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●靖国問題06Ⅰ

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靖国06Ⅰ

0425 米大統領、訪日時に靖国参拝を検討…野田氏が明かす [読売]

 日中協会会長の野田毅・元自治相は25日、都内で日中関係などについて講演し、ブッシュ米大統領が2002年2月の訪日の際「靖国神社参拝(を検討していたと)の話があった」と明らかにした。

 当時、野田氏は保守党の党首として与党首脳の立場にあり、複数の米政府関係者らから直接この計画を聞いたという。

 大統領は、実際には明治神宮を参拝したが、野田氏は、「A級戦犯が合祀(ごうし)されている靖国神社を参拝すれば、(米国の)大統領が東京裁判を否定することになる。だから代わりに明治神宮に参拝することになった」と語った。

(2006年4月25日19時15分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060425i212.htm

0422 靖国参拝批判「繰り返さない」 中国副主席が経産相に [朝日]

2006年04月22日20時31分
 中国の曽慶紅(ツォン・チンホン)・国家副主席は22日、博鰲(ボアオ)アジアフォーラムに出席するために海南島を訪問した二階経済産業相と会談し、小泉首相の靖国神社参拝問題について「日中の円満な発展のためにどうすれば良いかは、日中友好7団体に対して胡錦涛(フー・チンタオ)国家主席が述べている。ここでは繰り返さない」と話した。二階経産相が会談後、記者団に明らかにした。胡主席は3月末に訪中した同団体に「日本の指導者の靖国神社参拝が問題のネックだ」と伝えていた。

 会談で、二階経産相は小泉首相からの「よろしく」とのメッセージを伝えた。経産相によると、曽副主席は「お互いに意見の相違はあっても、協力しながらやっていこう」と述べ、中国が目指す省エネルギーや環境保護、科学技術について「日本と協力関係を築きたい」と話した、という。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0422/005.html

0421 靖国参拝:「国会議員の会」96人、春季例大祭に [毎日]

超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・瓦力元防衛庁長官)が21日朝、春季例大祭が始まった靖国神社を参拝した。議員本人は96人で、代理を含めると参加者は計190人。昨秋の例大祭とほぼ同規模だった。閣僚、副大臣本人の参拝はなかったが、竹下亘環境、西川京子厚労ら政務官6人が参加した。

 参拝した自民党議員は日本遺族会会長の古賀誠元幹事長ら87人。小沢一郎代表が靖国神社へのA級戦犯合祀(ごうし)を批判する中、民主党も羽田雄一郎参院議員ら2人が参拝した。このほか国民新党1人、無所属6人などだった。

 古賀氏は参拝後の記者会見で中国、韓国との関係が冷え込む中での参拝について「日本が再び戦争の惨事を繰り返すことがないように改めて心に誓う大事な参拝だ。私は常にお参りする時は心の中で(A級戦犯を)分祀している」と述べた。【田中成之】

毎日新聞 2006年4月21日 11時25分 (最終更新時間 4月21日 11時59分)
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20060421k0000e010046000c.html

0410 安倍長官、小沢氏の分祀論を批判 [朝日]

2006年04月10日12時07分
 小泉首相は10日昼、民主党の小沢一郎代表がテレビ番組で靖国神社に戦争指導者を祀(まつ)るべきではないと発言したことについて、「中国が靖国参拝をいけないと言っているからいけないのか、戦没者に哀悼の念を表することがいけないのか、よく分かりませんね」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 また、安倍官房長官は同日午前の記者会見で、「小沢さんらしい強引な考え方なのかなという気もする」と批判。安倍長官は「靖国神社は宗教法人であり、政府が合祀(ごうし)の取り消しを申し入れるにしても、憲法に規定する信教の自由の侵害になる。政教分離の原則にも反する。靖国神社が自主的に決定することであり、政府が介入すべき事柄ではない」と強調した。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0410/003.html

0410 小沢氏、「靖国に戦争指導者をまつるべきでない」と発言 [朝日]

2006年04月10日12時05分
 民主党の小沢一郎代表は9日、NHKの番組に出演し、首相の靖国神社参拝自体については「賛成だ」とする一方で、「小泉さんの(やり方)はだめだ。戦争を指導した人たちは靖国に本来祀(まつ)られるべきではない。戦争で亡くなった御霊を祀る本来の靖国神社に帰すべきだ」と述べた。しかし、具体的にどうすべきかについては、番組後記者団に「政権を取ったらすぐやる、そのとき教える」と明言しなかった。

 小沢氏は、靖国神社参拝について「天皇陛下にも行っていただきたい」とした。そのうえで戦争指導者が祀られていることについては「(極東軍事裁判での)A級戦犯という言葉は認めない。勝った国が勝手に裁判したからだ。しかし、日本国民に対して戦争を指導した大きな責任がある」とした。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0410/002.html

0406 自民「靖国参拝支持の会」が活動再開 新会長に今津氏 [朝日]

2006年04月06日20時37分
 自民党の「平和を願い真の国益を考え靖国参拝を支持する若手国会議員の会」が6日、約半年ぶりに活動を再開した。約80人が出席した会合では今津寛衆院議員を新たな会長に選び、作家の上坂冬子氏から話を聴いた。今後は月2回のペースで勉強会を重ね、靖国神社の視察や中国、韓国の大使館員との意見交換なども検討する。

 会は昨年6月に発足したが、9月の総選挙で当時会長だった松下忠洋衆院議員が落選し、休眠状態となっていた。安倍官房長官が昨年秋の入閣前に顧問をしていたため、党内には「秋の総裁選に向けて安倍氏の支援グループになる」との見方もある。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0406/009.html

0315 首相の靖国参拝損賠訴訟、原告側の請求棄却 松山地裁 [朝日]

2006年03月15日15時38分
 小泉首相の04年元日の靖国神社参拝は政教分離を定めた憲法に違反し、精神的苦痛を受けたとして、四国の宗教者や戦没者遺族ら86人が国と小泉首相、靖国神社を相手に、1人当たり1万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が15日、松山地裁であった。沢野芳夫裁判長は「法的利益の侵害があったとはいえない」として、賠償請求を棄却した。憲法判断には踏み込まず、公的か私的かという参拝の性格にも触れなかった。
URL:http://www.asahi.com/national/update/0315/TKY200603150314.html

0309 A級戦犯を分祀すべきだ…麻生外相 [読売]

 麻生外相は8日、日本記者クラブで記者会見し、小泉首相の靖国神社参拝問題に関連して、「A級戦犯について言えば、靖国神社は戦死者をまつるところで、戊辰の役以来、戦死者しかまつっていない。(しかし)戦死者ではない方がまつられている」と述べ、A級戦犯を分祀(ぶんし)すべきだとの考えを示した。

 イラク南部サマワで活動中の自衛隊の撤退時期については、「政権がきちんとできあがっていない状況では、我々に限らず、英、米、豪も(撤退は)なかなか難しくなった」と述べた。

(2006年3月9日0時42分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060308ia26.htm

シンガポール上級相、靖国参拝の中止求める [朝日]

2006年02月07日23時14分

 シンガポールのゴー・チョクトン上級相(前首相)は6日、アジア太平洋円卓会議で基調講演し、靖国神社について「日本の指導者たちは参拝を断念し、戦犯以外の戦死者を悼む別の方法を考えるべきだ」と述べ、小泉首相や閣僚が参拝を中止するよう強く求めた。

 ゴー上級相は、「この件に関して、日本は外交的に孤立している。(中韓以外の)アジア諸国だけでなく、米国でさえ日本の側に立つことはできない」と指摘。「経済改革のため国内の安定を優先する中国は、日本との間に問題を抱えることを望まないはずだ」と述べて、靖国参拝の断念が歴史問題の解決につながるとの見方を示した。

 一方、中国に対しては「歴史問題を強調することで戦争を知らない両国の若者世代に否定的な意識を植え付けるのは、中国の利益にならない」と述べ、自制を求めた。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0207/011.html

「靖国参拝しなければ会談―異常だ」首相、批判に猛反論 [朝日]

2006年02月07日23時14分
 小泉首相は7日の衆院予算委員会で、自らの靖国神社参拝について、「私が靖国参拝しなければ首脳会談に応じるという方がむしろ異常だ。外国の首脳が行くなとか、この大臣ならいいがあの大臣はだめだとか、そんなことを言っている首脳は(中国や韓国の)ほかにどこにもいない」と述べ、中国などからの批判に改めて強い不快感を示した。民主党の岡田克也氏が「日本のアジア外交がうまくいっていないとの認識があるのか」との質問に答えた。

 首相の答弁に岡田氏は、「私は靖国の話はしていない」と重ねて日本の対アジア外交に対する認識をただしたが、首相は「去年、岡田さんが民主党代表として私と議論した時の(記録)を読み返して、靖国参拝するなと言ったから言った」と気色ばんで反論した。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0207/010.html

「靖国参拝することが戦没者追悼」安倍官房長官 [朝日]

2006年02月02日22時24分
 安倍官房長官は2日の参院予算委員会で、靖国神社の位置づけについて「国のために殉じた方々のために手を合わせるのは当然のことだ。靖国神社にお参りすることが、(戦没者の)冥福をお祈りすることになる」と述べた。その根拠として「1年間に数百万人が靖国神社に参拝する。ほとんどの遺族が参拝する。このことから見ても至極当然のことではないか」と説明した。小川敏夫議員(民主)の質問に答えた。

 また、安倍長官は、「戦前の日本を軍国主義と思うか」との質問に対し、「総理大臣や陸軍大臣が現役の軍人であることをもって軍国主義とするなら、軍国主義になるのかと思う」と述べた。

 また、麻生外相は靖国参拝に関し「天皇陛下の参拝が一番」と語った自身の発言について、「天皇陛下もしくは政府の代表者が、隣国に気兼ねすることなく先祖の方々に参れるような状況を作り出すことが最も肝心ではないか、という問題提起だ。私人とか公人にこだわらなければいけないことが、そもそも問題だ」と述べた。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0202/010.html

陛下の靖国参拝、現状では求めず…麻生外相が釈明 [読売]

 麻生外相は31日の閣議後の記者会見で、自らが「天皇陛下が(靖国神社に)参拝なさるのが一番だ」などと発言したことについて、「英霊の立場に立ったら、こういうことではないかと申し上げた。今の状況で天皇陛下に参拝していただきたいと申し上げたのではない。亡くなった方々を自然に追悼するにはどうしたらいいか、問題提起をしたつもりだ」と釈明した。

 そのうえで、「国民の象徴の陛下に行っていただくのが形としては望ましい」と述べ、改めて天皇陛下の参拝が望ましいとの考えを示した。

 A級戦犯分祀(ぶんし)や靖国神社の特殊法人化については、「実に多くの意見がある。私1人が言っても通じる話ではない」と語った。

 追悼施設建設に関しては、「代替施設を作れば、靖国問題がなくなるか、みんな代替施設に行くかというと、難しいと個人的には思う」とした。

(2006年1月31日13時5分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060131ia01.htm

「今、参拝していただきたいとは言っていない」麻生外相 [朝日]

2006年01月31日11時34分
 麻生外相は31日の記者会見で、靖国神社をめぐって「天皇陛下の参拝が一番」と28日に発言したことについて「英霊の方々の立場に立てばこういうことではないかと申し上げた。今の状況で天皇陛下に参拝していただきたいと申し上げたことはない」と釈明し、「解決しなければいけない問題があるのはご存じの通りで、どうやっていくかは考えていかないといけない」と述べた。

 麻生氏は「隣国からの変なわだかまりの話もなく、政府代表はもちろんのこと、陛下も亡くなった方を自然に追悼し、国のために尊い命を投げ出した方々に感謝、敬意を表することが自然に出来るようにするにはどうすればいいのかという問題提起を(28日に)したつもりだ」と語った。

 A級戦犯の分祀(ぶんし)や靖国神社の特殊法人化については「それも一つの方法だ」とする一方で、「識者の意見も集める必要がある。解決法が簡単にあるなら、とっくに出ている」とも語った。

 天皇が参拝しなくなったのは「公人、私人の話からだ」と28日に発言した点を問われると、「75年8月に三木首相が行かれ、11月に(天皇が)行かれたのが最後だ。その頃からワーッと(公私の区別の)話が出て、行かれなくなって30年の月日がたった。急に行かれなくなった理由はその話が直接のきっかけだと私自身は思う。違うという説があるのかもしれないが」と述べた。

 靖国神社に代わる国立の追悼施設建設については「みんな靖国に行くのをやめて代替施設に行くかというと、なかなか難しいのではないかと個人的には思う。そういう意見が一部にあることは知っている」と否定的な見解を示した。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0131/007.html

新華社通信、麻生外相発言は「極右を代表」と批判 [朝日]

2006年01月30日20時33分
 中国国営新華社通信は29日、麻生外相が講演で、靖国神社に天皇が参拝できる方策を検討すべきだとの考えを示したことについて、「外相の発言は日本の極右勢力の立場を代表した」と厳しく批判した。報道は「日本の外相が何と天皇参拝を鼓吹」との見出しで発言の概要を伝え、靖国問題は「日本の指導者が戦争の歴史に正しく向き合っていないことを反映した厳粛な政治問題」だと指摘した。

 中国の公的機関は春節(旧正月)の休暇中のため、政府の公式見解は出ていない。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0130/010.html

韓国・外交通商省も「天皇参拝発言の撤回を」 [朝日]

2006年01月30日20時30分
 韓国外交通商省の報道官は30日、麻生外相が靖国神社参拝問題に関して28日、「天皇陛下の参拝が一番だ」と発言したことについて「日本の外交責任者が隣国との関係を度外視した間違った発言だ」と論評し、発言を撤回するよう強く求めた。

 「外相発言は、侵略戦争の歴史を正当化し、美化しようとするもので、非常に遺憾」としたうえで「正しい歴史認識のもとで国際的な平和と協力のために努力するよう促す」と述べている。

 昨年、対日関係が悪化して以来、韓国政府は「日本側の発言にいちいち反応しない」と自重してきたが、先の大戦時の最高責任者だった天皇を日本の閣僚が靖国神社と結びつけたことに対し、「越えてはならない一線を越えた」(政府当局者)として、論評に踏み切ったという。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0130/011.html

「天皇陛下が靖国参拝なさるのが一番」…麻生外相 [読売]

 麻生外相は28日、名古屋市で開かれた公明党議員の会合で、靖国神社参拝について「英霊は天皇陛下のために万歳と言ったのであり、首相万歳と言った人はゼロだ。天皇陛下が参拝なさるのが一番だ」と述べ、天皇陛下の靖国神社参拝を実現することが望ましいとの考えを示した。

 そのうえで、「参拝できなくなったのは、(三木首相が1975年に私人を強調して参拝したことに伴う)公人、私人の話だ。解決の答えはいくつか出てくる」と語った。

 首相の参拝に関しては、「外国から言われて決めるのは絶対通ることではない」とし、「靖国問題が終わったら、日中間の問題がすべて解決するわけではない。隣の国なのだから、ある程度緊張感を持ってやっていく以外に方法はない」と述べた。

(2006年1月28日23時46分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060128i213.htm

安倍官房長官:天皇の靖国参拝「宮内庁で対処」 [毎日]

 安倍晋三官房長官は30日午前の記者会見で、麻生太郎外相が講演で天皇の靖国神社参拝の方策を探るべきだとの考えを示したことについて「天皇陛下の参拝は私人としての行為に位置づけられる」としてうえで「特別な立場なので、その時々の社会情勢など諸般の事情を考慮しながら、宮内庁で基本的には対処していく」と述べた。麻生氏の発言については「麻生氏なりの考えをおっしゃったのだろう」と語った。

 天皇の靖国参拝をめぐっては、04年に東京都の石原慎太郎知事が「私人としての参拝」を要望。その際、宮内庁は「一般的に神社に私人として参拝することはあり得る」としたうえで、「陛下の動静が政治的意味を持つことになれば慎重に考えねばならない」との見解を示している。
毎日新聞 2006年1月30日 12時50分
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060130k0000e010059000c.html

麻生外相:首相靖国参拝 喫煙心理に例え中韓の対応批判 [毎日]

 麻生太郎外相は28日、名古屋市内で講演し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題に関連して「英霊の方は天皇陛下のために万歳と言った。首相万歳と言った人はゼロだ。だったら天皇陛下が参拝なさるのが一番だ」と述べ、天皇による参拝実現に向け方策を探るべきだとの考えを示した。天皇参拝は75年以後、途絶えている。また「日本の首相が、国内でここには行ってはいけないと外国から言われるのは通らない。中国が言えば言うだけ行かざるを得ない。たばこを吸うなと言うと吸いたくなるのと同じだ」と述べ、中国、韓国の対応を改めて批判した。

 さらに、北朝鮮による拉致問題に関連して「日本と北朝鮮の貿易額はものすごく減っている。すでに経済制裁という形が実質、きちんと行われている」と述べ、経済制裁発動に慎重姿勢を示した。【中田卓二】

毎日新聞 2006年1月28日 19時05分 (最終更新時間 1月28日 22時40分)
URL:http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060129k0000m010027000c.html

「天皇陛下が靖国参拝なさるのが一番」…麻生外相 [読売]

 麻生外相は28日、名古屋市で開かれた公明党議員の会合で、靖国神社参拝について「英霊は天皇陛下のために万歳と言ったのであり、首相万歳と言った人はゼロだ。天皇陛下が参拝なさるのが一番だ」と述べ、天皇陛下の靖国神社参拝を実現することが望ましいとの考えを示した。

 そのうえで、「参拝できなくなったのは、(三木首相が1975年に私人を強調して参拝したことに伴う)公人、私人の話だ。解決の答えはいくつか出てくる」と語った。

 首相の参拝に関しては、「外国から言われて決めるのは絶対通ることではない」とし、「靖国問題が終わったら、日中間の問題がすべて解決するわけではない。隣の国なのだから、ある程度緊張感を持ってやっていく以外に方法はない」と述べた。

(2006年1月28日23時46分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060128i213.htm

「参拝批判、中韓だけ」小泉首相 参院本会議で [朝日]

2006年01月25日13時31分
 小泉首相は25日午前の参院本会議で、自らの靖国神社参拝について「アジア諸国において、中国、韓国以外に批判する国はない」と述べた。そのうえで首相は「アジアが将来の共同体形成に向けて歴史的変化を遂げつつあるなか、自由と民主主義を尊重する開かれたアジアの実現など、将来の地域秩序の構想といった面においても積極的に貢献する」と語り、アジア各国との協力関係を強化していく姿勢を強調した。

 民主党のツルネン・マルテイ氏の代表質問に答えた。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0125/006.html

国立戦没者追悼施設:封印された「北の丸公園」案 [毎日]

 小泉純一郎首相の靖国神社参拝をきっかけに浮上した無宗教の国立戦没者追悼施設建設構想で、福田康夫元官房長官の私的懇談会が施設建設の必要性を提言した02年12月当時、政府内で施設の具体的な設置場所として、東京都千代田区の北の丸公園内を「最も現実的である」とする原案をひそかに検討していたことが12日、分かった。複数の政府関係者が明らかにした。小泉政権下では施設建設の前提となる調査費計上の見送りが決まり「幻の案」として封印されたが、具体的プランが検討されていたことは、今後の議論に影響しそうだ。

 02年12月の懇談会の提言は施設について「大型の建造物ではなく、公園風のスペースで大規模な式典ができる広場があり、できれば都心かその近くが望ましい」とした。

 政府内では「懇談会の設置自体、作るのが前提だった」(政府高官)ため、提言が出る前から極秘に候補地の検討や視察を始めていたという。

 東京の多摩などいくつかの候補地が挙がったが、その中で「北の丸公園案」は、(1)懇談会の提言内容に沿っている(2)毎年8月に戦没者追悼式が開かれる日本武道館や靖国神社、国立の千鳥ケ淵戦没者墓苑などが近くにあり、追悼の場としてふさわしい(3)首相ら要人が訪れやすい交通の便--などの理由から、最後の一つとして残った。実際に複数の担当者が、現地視察も行ったという。

 北の丸公園は環境省が管理しており、1966年の閣議了解などにもとづき、武道館や国立公文書館など以外に新たな施設建設は制限されている。このため政府内では、追悼施設を建設する場合、新たな閣議決定などによって制限を解除することを想定していた。

 首相は03年3月に官邸に懇談会のメンバーを招いた際「追悼施設はつくる」と2回明言するなど一時、建設に前向きな姿勢を見せていた。

 しかしその後、自民党内の施設反対論も強く、構想自体が迷走した。経緯に詳しい政府関係者は「中韓の反発が余りにも強くなってしまったため、首相は追悼施設をつくると外国の要求に屈したと取られるのを嫌がった」と明かす。「北の丸公園案」は当時、福田氏には説明されたが、首相に上げられるまでには至らなかったという。



台湾・国民党主席、小泉首相の靖国参拝に「不賛成」 [朝日]

2006年01月10日21時02分
 台湾最大野党・国民党主席で、08年総統選での同党の政権奪還の切り札とみられる馬英九(マー・インチウ)台北市長は10日、日本人記者団と会見し、小泉首相の靖国神社参拝について「多くの台湾人と同様に賛成しない」と批判した。日本植民地時代の抵抗運動をたたえる同氏の対日姿勢が注目されているが、「統治時代の弾圧は許せないが決して反日ではない」という姿勢も示した。

 馬氏は靖国参拝について「日本に統治されたことのある台湾人を傷つける」とし、「公的参拝の形は変えても首相が行くのなら同じことだ」と指摘した。

 中国大陸出身者2世の馬氏は抗日運動を積極的に顕彰している。「公権力の人民への不当弾圧は非難されるべきだ」との立場からだと説明し、同じ理由で89年の天安門事件の武力鎮圧も批判。「事件再評価がなければ(中台)統一は話し合えない」と明言した。

 台湾当局は中国からのパンダ受け入れに難色を示しているが、馬氏は柔軟姿勢を示し、「現状維持」を基にした交流、対話継続を対中政策の柱にする考えを示した。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0110/010.html
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