【尾田の首を傾げたくなる言動・1】
武井に対して(シャーマンキング終了後)
>うわー終わったーシャーマンキング。これから遊びまくるのか武井さんは!!
>お疲れさんでした───っ!!<栄一郎>
一方、久保
>科白の流れ方が好きでした。お疲れ様です武井さん。
>早いとこ戻って来てまた好き勝手描いて下さい。<帯人>
【尾田の言い訳の多さ】
「先読みできる稚拙な内容」
そう、王道です。少年マンガは冒険なんだ、旅だ、仲間なんだ、と。
友情とか愛とか、書く方は恥ずかしいと思うけど、子供たちはストレートに受け取ってくれる。
だから王道から逃げちゃいけない。僕らは子供の時からそういうものを読んできたし、結局それが一番面白いのに、
なんで最近ないんだろう、と思っていた。僕は、奇をてらうより「ど真ん中」をかいてワクワクさせたい。
絵も、昔ながらのマンガらしさを生かしたい。例えば、うまそうな食べ物を前にした時ぺろっと舌を出すような。
そんな表現、安易に使えば古いと言われるけど、すごく分かりやすくて正しいんですよ。
「人の生死が軽い、傷つけられても人が死なないご都合主義」
苦しい闘いが「終わったぁー」という時、だれか死んでいるのがイヤなので、基本的には人は殺さない。
絶対の決め事じゃないけど、後味のよさを大切にしたいから。
連載が長くなると、どうしても闘いがだんだん激しくなっていき、流れる血の量も増えてしまう。
読者の要求にストレートにこたえるなら、その方向にどんどん進むしかない。
でも、エスカレートさせるのとは違ういろいろな面白さも見せなければ、と思う。
ルフィは、ゴムのように手足が伸びる能力を使って闘いますよね。
激しい闘いでも面白く描くために考えた設定です。真剣に闘っていても何だかふざけているように見える。
「掲載順が後ろのほう」
【尾田の首を傾げたくなる言動・2】
だって不自然じゃないですか、人が生き返るのは(笑)。
僕は、コテコテのファンタジーは好きじゃないんですよ。
だから話の中で細かくいろんな事に理屈を付けたいんですけど、死んだ人が生き返るくらいだったら、最初から死ななきゃいい。
死ぬような目にあっても、うちのキャラクター達は死なないんです。
マンガの世界だと、昔から、壁にぶつかって人型の穴が開いてたって死なないじゃないですか。
そんなおそろしい目にあったら、普通死にます(笑)。
でも、そういうことが起こってもしなないのが、マンガのキャラクターの良さというか強みなんで。
それと、死んで生き返るというのは、作者の意図が感じられて子供の頃から嫌だったんです。
『人気があるから復活させたのかな?』と、子供ながらに疑ったり・・・。
昔おかしいなと思っていたことはやらないし、こうしてほしかったということはやる。
10年連載を続けていても、判断基準は同じ。
15歳くらいの、読者時代の自分が納得するかどうかに尽きますね!
ttp://kissho.xii.jp/1/src/1jyou100063.jpg.html
甲斐谷 忍(ライアーゲームやワンナウツの人)×尾田栄一朗 対談
抜粋
甲斐谷「漫画家の良いところってランクがない点だと思う。
もちろん人気のあるなしはあるけど、プロになったら皆それぞれの作品を作って、実力に応じて頑張ってると思う」
尾田「そこは僕、逆なんです。僕はランク付けの肩書きが欲しいんですよ。
こんなに頑張っているのに、なんで他の人と同じ『漫画家』って肩書きなんだろうって。」
tp://damedao.web.fc2.com/html/1261300411.html
ワンピース56巻読者コーナー
D:ふと思ったんですが、尾田っちはいつも読者のいろんなお願いごとを聞いてくれてますが、
「新キャラデザイン公募」とか「君の考えた悪魔の実は誌面に登場!」
とかはやらないんですか? (後略)
O:───はい、募集ねェ。
しませんねェ。いらないんですよ。
ちょっと冷たいかも知れませんけど
人のアイデアが欲しくないんですよねー。
ジャンプの担当さんなど、時々代わったりしますが、新しい担当さんに最初に必ず言う事は
「僕にアイデアを出すな」
ですからね。
人も話も全部自分で考えた!
という自身が欲しいんですねー。
人に頼ったらまた次も人に頼っちゃうと思いますし、
失敗したら人のせいにすると思います。
うまくいったら自分の実力、失敗したら自分のせい。
こういうのが好きです。
(後略)
新年合併号での尾田の巻末コメント
映画でこんなに客入るの初めてだから0巻足りなくてスタッフ一同びっくらこいた!!!<栄一郎>
作家の殆どが新年の挨拶をしている中、一人だけ姑息なおまけ商法により成功した映画の自慢話。
次の号で慌てて新年の挨拶を入れ取り繕う始末。
最終更新:2010年08月19日 21:04