の観点で人工言語のバリエーションが読める。
短所:人工言語の作成意図が見えない。普及型や演出型が同じセルに入りうる。

言語内変動


アルカは表の左上にありますが、言語内で変動しました。
古アルカはエルフ語と同じ位置にありました。
制アルカになるにつれ、徐々にアプリオリ言語・アポステリオリ文化に近づきました。
新生アルカで現在の位置にいます。
記事メニュー
目安箱バナー